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00:00Today's work is to make a budget check for the students.
00:08Anna Dahl.
00:10She's not a good job, but she's not a bad job.
00:15She's not a good person.
00:18Grace Ovelne.
00:20She's a great skill and a great magic skill.
00:24She's also a good person.
00:28I don't know what she's going to change until she's here, but it's a good effect.
00:32And she's a daughter of my婚約.
00:35However, this is the case for the country to be the need of a婚姻.
00:40Even when I was young, I didn't have a love for her.
00:47But that's fine.
00:49I was born to be the king of this country.
00:52My wife, I don't have to wait for her to be the need of a woman to be the need of a woman.
00:58Grace, would you like me?
01:03Um?
01:04Here and here are the same numbers, but it's not different.
01:10Well, I don't know.
01:13Yes, I was able to bring it to her.
01:18Grace, it's...
01:22It's a計算機. I asked my wife to make it.
01:29The number of numbers are 86,400.
01:34But the number of numbers are not in the number of 86,400.
01:39That's when I was 9.
01:43If I was 9,600.
01:47The number of numbers are 9,600.
01:51Ah!
01:53Ah!
01:54Ah!
01:559,600万人の項目!
01:57確かにここです!
01:59え?
02:00でも、どうしてわかったんですか?
02:02例えば、2,000万人のものを買うのに、一桁間違えて2万万人を払ったら、差額は1万8,000万人。
02:109で割れば2,000万人。
02:12一桁間違えて計算したときに生じる差額は、元の数の9倍になる。
02:18だからまず、9で割る、ということよ。
02:21あ、なるほど!さすがグレイス様!
02:25そんなことにまでお詳しいなんて!
02:29まあ、それほどでも。
02:31パソコンのなかった時代には、こういう仕事もよくやったから。
02:37私も驚きだよ、グレイス。
02:40君は昔から数字は苦手だと公言していたはずなのに、いつの間にそんなことを身につけたんだい?
02:46うん、そうだった。
02:48王者はグレイスと長い付き合い、どうにかごまかさないと。
02:52た、たまたまですわ。
02:54あ、そう、偶然その…
02:56図書室に入ったら、たまたまバサッと目の前に落ちてきた本に書いてあったことを、ちょっと覚えていただけですのよ。
03:03急で割れ。
03:04急で割れ。
03:05急で割れと?たまたまそんな記述が?
03:08ええ、たまたま。
03:11下手か!
03:14それよりも、ここはアンナさんを褒めるべきですわ。
03:17私のしたことは、ただのあげ足取りのようなもの。
03:21社会にとって有用なのは、地道な計算を真面目にこなす彼女のような方の方ですわ。
03:27え、いいえ、私なんてそんな。
03:29グレイス、私の目は節穴ではないよ。
03:33君が負けず嫌いの性格であることはよく知っている。
03:37だからきっと、苦手を克服するため、人知れず努力を重ねたに違いない。
03:42なのにそれを隠し、そればかりか、仲間に手柄を譲るような剣道まで。
03:54え、私の婚約者は?
03:56もしかして、国家にとって有用すぎでは?
04:00王子はかつてない胸の高鳴りを覚えたという。
04:06生徒会メンバー。
04:11彼らはいつでも話題の中心だ。
04:14中でも最もホットなトピックの一つ。
04:17それは、生徒会で一番強いのは誰か。
04:21最強候補の一人がオーギュスと。
04:24魔法で体を強化した格闘術を得意とするガーディアム。
04:28もう一方の候補がリシャール。
04:33家に伝わる秘伝の剣術を継承するソードマスター。
04:38はじめ!
04:47すごい!
04:48でも当たったら大気がするじゃないですか?
04:51この闘技場には、攻撃力を低減する魔法が敷かれているんだ。
04:55訓練用の武器で怪我をすることはないよ。
04:58いや、しかしこれは大した迫力だ。
05:01乙女ゲーム的な世界と侮っていたけど、
05:04戦闘も意外と本格的だな。
05:08いやあ、うったうった。
05:10今日のところは引き分けだな、リシャール。
05:14そういうことにしておくか、オーギュスト。
05:19オーギュスト、背中に虫がついているぞ。
05:22え、マジで?
05:25やめてくれよ、苦手なんだよ、虫は。
05:28あ、おい、取ってくれよ、リシャール。
05:30いや、私も虫はちょっと、無視したい。
05:33そういうのいらねえから。
05:35じっとしてくださいまし。
05:37わ、グレイス。
05:39こ、これは、ミヤマクワガタ。
05:43すべての虫好き少年が憧れるスター昆虫。
05:45この大顎と事情突起の雑魚エビ。
05:48かっこいい!
05:51助かったぜ。
05:53でもそんな気持ち悪いもよくモテるよな。
05:56どっとと潰してくれよ。
05:58え?
05:59そんな可哀想&もったいないこと、できるわけないんだろ。
06:03この世界の男子は昆虫に興味がないのかそういえば子どもが虫捕りして遊ぶ文化は日本以外にはほとんどないと聞いたことがある豪にいれば豪に従えというがしかし私はお断りいたします魔法陣。
06:23も、森へおかえり。
06:30小さな虫でも一つの命。
06:36理由もなくその命を奪うことは貴族たるもののすることと私は思いませんわ。
06:43さすがクレイス様!私感動しました!
06:52大げさですわよ、アンナ。
06:55な、なんだ、この気持ちは!
07:01またしてもいらぬフラグが立ってしまった。
07:05我が魔法学園の宝物庫には学園の偉大な先輩方から受け継いだ武器が保管されている。
07:16それらの管理も我々生徒会の大切な仕事だ。
07:20わー、すごい!
07:23例えばこれは聖なる斧ガルガンチュア。
07:27普段は無口なリシャール様がすごく饒舌です。
07:31武器がお好きなのでしょう。
07:33この斧に葬られた敵はこう嘆くしかない。
07:37オー、ノー!
07:40ん?
07:41こちらは浜の盾アルケロン。
07:44物理攻撃はもちろん、魔法の効果すらも跳ね返すと言われる。
07:49それを知らずに敵が攻撃をしてきたのなら、立ってはいられないだろう。
07:55立ってだけに。
07:57リシャールが普段無口なのはこれのせいでもあるんだ。
08:03これって親父虐ですか?
08:06ああ、だからみんなから人前であまり喋らないよう言われているんだ。
08:11続いてこちらは天空の鎧バルキリー。
08:15これをまといし戦士の美しさに、ご夫人方は思わず簡単な声を漏らすという。
08:21鎧だけに?
08:23ああ、まあ。
08:25笑ったほうがいいんでしょうか?
08:28いやあ。
08:30そしてこの宝物庫で私が最も好きなのが、これら3本の剣だ。
08:36魔剣ガンガー、聖剣ラクシュミ、非剣サラスバチ。
08:42中でもこの魔剣を手にする者は、誰にも魔剣!
08:47言っちゃった。
08:49ならば、さらに聖剣と非剣を私たち、聖徒会が手にするならば、覚悟が必要ですわね。
08:59それは、悪党どもを一斉検挙するまで、後には非剣、と言うなじょう!
09:08まさかの連続攻撃!
09:11私の本能が告げている。
09:13これは、本物だ!
09:16まいりました!
09:18顔を上げてくださいまし。
09:21副会長も、いい線を言っておいででしてよ。
09:25何が?
09:27この後、聖徒会最強はグレイスらしい、という噂が、学園内で密かに流布したという。
09:34とんだ風評被害ですわね。
09:37ふふふ。
09:39父さん、母さん、お元気ですか?
09:42アンナはとっても元気です。
09:45私はこの魔法学園学生寮で過ごすようになってから、もう一月になりました。
09:51生徒会の皆様は、本当にお人柄も素晴らしい方ばかりです。
09:57中でも同じ1年生のグレイス様は、本当に素敵なご霊嬢で、学科の勉強から生活の作法まで、教わることばかりです。
10:07生徒会の1年生に、男子はお二人いらっしゃいます。
10:11お一人は、ルカ・ウィエルジ様。
10:14もう一人は、ランベール・バランス様です。
10:17ルカ様は、ウィルジール殿下の弟気味で、この国の第二王子。
10:22いつでも笑顔を絶やさない、明るく気さくなお方です。
10:26ランベール様は、とにかく頭脳名席。
10:29成績優秀な方で、生徒会のお仕事もあっという間にマスターされてしまいます。
10:35ただ…
10:37ミス・アンナ・ドール
10:39なぜか私に対して、当たりがきついのです。
10:43そちらの集計は終わりましたか?
10:46あ、すみません。あと少しです。
10:49ほう、まだ。僕はもう終わりましたよ。君は、まだ。
10:54妙ですね。確か、入試の成績は君が主席。
10:59つまり、僕より上だったのに、僕よりも遅い。
11:03えっと…それは…
11:05もしかして、手を抜いているんですか?
11:07学科試験ならともかく、生徒会の仕事など全力を出すまでもないと。
11:12そ、そんなことを全然…
11:17私の集計、完了いたしましたわ。
11:20これもまとめていただけますかしら、ダンベール様。
11:24あ、はい。承知しました。ミス・グレイス。
11:29どうして私、こんなに嫌われているんでしょうか。何か失礼なことしちゃったのかな。
11:40うーん、アンナちゃん。僕が思うに、ベールは君を嫌っているっていうのとはちょっと違うかな。
11:48あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ。
11:52違うとは、どういうことですか、旅華殿か。
11:55ベールはね、今は名門バランス家の後取りだけど、養子なんだ。
12:01生まれは辺境の没落貴族の三男坊 実質平民とほぼ変わらない
12:07でも小さな頃から抜群に頭が良くて魔法の才能があったから
12:13こうしてこの学園に入ることができた
12:16つまりアンナちゃん君とよく似た境遇ってことなんだよね
12:20なるほど
12:22つまり彼にとってアンナはライバル 負けたくない相手ということですわね
12:29ライバルそれは光栄ですけど
12:33やっぱり嫌われていることに変わりないのでは
12:36それは違いますわアンナ
12:39好きの反対は嫌いではなく無関心
12:42嫌っているように見えるということは
12:45彼がアンナを強く意識していることの証ですわ
12:49私の見立てでは
12:52彼の攻略難易度はいいしすでにフラグは立っているから問題ないですわね
12:58フラグ?
12:59グレイス様のお話は時々ちょっと難しいです
13:04とにかく心配はいりませんわ
13:07私に考えがあります
13:09それとリュウカ殿下
13:11生徒会室で紙飛行機は禁止します
13:14ああこれ大事な書類じゃないですか
13:17ごめんつい
13:19グレイス様集計終わりました
13:31ご苦労様
13:32あら今日はランベール様より早かったのねアンナ
13:37昨日教えたばかりのソロバンをここまで使いこなすとはさすが主人公
13:43ミスグレイスその評価は公平性に欠けませんか
13:49僕にはその妙な計算機がないんですから
13:53評価ですか
13:55フフフフ
13:57妙なことをおっしゃいますわね
13:59この集計はそもそもが生徒会のためのお仕事
14:03勝負でもなんでもございません
14:05どちらが早いかなどとこだわり始めたのはランベール様の方ではありませんこと
14:12それはしかし
14:15そうですわ
14:17私このソロバン予備にもう一つ持ってきておりますの
14:22ランベール様もお使いになられます
14:24えっいいんですか
14:26食いついた
14:28光学心の強いランベールはソロバンに興味を持つと思ったよ
14:32それではアンナ
14:34ソロバンの使い方を教えて差し上げなさい
14:37えっ
14:38はいグレイス様
14:40ランベール様
14:41私ごとぎ平民の娘に教わるのはご不満かもしれませんが
14:46えっいやそういうわけでは
14:49いいことアンナ
14:52もしかしたら彼はあなたにソロバンを教わることに難色を示すかもしれません
14:57でも心配はいりませんわ
14:59真っ直ぐに目を見て説得すれば必ず通じるはず
15:04なぜなら
15:05スンデレは最低ちょろいからですわ
15:10スンデレは何ですか
15:13難しくてよくわからないけど
15:16グレイス様のおっしゃることなら
15:18私はランベール様と一緒にこのソロバンで
15:22生徒会の
15:24そして学園の役に立ちたいと思うんです
15:27いかがでしょう
15:29キッ
15:30キミがそこまで言うのなら
15:33教わってあげてもいいでしょう
15:35スンデレは
15:37スンデレは
15:38やるほど
15:39だいたい理解しました
15:41こちらが1の位で隣が10の位で
15:45ということは次が100の位
15:47そうです
15:49実はソロバンもう1つありますの
15:52リュカ殿下もご一緒にどうぞ
15:54えっ僕も
15:56競う相手がいる方が
15:58ランベール様もやる気がより出ますでしょ
16:01なるほど
16:02アンナちゃーん
16:05僕にも教えてよ
16:07あ、はい、やらかんで
16:09はじめはどうなることかと思いましたが
16:16グレイス様のおかげで
16:181年生のお二人とも
16:20仲良くしていただけそうです
16:22ランベールはともかく
16:26リュカみたいなトライどころのないキャラは
16:28おそらく攻略難易度は
16:30高めのはず
16:31だけど
16:32ここで接点ができれば
16:34とりあえず
16:35アンナとフラグは立ったんじゃないかな
16:37うん
16:38あれ?
16:40攻略の手順を考えるのって
16:42悪役霊場の役目じゃなくない?
16:44なくなくない?
16:46今さらか?
16:48リュカ殿下
16:49リュカ殿下
16:50トロマンで遊ぶのはおやめくださいまし
16:54それは昭和の演芸ですわよ
16:56ごめん
16:58ごめん
17:00いい音するからつい
17:02昭和って何です?
17:04最残すん
17:06もう悪役霊場はできる範囲でやればよかろうと思うグレイスケンザブローであった
17:14ごめん
17:16ごめん
17:18ごめん
17:20ごめん