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00:00um
00:03the key to get to get to get
00:10so the panda got to know 25 years
00:16阪神淡路大震災 of the symbol of the
00:21中国から預けられた
00:25でかくてすごいかわいい
00:30a
00:34だが
00:35人々を元気づけてくれたパンダが繰り返し命の危機に直面していたことは知られていない
00:44その命は 移植の経歴の者たちの手に委ねられた
00:56ていうこんな独創的な治療方法 中国でも聞いたことがないそう
01:07これは 復興のシンボルパンダを守ろう
01:12二十四年にわたり奮闘した者たちの 知られざる
01:17記録である
01:34プレジェクト
01:37プレジェクト
01:40風の中のスバル
01:43砂の中の銀河
01:48みんなどこへ行った
01:53みんなどこへ行った
01:58みまもられることもなく
02:02地上にある星を 誰も覚えていない
02:08みんなどこへ行った
02:10みまもられることもなく
02:15地上にある星を 誰も覚えていない
02:17みとは 空まかり見てる
02:20つまめよ 赤い空から 教えてよ 地上の星を
02:25つまめよ 地上の星は 今どこにあるのだろう
02:29つまめよ 地上の星は 今どこにあるのだろう
02:35つまめよ 地上の星を つまめよ 地上の星は 今どこにあるのだろう
02:50やられた
02:53またやってる
02:56神戸市の 王子動物園に来てます
02:59今日はスタジオ 飛び出してきましたね
03:02はい 動物園ですからね
03:05いろんな動物が たくさんいるんですが
03:08希望の星として 愛され続けた動物がいるんです
03:12そうなんです こちらに ずらりと写真が並んでいますが
03:18パンダのタンタンです
03:21はい
03:22阪神淡路大震災の後に やってきまして
03:26神戸市民を励まし 勇気づけてきました
03:361995年 1月17日
03:42未明に襲った大地震は 神戸の街に
03:46壊滅的な被害を もたらした
03:49町の中心に近い 王子動物園には
03:51遺体安置所が設けられ
03:53悲しみに暮れる 遺族が訪れた
03:55その光景が 今も脳裏から 離れない人物がいる
04:04金光秀康 当時35歳
04:06変わり果てた街を前に ある思いを 強くした
04:08悲しみに暮れる 遺族が訪れた
04:09その光景が 今も脳裏から 離れない人物がいる
04:18金光秀康 当時35歳
04:23変わり果てた街を前に ある思いを 強くした
04:35動物が一番 震災を受けた 子どもたちや そのご家族や
04:42に 癒しとなる
04:45だから その時が来たら
04:48ねえ 子どもたちの ケアみたいなのが できればいいな
04:52それが 動物園の 役割の一つ
04:55かなと
04:57震災から 5年後
05:02驚きの知らせが 飛び込んできた
05:10神戸の人たちを 励ますため
05:13中国から 2頭の パンダが やってくる
05:23市民の 拍手と歓声の中
05:26パンダを乗せた トラックが 到着した
05:342頭の世話は
05:36ベテランのカネミスと
05:38もう一人の 飼育員に 託された
05:45だが 2人とも
05:47パンダの 飼育経験など なかった
05:56他の多くの 動物と異なり
05:59パンダは 中国からの 狩り物
06:06飼育の上で ミスがあれば
06:08国際問題にも なりかねない
06:11カネミスは 震えた
06:21何かあったらとか 怖さもあるし
06:25それは 心配ですよね
06:27それで ちょっと 厳しいなっていうのが ありましたよね
06:30ありがとうございました
06:38一般公開が 始まると
06:40パンダを 一目見ようと
06:42大勢の市民が 詰めかけた
06:452頭の名前は 市民からの 公募で決まった
06:58オスは コウコ
07:02神戸復興への 願いが 込められた
07:08メスは タンタン
07:10夜明けを 意味する タンの文字が 付けられた
07:19パンダ車は 笑顔に 包まれた
07:23もう 必死で こうやって ペイザー ペイザーとか言って
07:30かわいかったんですよ
07:32目が合った
07:33長年 精神科で 看護師をしている
07:38四方芳子
07:44震災後 心の傷が癒えない 多くの被災者を
07:49間近で見ていた
07:545年たっても ずっと 心の病が続いてるっていう方も いらっしゃったので
07:58でも ペイザーが来たよって すごい かわいかったって
08:04その患者さんの表情が そこで変わったんでね
08:07すごくうれしそうに
08:09神戸の震災のために 来てくれるって
08:12なんて心強い ペイザーさんなんだと思って
08:17かわいいって 仕方ない
08:18震災前は 証券マンだった 倉本博
08:26地震で 自宅を失ったショックで 仕事を続けられなくなった
08:34偶然訪れた 王子動物園で 淡々に出会った
08:42タンちゃんが 神戸に来てくれて
08:48なんか こちらが 疲れてたら
08:50おっちゃん 元気いいとか言うて
08:52なんか そういう風に 語りかけてくれてるという
08:55タンちゃんは ほんと 頑張ろう 神戸言う
08:58スローが そのものだと思いますね
09:032頭は 神戸市民の 希望の星となった
09:07一方で カネミスたちには
09:17大きな プレッシャーが のしかかっていた
09:21タンタンと コウコウの 赤ちゃんを 誕生させる
09:27赤ちゃんを 誕生させる
09:36中国との約束で 絶滅が危惧される パンダの繁殖にも
09:42取り組むことになっていた
09:44だが 8年経っても 赤ちゃんは 生まれない
10:02カネミスは 繁殖の研究などを 行うため
10:05飼育担当を 外れた
10:07カネミスは 外れた
10:14これ 餌狙ってる声ですね
10:16ちょうだい
10:18代わりに 飼育を託されたのは
10:21やる気に満ちた 若者だった
10:24梅本領事 中学卒業後 神戸市に就職
10:33夜間は 定時制高校に 通いながら
10:39飼育の技術を 身につけた 苦労人だった
10:44幼い頃 祖父母に 連れてきてもらった
10:51王子動物園で
10:54たくさんの動物を 見るのが
10:56何より 楽しかった
11:03思い出の 王子動物園に
11:06配属が 決まった時
11:08梅本は 誓った
11:14今度は 僕が
11:16子供たちを 笑顔にする
11:18うわぁ すっごいなパンダってっていうのは
11:28もうほんと 今でも思ってますね
11:31やっぱりできるね その飼育員っていうのは
11:34すごく少ないんで やっぱりちょっと頑張りたいなっていうのはありましたよ
11:38梅本が 担当になったこの年
11:46待ちに待った瞬間が やってきた
11:53え?
11:55出た 出た 出た 出た 出た 出た
11:58赤ちゃん パンダが 誕生した
12:05赤ちゃん パンダが 誕生した
12:08赤ちゃん パンダが 誕生した
12:13赤ちゃんが 生まれたらしい
12:16めっちゃ嬉しいです
12:18赤ちゃん 見たいなと思います
12:20しかし 梅本たちが 喜びに浸ったのは つかの間
12:30母体で 十分成熟しないまま生まれる赤ちゃんは
12:36死亡率が高い
12:38赤ちゃん 止まり込みで 様子を見ていた 梅本
12:48ある異変に 気がついた
12:58上手に 抱けないからか
13:02何度も 何度も 赤ちゃんを落としている
13:06人工保育に 切り替えるべきか
13:14人工保育に 切り替えるべきか
13:27誕生から 4日目
13:30赤ちゃん パンダに 来てもらいます
13:33子供 動いていません
13:35これ 動いていません
13:37全然 動いていないし
13:39人工保育に 切り替える間もなく
13:43赤ちゃんは 息を 引き取った
13:46亡くなったっていうのは やっぱり すごいショックでしたね
13:55うーん
13:57自分ができないことが やっぱり多かったので
14:02うーん
14:05不甲斐なさしかないですよね
14:072年後 さらなる悲劇が
14:14オスの高校が 急死した
14:18パンダで 神戸の市民を励ます
14:21プロジェクトに アウンが 垂れ込めた
14:34今回は 特別に パンダ車の中に入れてもらいます
14:52わっ 結構広いね
14:53飼育員の梅本良司さんよろしくお願いします
14:58よろしくお願いします
15:00結構傷がこう分かるんですけど
15:03これはタンタンがかじったあとですね
15:07これもね
15:08ありますね いろいろね
15:10今日は なんか 特別な場所で お話を伺います
15:14よろしくお願いいたします
15:16市民の皆さんの期待が 大きいだけに
15:21梅本さんのプレッシャーっていうのは 非常に大きいものですよね
15:26ジャイアントパンダって こう
15:29一つ一つに対しての 皆さんの反応がすごいんですよ
15:32変な話 その うわっ 竹食べた うわっ 寝転がっただけで
15:36ぐわーって なるんですよね
15:37ありますね
15:38ホウモリが バーって飛んだからって みんな
15:39わーって ならないじゃないですか
15:41ちょっとならないかもしれない
15:43本当に あの子は みんなを 笑顔にしてくれる子だったと思うんですよ
15:49あの子を見るだけで やっぱり皆さん 笑顔になってくれてたので
15:54神戸の人たちにとっても 待望のベイビーだったわけじゃないですか
15:59それだけに ショックは大きいですよね
16:02もう 言葉にできないですね
16:04うーん やっぱり悲しいというか
16:07どういう表現していいかが全然分からない状態でしたね
16:12梅本さんから見てタンタンもやっぱりショックを受けてる様子でしたか
16:18やっぱり当初はその赤ちゃんをよく探してたように思われますね
16:25そうですねあれみたいな感じでうん同じ場所をぐるぐる回ったりとかっていうのはありましたね
16:35動物園に1頭だけ残されたタンタン
16:47パンダの出産シーズンである夏が近づくと 心配な行動をとった
16:57子供を産んだつもりになって食べ物を抱いちゃうんですよね
17:07少しでも赤ちゃんっていうのに触れてから あっぱあの子の中で
17:11やっぱり母性が出れしまったのか
17:17義育児と呼ばれるこの行動
17:23その姿は市民の共感を呼んだ
17:27彼女の笑顔の裏に寂しさとか そういうのをやっぱり感じて
17:36なんかもう見てたら泣けてくるんですよね
17:39分かるしそういう気持ちも
17:45はい体重上がっておいで
17:48心配だったのはタンタンの食欲
17:51義育児の間 極端に食べる量が減るため
17:59免疫力が落ちてしまう
18:02だがタンタンは季節や体調で 竹の好みがコロコロ変わる
18:11グルメパンダ
18:13気に入らないと手をつけようともしない
18:19あかんな ほんまにあかんわ
18:26梅本の相方として タンタンの担当に加わった
18:35吉田健一
18:36園内に珍しい竹を何種類も植え タンタンの好みを分析した
18:51吉田は飼育員としては異色の経歴だった
18:57長年 市の職員として公園や緑地の造園を担当してきた
19:13その経験と専門知識が強みとなった
19:19吉田が選んだ竹は不思議と食べた
19:31人呼んで竹の吉田
19:34吉田の竹がきっかけで タンタンは食欲を取り戻していった
19:48はい家は久しぶりにちゃんと葉っぱ食べてるし
19:57けど正解やね
20:00何とかしてこの子だけはもう守っていいかなっていうのはね
20:07元気にそこだけですかね
20:09赤ちゃんとコウコウを目の前で失った梅本
20:20ある決意を固めた
20:27子供を押すっていうのがやっぱりなくなっちゃったっていうのがあって
20:32それでタンタンまでっていうのはやっぱりそんな絶対ありえない
20:36驚きの方針を打ち立てた
20:42人間と同じレベルの健康診断をやる
20:48だがパンダはクマの仲間
20:56部活に触れることはできない
20:59梅本は論文や専門書を調べ尽した
21:12そして海外で注目されていたある健康管理法にたどり着いた
21:20ハズバンダリートレーニング
21:23ハズバンダリートレーニング
21:35スティックに触るよ
21:37ハズバンダリートレーニングとは
21:40動物に協力してもらいながら医療行為を行うための訓練
21:45ハズバンダリートレーニング
21:51タンタンの好物 リンゴをご褒美に一つ一つ必要な動作を覚え込ませる
21:57ハズバンダリートレーニング
21:59ハズバンダリートレーニング
22:02タンタンの好物 リンゴをご褒美に一つ一つ必要な動作を覚え込ませる
22:10強制的に検査や治療をしないため
22:17タンタンの負担を減らすことができるのだ
22:20タンタンは10年にわたる訓練の末
22:24採血やレントゲンなど
22:2710を超える検査や治療ができるようになった
22:31生き物を野生から連れてきて
22:34とどめとくってことでしょ
22:36命を
22:38預かってるっていうふうになると思うんですよ
22:40僕らの采配一つで この子が元気であるか病気になるかっていうことが
22:54決まるところが大きいだろうし
22:58少しでもストレスなく入れる環境を作ってあげるっていうのは
23:03すごく大事なことですよね
23:101年
23:15また1年
23:22梅本たちの努力が実り パンダの高齢期とされる20歳を超えた
23:31しかし 恐れていた事態が起きた
23:4025歳を過ぎた頃
23:48過励に伴う心臓疾患の可能性が高い 結構危ないというのもあってということですか
23:53着物の話ですのでね やはり不足の事態というか そういうのはあり得ないことはないと
24:01たんたんの心臓に 異常が見つかった
24:13たんたんに生きていてほしい 市民から1万を超える応援メッセージが寄せられた
24:23この緊急事態に医療チームが結成された
24:3210医師のリーダーは 菅野ひろき
24:39治療方針を決める 重責を担った
24:44菅野は 中国の専門家に連絡
24:51助言を仰いだ
24:53だが こう返された
24:59こう返された
25:03パンダの心臓疾患は症例が少なく
25:06治療法は確立されていない
25:11自分たちでどうにかするしかない
25:18菅野は腹をくくった
25:23幼い頃から野生動物が大好きだった 菅野
25:32動物園の獣医師になるのが 夢だった
25:38念願の獣医師となり 神戸市に就職
25:45だが 配属先は
25:49動物園とは無縁の 食肉処理施設だった
25:57王子動物園に移動できたのは 9年後
26:0535歳 遅咲きのデビューだった
26:12一刻も早く 遅れを取り戻さなければ
26:16菅野は 新婚だった妻と離れ
26:20一人 動物園近くのアパートに 引っ越した
26:2624時間 治療方法の勉強に 没頭できる環境に身を置いた
26:39自分の実力の無さが 動物の精神に直結するというか
26:44そういうプレッシャーですね
26:47動物園の動物って みんな気象動物で
26:50病気1個ずつが 一期一会みたいなところもあるんで
26:54だが 淡々の心臓は
26:59菅野の予想を上回る速さで 悪化した
27:04ついに お腹に 水が溜まり始めた
27:11このままでは 内臓を圧迫して
27:22命に関わる
27:32梅本は 最悪の事態も 覚悟した
27:37生きしてるかなーとか 生きてるかなーっていうふうに
27:44確認しちゃいますよね
27:46だって 最後になるかもしれへんもんね
27:52生きてるとこを見るっていうのはね
27:59ここからは獣医師の菅野ひろきさんに
28:04ご参加いただきます
28:07よろしくお願いいたします
28:08お願いします
28:09よろしくお願いします
28:10心臓疾患 どんな思いをされたんでしょうか
28:14他の臓器の病気よりは
28:17なかなか厳しい局面だなっていうのは感じました
28:21パンダはじめ 猛獣っていうのは
28:23なかなか診察が難しくて
28:25だから 中国でも死んだ後に
28:27解剖っていうのを 全ての個体にするんですけども
28:30その時に 心臓病でしたっていうのは
28:32あったっていう話は 聞くんですけど
28:34生前の早い段階で
28:35心臓病って気づくっていうのは
28:37なかなか難しくて
28:39それはやっぱり
28:40ハズバンダリートレーニングに
28:41取り組んできてくれてたおかげで
28:44なんとか治療にこぎつけたっていうところですね
28:47しかし梅本さん
28:48ハズバンダリートレーニングって
28:50見て驚きました
28:52トレーニングのそのコツと苦労
28:54ぜひ教えてください
28:55繰り返ししかないですね
28:57失敗と成功を繰り返して
29:01覚えていってもらうって
29:03今日して明日できてるってことは
29:05まずないので
29:06もうこれをしようって思ったら
29:08半年の1年先を見て
29:10それぐらいにできたらいいなって思うんでしたね
29:12できる喜びっていうのを
29:14積み重ねていくんですよ
29:16成功体験を積み重ねる
29:18そうです
29:19それしかないんですよ
29:20人と違ってその
29:21叱ったとしても
29:23理解できないので
29:24なんで怒られてるんだ
29:25なんでリンゴをくれないんだろう
29:27だけなんですよ
29:28じゃあもうしないってなるんですよ
29:30梅本さんは心臓疾患だって
29:34聞いたときっていうのは
29:36まずその分からないじゃないですか
29:38心臓疾患ってじゃあどういう病気なの
29:40っていうのがあったので
29:42やっぱり獣医師たちがすごくその
29:46ピリッとしてる感じを見ると
29:48ああやっぱり
29:50そう簡単なものじゃないんだろうな
29:53っていうのは感じました
29:55データを見ていくと
29:56少しずつ弱っていくのは
29:58誰よりも早く実感してましたし
30:05心臓疾患が見つかってから
30:08半年余り
30:12お腹が張っていることが分かるほど
30:15腹水は溜まっていた
30:18菅野はすがる思いで
30:24中国の専門家に助言を求めた
30:28しかし
30:31腹水を抜くなど大きな施術は
30:36全身麻酔をしないと危険でできない
30:43心臓の弱った淡々には
30:45リスクが高い
30:48このまま諦めるわけにはいかない
30:55菅野は思い切った案を切り出した
31:04全身麻酔なしで腹水を抜く
31:08タンタンとの絆に
31:11望みをかける
31:19梅本たちが10年積み上げた
31:22ハズバンダリートレーニング
31:25これを治療の切り札にする
31:29中国でも
31:34抹水状態でやったっていう例はなかったんで
31:37初の取り組みになる中で
31:40なんで全部手探りでするしかないなと
31:47世界で誰も試したことのない方法に
31:50踏み切ることが決まった
31:57おはようございます
31:58おはようございます
31:59おはようございます
32:01はい、だって
32:03ステイ
32:07まずはエコー検査で
32:09腹水が溜まっている場所を探る
32:17だが
32:20姿勢をキープできず
32:22首を動かしてしまう
32:31辛いせいか
32:33好物のリンゴでも
32:35動きを止められない
32:42普段より多い医療スタッフも
32:45気になるのか
32:46集中が続かない
32:50担々と10年かけて築き上げた
32:58ハズバンダリートレーニングが
33:01役に立たなかった
33:02行くと
33:04ステイ
33:06行くと
33:08早送
33:09はい
33:10ごめんなさい
33:12あそ
33:13ついには
33:14梅本の呼びかけにすら
33:16答えなくなった
33:19ごめんなさい
33:20体調管理に専念するため観覧を中止せざるを得なかった淡々に会いたいそう願う人々のため何かできることはないか梅本が力を入れたのは大きい。
33:50SNSでの配信だった。
33:56ああいいねこれ。
34:01タンタンが苦しんでいる様子は避け、治療に励む姿を厳選した。
34:08タンタンの頑張る姿は30万回以上も視聴された。
34:20信仰性の病気に苦しむ女性もSNSに励まされていた。
34:34タンタンが採血を痛くても逃げたりとかせずじっとしてられるっていうのもすごいなって思って。
34:46なんかレントゲンとかでも棒持って頑張って立っての見たら励まされる。
34:52前向きに頑張っているタンタンを見ると自分も頑張らないとなっていうふうに思いますね。
34:59その裏でタンタンの病状は悪化の一途をたどっていた。
35:08腹水が20キロも溜まり、何も食べることができなくなった。
35:25どうにかしてタンタンに栄養を取らせたい。
35:29カンノは動物病院の棚を隅から隅までひっくり返した。
35:48諦めかけたその時。
35:53倉庫の奥に古ぼけたカンを見つけた。
35:59それは13年前、タンタンの赤ちゃんのために用意したパンダ専用の粉ミルクだった。
36:14タンタンに不足している栄養素を多く含んでいる。
36:23赤ちゃんは飲むことがかなわなかった。
36:26だが、これがタンタンを救ってくれるかもしれない。
36:36すぐに新品を取り寄せ、試してみた。
36:40さあ、さあ、さあ、さあ、さあ、さあ。
36:47ふい、ふい。
36:50すると、タンタン。
36:53さあ、さあ、さあ、さあ、さあ、さあ。
36:57脇目も振らず、飲み干した。
37:00さあ、さあ、さあ、さあ、さあさあ、さあさあさあ、さあさあさあさあ。
37:05これなら、りんごの代わりに、きっと、ハズバンダリートレーニングに使える。
37:12He has a desire to make it, and he has a heart-suit and a heart-suit.
37:19He has a heart-suit and heart-suit.
37:32He has a heart-suit and a heart-suit.
37:42I'll go!
37:49The goal is to remove the lower side of the side of the lid.
37:5510分経過
38:04Tantanは粉ミルク入り特製ドリンクに集中
38:11茶色い液体が 勢いよく抜けていく
38:3615分が過ぎた頃 Tantanの集中力が切れ始めた
38:54まだ抜け切れていない
39:01現場に緊張が走った
39:10ここで梅本
39:13甘みを強めた濃厚ドリンクを投入
39:22Tantan再び全集中
39:31施術開始から20分 左腹部に溜まった腹水の多くを抜いた
39:41全身麻酔なしでの施術成功は 中国の専門家をも驚かせた
39:58大地動物園での粘り強い治療は 動物医療を発展させ
40:06パンダ飼育における 日本と中国の信頼を深めました
40:13はい 食べよ
40:17その後 大好きなタケノコが食べられるほど Tantanは回復
40:27しかし 負担をかけないため 観覧中止は続けられた
40:33それでも 動物園に来てくれる人たちに 何かお礼をしたい
40:44竹の吉田の発案で パンダ飼の屋上に ヒマワリを植えた
40:53これを見て 何か感じてもらえたら 嬉しいですけどね
40:58一応 Tantanの弁を 糞を 飼料としても 使ってますから
41:04提供してもらってるんで
41:05いつも一緒に協力してる っていう感じで 言われてる
41:12日の光を受け 明るく輝く 火回り
41:18その様子に 人々は 元気になった Tantanの姿を 重ねていた
41:32ひまわりが Tantanの帰りに 笑顔を 上から こう 私らに 見せてくれてる
41:41もう いてくれる それだけが 最高の幸運です
41:50Tantanはその後 28歳になるまで 王子動物園で生きた
41:57人間で言うと 100歳近く
42:04人間で言うと 100歳近く
42:06最後の日まで 梅本と吉田 菅野たちに 見守られ
42:22旅立っていった
42:26希望の星 Tantanは 震災のあった神戸を 明るく照らし
42:31たくさんの笑顔を 運んでくれた
42:36Tantanの星 Tantanは 震災のあった神戸を 明るく照らし
42:45たくさんの笑顔を 運んでくれた
42:51正直 仏 Tantanは 晩年は おだやかに 過ごしたんでしょうか
43:00梅子さん。
43:05担々は晩年は穏やかに過ごしたんでしょうか?
43:10そうですね。
43:12大きい病気の割にはすごく穏やかに暮らせたと思います。
43:16そうですね。
43:19大王女と言っていいと思います。
43:21はい。
43:23最後、みんな集まって淡々と一緒に見とれたっていうのは、このチームでやれてよかったなっていうのは感じましたよ。
43:34やっぱりみんなが淡々好きで一生懸命考えてくれてしてくれたっていうのも伝わってるし。
43:41なんか、すごく僕はそっちにも感動できた。
43:47お疲れ様っていう気持ちもやっぱあったし。
43:52ひまわりと淡々って本当にいいアイデアだったんですね。
43:56やっぱりそのできるだけ当初から僕はポジティブなものにしたかったんですよ。
44:03見るからにはその少し笑顔になってほしいものを作りたいっていうのがあったので、
44:10やっぱりそれは僕もその最後まで貫けたかなっていうのはありますね。
44:16淡々は神戸の人たちを勇気づけ、励ます希望の星だったですか。
44:24はい。間違いなくそうだったと思います。
44:28勇気をもらうとかそういう人々の心に何か訴えかけて行動を変えていく。
44:33そういう力がやっぱり動物にはあるんだな。
44:35多分そういうのに憧れて僕ら多分動物園で働いてるんでしょうし。
44:39なんかそういうのが実感できましたね。
44:43その淡々がいない寂しさっていうものが。
44:47うーん、ならないようにしています。
44:493年間この闘病というか治療をやっぱりその一番近くで見てきたので。
44:57そのうーん、あの子の頑張りっていうのをやっぱり一番知ってると思うのでね。
45:03うーん、だからうーん、寂しいけどその頑張ったねっていう気持ちの方が強いですね。
45:10やっぱりそれはもう振り返るよりやっぱ前を見て、淡々が頑張ってきたことやっぱり伝える方が、やっぱり僕らの仕事であると思うので。
45:31去年4月。
45:34淡々が息を引き取ると、タンダ社には喧嘩代が設けられた。
45:45淡々が息を引き取ると、タンダ社には喧嘩代が設けられた。
45:4820万近い人が訪れ、多くが淡々に感謝を伝えた
46:05希望とか頑張ろうっていうふうに思わせてくれる力を伝えてくれてありがとうというふうに思います
46:25その数ヶ月後、SNSにはタンタンのひまわりがあふれた
46:32梅本たちから種を受け取った人が、大輪の花を咲かせたのだ
46:51震災後、神戸の人たちを勇気づけるためにやってきたタンタン
46:58強く生きたその姿は、今なお多くの人たちの心で生き続けている
47:11旅はまだ終わらない
47:41次回は悲願のロケットH3開発革命エンジンと戦った技術者たち執念の物語
47:58世界の見え方はどんなふうにも変えることができます
48:08どこに変えるか
48:12土曜ドラマ、地震の後で
48:15ダーニング大きさ、ゴランウータンの学校
48:20仲間と自立を目指します
48:22でも時に大喧嘩、すると生徒が
48:25一体どうしたの?
48:32大河川はベラボー有形山スペシャル
48:35視聴者の方からのメッセージもご紹介しながら
48:38名場面を振り返ります
48:39僕も出演します
48:4227日放送、ぜひご覧ください
48:45NHKスペシャル、人体、命とは何か
48:51生命の神秘を脅威の映像で描く大型シリーズ
48:56第1週は27日、日曜夜9時
49:003-1番の病院ラジオ
49:05今回は都立の子ども病院へ
49:08偉い?
49:10偉いです
49:11放送は29日火曜午前8時15分
49:15へんてこ生物アカデミー
49:19なんじゃこりゃー!かわいい姿にまか不思議な行動ざわくざく世界はへんてこ生物にあふれているフェイククイズありえる?現代の吉田英作が1985年に降臨どれがありえないか見破ってください当時なかったものを探す新感覚映像クイズお楽しみに!

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