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00:00中国南西部
00:11その深い山の奥にジャイアントパンダが生息しています
00:25野生のパンダの生態はよくわかっていません
00:31今回フランスの撮影チームが5年以上にわたり密着しました
00:42カメラが捉えたのは季節ごとに移りゆく自然と そこで生きるパンダの知られざる姿です
00:55ジャイアントパンダは絶滅が懸念されています
01:05しかし粘り強い努力が実を結び 今では保護活動に成功した動物のシンボルともいわれるようになりました
01:19生息地は四川省や仙西省などの鉱山地帯
01:23そこには広大な保護区が設けられています
01:28白と黒のまるまるとした体は愛らしいぬいぐるみのようです
01:43けれど野生のパンダは攻撃的な側面も持ち合わせています
01:49食べるのは体の大きな大人でも竹ばかり不思議な食生活です
02:00移動もゆっくりあまり遠出はしません
02:07パンダは食べる以外はほぼ何もせず一生を過ごします
02:18それが厳しい自然の中で生き残ることができた 最大の秘訣かもしれません
02:27パンダの子育ては動物園のような場所であっても 滅多に見られません
02:37しかし保護区での5年に及ぶ撮影の結果 野生での妊娠と出産 そして子育てを記録することができました
02:50母親となったメイ 息子のトアンを無事に育てられるでしょうか
03:00新米の母親バオと初めての子供 シウはどうでしょう
03:15標高3000メートルの森で生き物たちの季節は巡ります
03:21雪解けの春から生命に満ち溢れる夏へ
03:27静寂の秋から凍てつく冬へ
03:37遥か昔から続く命の営みを見ていきましょう
03:57地震省の西に連なる京来山脈
04:02地震省の西に連なる京来山脈
04:07地震省の西に連なる京来山脈
04:24太古から育まれた原生林がどこまでも続いています
04:41厳しい氷河期を乗り越えたジャイアントパンダが 今日まで生きてきた場所です
04:58この地方には古くからパンダにまつわる言い伝えがあります
05:04昔々パンダは真っ白な体で羊飼いの少女たちと仲良しでした
05:13ある日幼いパンダがひょうに襲われ
05:19助けようとした4人の少女が殺されてしまいます
05:23葬儀の時パンダは腕に黒いもしょうをつけました
05:31涙を手でぬぐうと目の周りが真っ黒になりました
05:37悲しみに暮れ耳をふさぐと耳も黒くなりました
05:43こうしてパンダは白と黒の体になったといいます
05:47こうしてパンダは白と黒の体になったといいます
05:544人の羊飼いの少女は4つの峰からなるスークーニャンさんになったとされています
06:10その山は四川省のパンダ保護区にそびえています
06:18保護区に広がる原生林はパンダの聖地です
06:26生きた化石とも呼ばれるジャイアントパンダ
06:38800万年以上前に現れ
06:41絶滅していく動物も多い中
06:44深い山奥で独特な生き方を身につけ生き延びてきました
06:49かつてパンダは現在よりもずっと広い地域に生息していました
07:11中国の北部から東南アジアにまで及んでいたとみられます
07:16しかし今では中国のごく一部に限られています
07:24パンダは中国にとって国宝のような動物となり
07:31重点的に保護されるようになりました
07:33積極的な保護のおかげで生息数は回復しています
07:4660以上ある保護区で生きる野生のパンダは以前は1000頭ほどでしたが
07:53今では1800頭以上に増えました
07:59世界各地で飼育されるパンダの数も600頭に達しています
08:04しかしパンダの繁殖には問題もあります
08:16現在100頭以上が生息する保護区は6カ所にすぎません
08:22多くは30頭程度
08:24中にはわずか10頭という場所もあります
08:32少ない個体数で繁殖を繰り返すことは
08:36遺伝子に悪い影響を及ぼしかねません
08:39近年では人工飼育されたパンダを保護区に放す取り組みが始まっています
08:59GPS装置をつけて追跡したところ
09:05離されたパンダは野生の仲間に溶け込んでいました
09:10遺伝子の多様性を守るため
09:16こうした地道な取り組みが続けられています
09:19パンダが生きる山には
09:34他にも多くの動物が暮らしています
09:51輝く毛並みが目を引く禁止口
09:55活発なイノシシや
09:58ウンピョウの姿もあります
10:00この地域固有の鳥類もたくさん生息しています
10:18千年前と変わらない生態系が続き
10:251万種以上の動植物が
10:27頼みなく命を育んでいるのです
10:37パンダ保護区の北側は
10:39東西に延びる山脈が
10:41北からの冷たい空気を遮ります
10:44実はこの環境を生かして
10:47パンダは肉食から草食へと大転換を遂げました
10:52竹ばかりを食べるようになったのです
10:55胃袋は肉食の頃と変わらないまま
11:03竹から肉に匹敵するエネルギーを取るため
11:07毎日数十キロもの竹を食べ続けなければなりません
11:12そこでパンダは山にある60種以上の竹のうち
11:1630種以上を食べられるよう進化しました
11:26食生活だけでなくライフスタイルも変化しました
11:31体力を消耗しないようのんびりと過ごすことにしたのです
11:35パンダが1日に消費するのは1200キロカロリーほど
11:47同じ体重の人間に比べるとわずか半分です
11:53獲物を求めて激しく動き回るよりも
11:56寝そべって過ごす生き方を選びました
12:00普段は単独で行動し急な斜面ではなくなだらかな場所をゆっくり歩きます
12:14仲間とのコミュニケーションも嗅覚を利用した静かなやりとりが中心です
12:25パンダはいわば怠け者になることで生き抜くすべを見いだしたのです
12:31
12:44山のいたるところで生命が躍動します
12:48鮮やかな花々が美しさを競います
12:56竹も空へ向かってまっすぐ伸びていきます
13:04竹も空へ向かってまっすぐ伸びていきます
13:08竹も空へ向かってまっすぐ伸びていきます
13:29千聖城の森の中を一頭のパンダが悠然と歩いています
13:34タオと名付けられた大人のオスで体重は200キロ近くあります
13:41タオは優れた嗅覚でタケノコを探し当てます
13:56時には目当ての竹林まで何キロも移動することもあります
14:06冬眠するための脂肪を蓄えることができないので
14:11一年中森の中を巡りながら暮らします
14:14体の大きい大人のパンダには天敵がほとんどいません
14:21何者にも邪魔されず大好きな昼寝を心ゆくまで楽しみます
14:36おやすみなさい
14:45おやすみなさい
14:51まもなく繁殖の季節です
15:13タオはメスを巡るライバルとの争いに備えなければなりません
15:21備えとはつまり食べること
15:25エネルギーを蓄え体を大きくし
15:29メスの前で強く見えるようにするのです
15:32エネルギーのもとはもちろん竹
15:39内側の柔らかい部分をかじり
15:431日40キロもの竹を消化します
15:47一見単調ですが
15:57手当たり次第に食べているのではありません
16:00竹は季節によって生えている種類やおいしい部位が異なります
16:08栄養のほとんどを竹から吸収するパンダ
16:14そのため季節ごとに最も栄養豊富な竹のある場所を記憶し
16:21確実に見つけ出します
16:22種類が豊かでいつでも食べられる竹があることが
16:30パンダの食生活を支えているのです
16:331月から2月はほぼバシャニアという竹の葉だけを食べ
16:46葉を食べ尽くすと茎もかじるようになります
16:504月に入るとタケノコが食べられるようになります
17:02お気に入りはファルゲシアという種のタケノコです
17:06そして9月
17:10秋の訪れとともに再び葉を食べるようになり冬を迎えます
17:17竹の成長サイクルに合わせた食生活なので
17:22パンダは1年中食べ物に困ることがないのです
17:26竹林は希少な動物たちの住みかでもあります
17:36キンケイ
17:41ターキン
17:44キンシコ
17:47トキの姿もあります
17:50みなパンダと同じように生息地が減少しています
17:58ここはそうした動物が命をつなぐための避難所ともいえます
18:04広大なパンダの保護区は大きな傘のように
18:10一帯に棲む多様な生き物を包み込んでいるのです
18:14オスのタオが雪どけの豊富な水で喉を潤しています
18:33オスのパンダが孤独を破るのは繁殖の時期
18:38メスを求める時だけです
18:43もちろんメスに引きつけられているのはタオだけではありません
18:50パンダはオスもメスも自分の臭いをこすりつけてマーキングを行います
19:05残されたメスの匂いは出会いのきっかけともなります
19:16タオは他のオスの痕跡を見つけました
19:25木の幹に残る爪痕や体毛、そして匂い
19:30ライバルが近くにいることを示しています
19:37群れを作らないパンダですが
19:41繁殖期のオス同士には序列があります
19:45時には若いパンダが年長のオスに挑むこともあります
19:51なじみのないオスの匂いを嗅いだタオ
20:07繁殖期でなければすぐにその場を離れるところですが
20:11今はどうでしょう
20:17繰り返し鳴き声を上げています
20:20ライバルに対する牽制であり
20:23メスへの求愛のメッセージでもあります
20:26こちらはメスのリンです
20:34発情期を迎えたリンは自分の匂いを木にこすりつけ
20:39交尾の準備ができていることを知らせます
20:48タオがリンの匂いに気づいて近づいていきます
20:56ところがリンは高さ20メートルもある木に登ってしまいました
21:12自分が主導権を握り相手やタイミングを選んで
21:18交尾をする時だけ降りてくるのです
21:21タオは辛抱強く待ちます
21:26我慢しきれずついに木を登り始めるタオ
21:38でもオスの重い体では高いところまで行くことができません
21:44途中で引き返してしまいました
21:47リンは降りるそぶりを見せません
21:54時間が過ぎていきます
22:04急にリンが木を折り始めました
22:14待ちきれないように近づいていくタオ
22:25タオ
22:43ところが
22:44リンはタオを激しく拒絶します
22:52普段の振る舞いからは全く想像できない荒々しい取っ組合です
23:05第9章
23:17第9章
23:19第9章
23:22第9章
23:24第9章
23:25タオは背中に傷を負い離れていきました。
23:52別のオスチンが近づいてきました。
24:20すぐ近くにはリンをまだ諦めていないタオがいます。
24:26オス同士が鉢合わせをすれば争いは避けられません。
24:41力で上回るチンは容赦なくタオを追い払います。
24:47勝負はあっけなく決まりました。
25:23そして一途に待ちます。
26:00とはいえ交尾はあっという間です。
26:06パンダが交尾に不器用なのは有名で、あまりにも時間が短いため、受精に失敗することも少なくありません。
26:14メスのパンダが妊娠できる状態になるのは1年に数日しかないためチャンスは極めて限られています。うまくいくかどうかは時間と回数が鍵となります。
26:30山の中腹に多くの錦糸工が集まっています。
26:52パンダの保護区は錦糸工たちの生息地でもあります。
26:59今は繁殖期です。
27:03かつては絶滅寸前だったトッケも安住の地を見つけました。
27:19繁殖期のオスはメスを追いかけ、鳴き声とダンスで相手を引きつけます。
27:31No, no, no!
28:01This is the baby of a baby in the family.
28:09She leaves infant.
28:14The baby is a baby of a baby.
28:17She's a baby he lives in the womb.
28:20She has a baby to start with 3 months.
28:25The panda's birth date is a long time for the baby.
28:32It's been a long time for the baby.
28:36The baby is a long time for the baby.
28:42She is a long time for the baby.
28:45She is a long time for the baby.
28:50Satsang with Mooji
29:20夏は南から暖かく湿った空気が流れ込みます
29:31日が長くなり動物たちは食べ物を求めて森を自由に移動します
29:45今田の祖先は肉食でしたが今では竹がほぼ唯一の食料ですけれど大柄な体格と体重は遥か昔肉食だった時代の面影を残しています
30:12肉を味わうことを捨て竹だけを食べるようになったパンダ
30:18肉をやめたから竹を食べるようになったのかそれとも竹を食べ始めたから肉を求めなくなったのかまだはっきりとはわかっていません
30:31しかしこの食生活の変化こそパンダが生き残ってきた大きな理由だと考えられていますメイは生まれてくる子どもの分まで竹を食べなくてはなりません
30:53熱い視聴ありがとうございました
31:14遠くで雷が鳴り響く夜。
31:44メイが体を丸めてうなり声を上げています腎痛が始まったようです。
32:14オスのパンダトワンの誕生です。
32:33真夏の満月の下で生まれました。
32:37体重わずか100グラム。
32:48カンガルーなどの幽体類を除いて、ジャイアントパンダはとりわけ小さな赤ちゃんを産む哺乳動物です。
32:56クマの仲間の多くは子供が未発達な状態で生まれますが、パンダほど大人と大きさが違う例はまずありません。
33:12メイは生まれたばかりのトワンを自分の体で温めます。
33:28赤ちゃんの体温は34度から35度5分の間に保つ必要があります。
33:58メイは巣穴を離れません。半月ほどは飲み食いもせずトワンが生き延びられるようあらゆることを行います。それはまさに命の輪をつなごうとする姿です。パンダの赤ちゃんが自力で移動できるようになるのは生後2カ月を過ぎてから。
34:25野生ではそれまでに命を落とすことも少なくないのです。
34:32トワンはまだ一人で排泄することもできません。
34:47メイが時折肛門をなめおしっこやうんちを促します。
34:54優しくかんだりなでたりして刺激を与えトワンの世話をするメイ。
35:311日に10時間から16時間かけ20キロを超す竹を食べ続けます。
35:38メイが時折肛門を食べ続けます。
35:45メイが時折肛門を食べ続けます。
35:52メイが時折肛門を食べ続けます。
35:57メイが時折肛門を食べ続けます。
36:00夏の終わり出産ラッシュを迎えた山では多くの動物の親子が見られます。
36:27メイが時折肛門を食べ続けます。
36:44小さい子供たちを連れた金子甲。
36:49金系も子育て中です。
36:53こちらはレッサーパンダ。
36:56ただパンダといってもジャイアントパンダとのつながりはありません。
37:01むしろアライグマに近く大きさも猫くらいです。
37:08レッサーパンダの生態も多くの謎に包まれています。
37:14広大なパンダ保護区でもう一組パンダの親子が誕生しました。
37:296歳のメス、バオが娘のシユを出産したのです。
37:46初めての子供です。
37:51赤ちゃんは母親の腕の中で遊ぶうちに、運動神経やバランス感覚が養われていきます。
38:01生後1ヶ月でシユはパンダらしい白と黒のツートンカラーを身にまといました。
38:12そして、生まれて45日。いよいよ目を開けて世界を見るようになります。
38:26新米ママのバオはまだ子育てに慣れていません。
38:31それでも赤ちゃんの成長に欠かせない授乳を一定時間ごとにきちんと行っています。
38:50音楽
39:19シウは生後3ヶ月を迎えました
39:45母親の周りでよちよち歩きを始めています
39:52バオはそんなシウから片時も目を離しません
39:58シウが向かおうとしたのはなんと母親のフンの山です
40:12フンにはタンパク質や食物繊維が多く含まれています
40:18赤ちゃんは母親のフンを食べることで栄養とともに腸内細菌を取り込み
40:28体の免疫力をアップさせるのです
40:32バオはほとんど我が子から離れないため
40:35シウのそばには常に大量のフンがあるというわけです
40:40赤ちゃんは生後半年くらいまでは竹にあまり興味を示しません
40:49ほぼ母乳だけで育ちます
40:52そろそろお腹が空いたようです
40:59そろそろお腹が空いたようです
41:06金子校の赤ちゃんも日々成長することができます
41:32金子甲の赤ちゃんも日々成長しています。
41:39青みがかった顔の周りにもうすぐ親と同じように鮮やかなオレンジ色の毛が生えてくるでしょう。
41:49母親は子どもたちが鷹に狙われないよう警戒しています。
42:09トキのツガイも子育ての真っ最中です。
42:20ヒナが自立するまで交代で餌を探しに出かけます。
42:39季節は秋へと移りました。
42:44冷たくなった風が谷間を吹き抜けます。
42:52幼いパンダは冬の厳しさをまだ知りません。
42:57寒さが訪れる前に生き抜くために必要な術を学ぶ必要があります。
43:05でも大丈夫。
43:08そばにいる母親が良い手本を示してくれるでしょう。
43:14我が子を見守るパンダの母親は用心深くそして献身的です。
43:27親子の強い絆がパンダを大きく育ててくれるのです。
43:42恐竜たちが再び街にやってくる。
43:57一番早く泳げる恐竜は石を食べる恐竜がいた。
44:04キラノサウルスの本当の姿は恐竜の不思議を一気に解決。
44:19すると世界の人と理解し合えた。
44:38ハビリオンもとにかく面白い。
44:45違うから面白いパンパクで世界と語るうには28日夜7時からインテレで。
44:53フルフル。

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