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00:00もうね、今のスピードがなくなったら引退。
00:04もう面白いやん。
00:08日本を代表する建築家、安藤忠夫さん。
00:12安藤さんといえば大阪生まれの大阪育ち。
00:17常に斬新なアイディアで人々を驚かせ、今も大阪から世界にその名を轟かせています。
00:23人生100年熟さない青いリンゴのように青春を生きる
00:30ミスター生涯現役の安藤さんが各界のトップランナーたちを招いて語り合う
00:36安藤忠夫の青春トーク特別編
00:39今回の対談場所は安藤忠夫展青春が開催されている
00:46ブラングリーン大阪 お相手は安藤さんの建築とその生き方をこよなく愛する桜井翔さん
00:55今あの暴走族みたいなもんでる
00:58青春暴走族じゃあ安藤さんまだまだ孵化しますか
01:03まだ孵化がないと思う
01:05安藤さんと仲間が語り合い人生100年時代を生きるあなたへエールを送ります
01:16大阪都市再生プロジェクトの最前線
01:36グラングリーン大阪のVSで開催されている展覧会
01:40安藤忠夫展青春
01:43設計活動スタートして56年
01:48規制概念を打ち破る斬新な建築作品を次々と世に送り出してきた挑戦の奇跡から
01:55現在未来へのビジョンまでを安藤さんと長年信仰があり
02:00建築を学び続ける桜井翔さんがたっぷりと伺います
02:06安藤さんお久しぶりです
02:09桜井翔さんこんにちは
02:11桜井翔さん今日はよろしくお願いします
02:12楽しみにしました
02:14いやいやもうね青春いうのは何かというとやっぱり100歳まで心差し高く生きた方がいいと
02:24ただ生きてるだけでちょっと面白くないので
02:27我々も青春で行くと言って100歳まで頑張ると
02:32これまでのキャリアかつ今のお立場で行われる展覧会のタイトルが青春っていうのが
02:41やっぱワクワクしますね
02:42どんなものを見られるのかという意味で
02:46早速案内していただいたのは安藤さんの頭の中
02:54いやーこれだけ模型あるんですこれ圧巻ですねもう
02:58あーじゃあこの模型自体も作品やね
03:03でこれをぜひ売ってほしいというのがいっぱい来るんでしょうね
03:08これアイスね住吉の長屋の模型ですかこれ
03:11ああそうそうこれこれ
03:13これはもうこの模型かっこいいですね
03:16この模型はコンクリートを売ってね
03:19何回も打ち直してやっとできた
03:22あの安藤ファンからするとやっぱあの住吉の長屋って一つこうエポックなというか特別な作品だと思うんですけど
03:30安藤さんご自身としてもやっぱり特別ですか
03:33それは一番最初の頃ですからこの家は家に入って2階のベッドルームからトイレ行こうと思ったら階段を降りて外を通っていかないかと
03:45でこれはね評判悪かったんですよ
03:48寒いとか不便やとか言うけども不便とか寒いとか言うなと
03:56それはやっぱり気合を入れてあのいい気にはいきませんよと言うたらまだこのまま住んでおられますわ
04:04私はもう家屋根かけるけどな
04:07長本人がお作りになられた長本人が
04:10私はもうマンションです
04:12住みにくいですよこれでいい
04:15徹底的な話は必要ない時間のであんまり住みやすいことじゃないけども
04:22上を向いたら自分の空がある家がいいだろうと
04:26自分の空
04:27自分の家になりますよと
04:30他の人にはない家
04:32でもその他にないっていうところがやっぱり魅力ですよね
04:35他にないのが大事なんですけどね
04:37これはねトマンっていうのは北海道に
04:40はい伺いました
04:41ここはね1分の1の水の教会をつくってた
04:451分の1?
04:47大自然の中水面に佇む十字架が印象的な
04:51安藤さんの代表的な教会建築です
04:55その優美な姿が原寸で再現されています
05:00水も張ってるんですね
05:06水動いてるんですよ
05:08はぁー
05:10揺らぎが水の揺らめきが
05:12なかなかよく続いたなと
05:16このまさにその場所にいるような空間が
05:20行かれたことない方もここでまあ体感できるというか
05:24一番最初に体感した安藤建築は
05:29この水の教会でした本当に
05:31この空間もちろんなんですけど
05:33今あの左の方にあるまあ壁
05:36あっちがまあ導線になってるんですけど
05:38この教会なんか入るまでのこうなんか
05:40ストーリー性というか
05:42だんだんとこうこの世界に入ってくる
05:45徐々に見えてくる景色と
05:47ここにバーンと見える景色に至る物語が
05:50すごい感動したんですよね
05:52すごい素敵
05:54安藤建築のほとばしる熱量
05:57その勢いは止まりません
05:59安藤建築のほとばしる熱量
06:06韓国 安藤建築のほとばしる
06:08アノさんのスケッチ
06:09おおー 正面だけじゃないんだ
06:10おー 正面だけじゃないんだ
06:12うん
06:13Yeah
06:27Wow, there's a wall here
06:29It's a bright way
06:32It's a tower here
06:34Wow, it's amazing
06:39Wow, it's gone
06:41There's a lot of stuff in there.
06:43Is it going to make it?
06:44Yes.
06:47I haven't seen it in lavender.
06:50Wow, it's so cool.
06:52It's so cool.
07:00It's Paris.
07:01Yes, Paris.
07:02There's a lot of stuff in there.
07:09It's a lot of stuff.
07:11It's a lot of stuff.
07:13It's a lot of stuff.
07:27It's amazing.
07:29It's amazing.
07:33I'm going to give you this exhibition.
07:38I'm going to feel the history of your life.
07:40I'm going to see the architecture that I can see.
07:44I'm going to see the architecture that I can see.
07:48特に最後の映像なんかはくしくも僕3カ所とも行っていた場所だったのでまた生で見るのとはまた違うアプローチで表現を知ることができるというかより幅広く感じることができる空間だなというふうに感じました。
08:03やっぱりこの一つはね今日本の社会にないのは感動がないともう一つはやっぱり感動がなかったらね次何しようかという力か分からないんですよ。
08:20私は大阪周りの大阪座ですから考えてみたら水道水を見てねあれ43mなんですよ幅が。
08:30シャンゼリでも43mなんですよ。
08:33ということは考えた関はじめさんっていう方は分かってたんだろうと。
08:39地下は全部鉄道があってその下にまだ上下水道を通して防災を考えてやったということを考えると構想力はあるんだと。
08:53なかなかやっぱり感動をして生きてきた人間としては次の時代に感動するようなものを優れたらいいなと思ってたんですけどね。
09:06安藤さん、パリも私昨年伺って安藤さんがお作りになられたところを起点にしてと言いますか、周りにショッピングセンターもあって教会もあって、街自体の人の往来がきっと変わったと思うんですよね。
09:25またそこに足を運ばれる方々の動きっていうのが変わっていたと思うんです。
09:32安藤さんの建物を建築を作ることによって人の動きだったり、街が動いたり、そういったこともやっぱり意識されて街づくりというのはされてらっしゃるんですか。
09:40街っていうのはやっぱり人の心を惹きつけるところがあると。
09:45やっぱり魅力はないと人を惹きつけませんので、これ人間も一緒で面白い人いるとね、集まってくるように面白い街、面白い建築があると人が集まってきますから。
10:00都市開発についてもお伺いしたいんですけど、大阪駅周辺の最大の都市開発、これどのような思いを持って望まれてらっしゃるんですか。
10:10大阪駅前に大きな敷地があると。
10:16大阪市長、大阪府知事、それから関西の経済界の人たちと話をしている中で、
10:22やっぱり2分の1くらい超えるのがいいんじゃないかという話をしたら、
10:27安藤さんにまた厄介なことを言うできよったなと。
10:33あんまり断ると、あちこちで大阪の知事も市長も頑張らないと言われるのも困るなと。
10:43出来上がってみたらね、意外と公園に1日に大体3万人くらい来るんですよ。
10:52やっぱりみんな公園が欲しいものを残さないと。
10:57建築は大きな金儲けですから、どうしてもマンション作って何分儲かるかということばっかりを考える人もいると。
11:07だけどそれ以外の人もいてもいいのかなと思うんですけど、なかなかいないんですよ。
11:14土地の値段が100億、建築の値段が100億、利益が100億と。
11:20計算しやすい。
11:23魅力は計算できへんところにあるんでね。
11:27たまには計算できないこともやったらどうかと。
11:32今おっしゃったまさに計算できない魅力というのが、安藤さんの建築に詰まってらっしゃるからこそですよね。
11:39そうですね。人間もそうでしょ。
11:41桜井さんという魅力、他の人にはできない魅力。
11:47そういうものが重なり合ってくると、また新しい世界が出来上がる。
11:54そこで一歩行くのかなと。
11:58ここは世界で唯一、駅前にこういう公園を作ったということについては、よく頑張られたなと思うんですね。
12:13みんな緑があった方がいいなというのは、子供が来てね、同日、走り回ってますよ。
12:20今まで子供が来て走り回るところが少なかった。
12:24合理性と経済性とか、ギリギリに攻め合いなら作らないかと思うんですね。
12:32僕は初めて安野さんにお目にかかったときに、多分2007年とか8年だったと思うんですけど、そのときは東京のグリーンベルト構想っていうのをお話しになられてて、夢の島のほうから、汐留のほうを通って、ミッドタウン、明治神宮、新宿御苑。
12:51緑のベルトで結ぶんだということをお話しになれたんですね。
12:55でもそのやっぱり、緑とか自然を街の中にというのは、それは大阪の街づくりでも同じ。
13:02緑というのは何もそれは機能しませんから。
13:06だけど少なくても、よくこの週刊誌やらなんか出ますけども、歩くようなあるでしょ。歩いて健康を作る。
13:17例えば、中野島を歩いて健康に作るように、中野島からちょっと遠いけれども、博覧会場のほうまで歩くと。
13:27店舗だよね。歩くというふうになればですね、健康都市にしたらいい。
13:34健康は自分で作るものです。
13:37やっぱり自分で健康を作る気持ちになれば、さあどうするかいったら歩くしかない。
13:44歩くためには、やっぱり美しい街であがって。
13:48楽しく生きるためには、自分たちの目の周りを考えないといけないと思うといいなと思いますけどね。
13:56うーん。
14:00瀬戸内海に浮かぶ、香川県直島。
14:16安藤さんのこの地域での建築活動がスタートして37年。
14:22今年はこの海を舞台に、新たな社会貢献活動をスタートさせようとしています。
14:29この地域での建築活動をスタートさせようとしています。
14:31海の上を歩くように。
14:33海の上を歩くように。
14:35今、やっとできたんですけど、船の図書館を作っている。
14:40船の図書館。
14:41船に乗りながら本を読むと。
14:44淡路島から小豆島、あちこちの島々に行って、直島に行って、本を船の中で読むと。
14:52新しいアプローチというか。
14:59本を読みながら、船に乗って、所々小豆島に泊まったら小豆島で降りると。
15:07この管理運営は香川県がすると。
15:11中野島の方にも図書館を作られたじゃないですか。
15:18やっぱりこの図書館っていうのが、やっぱり今、一つ安藤さんの中でもまた心砕いている。
15:25これね、もともとカーネギ本のカーネギさんが、63歳で会社を辞めて、ものすごい大大な金が残ったんで、アメリカ中に図書館を作ったんです。
15:39千何百個作ったと思うんです。
15:42で、それを自分のお金で作ってやったので、こっちは一軒ぐらい自分のお金でやれないのかと思って、中野島でやる。
15:52川が二つ、土佐堀川と道島川の真ん中に作ったんですけども、割と洋場が良かった。
16:02一日に600人が来たかな。
16:05大人気。
16:06大阪から神戸、熊本、今松山で行きますが、あちこ作ってるんですけども、
16:11考える力の中で楽しむ人生を送る奴がおればいいなと。
16:18一流大学へ行くために一流の塾へ行って、一流大学へ行ったというコースを、そろそろやめないか。
16:33日本の国はね、あと10年もせないうちにね、なんか島国に日本というのがあったなぁということにならんかと。
16:43私は思いますよ。
16:46そろそろ日本の国は、次の時代の子どもたちに残さないか。
16:52アンドさん、今子どもたちに残していくということもおっしゃってましたけど、
17:03これからの未来の建築像っていうのはどのように捉えてますか。
17:08困難も多いと思うんですね。災害だったり、それこそ感染症だったり。
17:15やっぱり建築だけではできませんので、例えばAIで、例えば環境のことも考えると、
17:23経済のことも考えると、技術のことも考えると、
17:27総合的に作り上げていくのがAIなんですよ。
17:31で、AIの世界と同時にやっぱりそれを判断するのは人間ですから、
17:38その両方がなかったらできないだろうと思いますが、
17:423分の1ぐらい経済力を外れたものもあってもいいんじゃないかと思ってますけれども、
17:49なかなかうまいこといかないなぁ。
17:52じゃあ本来であれば経済力を維持する必要のないような、
17:57まあ例えばですけども魅力に特化したようなものが作れれば、
18:02それ理想ですかね。
18:04私あの今一番仕事の多いのはね、台湾ですよ。
18:08そうですか。
18:09台湾の人はすごいなぁと思うのは、
18:123歳ぐらいでね、子供はね、
18:15経済力のある子供はアメリカへ行ってますよ、勉強に。
18:20ほとんどアメリカへ行くわ。
18:23で、娘はコーネル、息子はハーバード、
18:27あちこち行くわけですよ。
18:29英語はもうパーへ行くとはやばい。
18:31で、その人たちが合理性を踏まえて文化的な人が帰ってきた時に、
18:38強い台湾ができたんだろうと。
18:41合理性を踏まえて文化的な人。
18:44うん、そうそう。
18:45そこのバランスなんですね。
18:46バランスなんですね。
18:48台湾の人たちを見てると、ものすごい前向き。
18:53で、企業もね、台湾のいわゆる半導体、半導体言いますけども、
18:58半導体だけではなく、あらゆるものが前向き。
19:02で、日本はもともとソニーの森田さんが考えたものですよ。
19:11ウォークマンとか。
19:13ああいうものがあった時は彼らは前向き。
19:16森田さん、それこんなウォークマンみたいなの失敗しませんかと言うたら、
19:22失敗した時は失敗した時だと。
19:24前行けと言うとったわけですよ。
19:28建築やり屋に見た時に、家の平屋の長屋を2階建てにした時に大工さんが来て、
19:36よく働くと。
19:38朝から晩まで働くと。
19:40同時に楽しそうに働くと。
19:44そして、働いたあと6時頃からまた勉強しおると。
19:50すごいなと。
19:52工夫して自分で楽しんでおると。
19:55日本の社会で働いてる人で、どうなんやら楽しいやってる人いるんやろうか。
20:02青春の歌。
20:09青春とは人生のある時を言うのではなくて、心のありを言うのだという。
20:16そういった青春の歌からも安藤さんの思い出が来てるのかなとは個人的には感じてるんですけど、
20:23やっぱり安藤さん見てると、例えば10代の時は青春です。
20:3020代前半が青春ですということよりも、
20:33プロジェクトプロジェクトに向かってる、その時期がそれぞれ青春なのかなというのが感じられるというか。
20:40今回の展覧会もそうですけど、こうした大きなプロジェクト、ここも青春、それも青春、そしてきっと今も青春という。
20:47改めて、改めてご自身の青春という。
20:54改めての頃、魚捕りに行った後、戻りに行ったり、将棋したり、相撲したり、
20:59相撲したり、喧嘩したりという中で生きてきたものですから、
21:04自由気ままに生きてきたものですから、その都度全力で生きると。
21:10やっぱり日本人はその青春を忘れて、経済になったんでしょうね。
21:19その経済が今の学問になって、
21:227時頃になると、ものすごいラントセグニーに両方にカバンを持って、
21:29小学生が出陣していくやん。
21:32あれ見てるとね、かわいいですよなと。
21:37どうするのと、今後、と思いますから、
21:41せめて生きてる限り青春でありたいと思うんですね。
21:47で、私の友人たち、例えば、
21:51美奈川幸男さんとか、美奈川一世さんとかの方々も含めて、
21:56彼らは青春を生きて、生き切ったと思うんですよ。
22:00私もできれば、青春を生き切りたいなと。
22:04全力、東京でやりたいと。
22:08で、まあ、暴走族みたいもんですよ。
22:10青春暴走族。
22:13青春暴走族みたいもんやから。
22:16もう、どっかでぶつかるやろと。
22:19まあ、ぶつかったら、もう、仕方がないと思ってますが。
22:25じゃあ、あんたと、まだ、まだ、ふかしますか。
22:28まだ、ふかさないと思うしろい。
22:31だけど、みんな、だいたい、95くらいまで元気やで、みんな。
22:38そのためにはね、まずやっぱり、知的体力を上げると。
22:44肉体的体力を上げると。
22:47そして、日々、努力と。
22:49うん。
22:50いうことがないと、難しいだろうと。
22:53で、私、前に話しましたけど、内臓いずっととるんです。
22:57胆脳、胆管、十二症、水臓、肥臓ととってますが、
23:01なかったらないように、暴走できるよ。
23:04なかったらないようにね。
23:08桜谷さんなんか若いから、まだまだ青春の限り、また40年ぐらいあるよね。
23:16いや、そうですね、先ほどの話だと、僕まだ50年ぐらいあるんで。
23:19あるよ。
23:20行くよ。
23:21まだ女高で行かないと、もちそうになる。
23:24アハハハハハ。
23:26ポロッと、さらっとしてましたけど、あと日々、努力とって、本当にポロッとしてました。
23:32今、自分40ちょっとですけど、ここから40年、50年、同じバイタリティで駆け抜けられるかなって思うのと同時に、まあそうありたいなと。
23:45いかに大きなエンジン積んでるかっていうのを痛感しましたよね。
23:50世界の安藤、永遠の青春。
23:54建築家、安藤忠夫がその圧倒的な熱量で若い世代に送る大展覧会。
24:00挑戦の奇跡と果てなきビジョンを、グラングリーン大阪VSで。
24:05クラブリーン大阪VSで。

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