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00:00日本経済の成長を支えてきた製造業。
00:05その背後には長年にわたって培われた高度な技術と、
00:10技術者たちの情熱や独自のアイデアが息づいています。
00:15物作りの真髄がここに隠されているのです。
00:19この番組ではそんな物作りの現場に若い視点で迫り、
00:24その裏側を探求していきます。
00:27未来探訪 世界に誇る日本の技
00:36未来探訪調査員の泉川美穂です。
00:39未来探訪調査員の森山美穂です。
00:42今回私たちがやってきたのはこちら!
00:45成功インスル株式会社さんです。
00:49美穂ちゃんは成功インスルさんって聞いたことありますか?
00:53成功さんは時計の会社ですよね。
00:56若い方から大人の方まで幅広く愛されているイメージがあります。
01:00女の子でも付けられる時計もたくさんあったりして、
01:03私の周りでも使っている人がたくさんいます。
01:05そう、成功さんは皆さんご存知だと思うんですけれども、
01:08今回は成功インスルさんなんです。
01:12もちろん成功さんと深い関係があるんですけれども、
01:16ここにも世界に誇れる日本の技術があるんです。
01:20それは未来探訪としてしっかり調査していきたいですね。
01:23はい、では早速中に入ってみましょう。
01:26せーの!
01:27中にやってきました。
01:33綺麗ですね。
01:35すごい綺麗ですよね、本当に青い絨毯と。
01:38じゃあ早速どなたかに聞いてみたいと思います。
01:41はい。
01:42いらっしゃるかと思います。
01:45こんにちは。
01:50こんにちは。
01:51こんにちは。
01:52本日はよろしくお願いいたします。
01:54よろしくお願いします。
01:56私は成功インスルで候補を担当しております森と申します。
02:00早速ですけれども、当社について簡単にご紹介させていただきます。
02:04こちらにありますとおり、当社は成功グループの一つの事業会社となります。
02:11成功グループは腕時計やクロックを中心に、それ以外にも電子部品やシステムソリューションといったさまざまな事業を展開しています。
02:22その中で当社成功インスルは1937年に腕時計の製造会社として設立されました。
02:31以来長らく腕時計を製造しておりまして、1970年にはクォーツ時計を開発。
02:37世界中にですね、高品質な腕時計を提供してまいりました。
02:42これから腕時計には小さくて精密な部品がたくさん使われているんですけれども、
02:47その部品を応用した製品、それからその部品を作る技術を使って、現在は幅広くいろいろな事業を手掛けています。
02:56今日はですね、実際にそれら製品をちょっとサンプルとして用意しましたので、ご覧いただければと思います。
03:05こちらはですね、当社が製造している商品になります。
03:13まずこちらの塊がですね、精密部品になります。
03:17精密部品というのは金属を切ったり削ったりして作る部品になります。
03:22じゃあ一体何に使われているのかということなんですけれども、こちらはですね、パソコンの中に使われているハードディスクのですね、モーターに使われているパーツになります。
03:32それからこれがですね、ミニチュアボールベアリングというもので、いろいろ回転するものには必ず使われている部品になります。
03:41ここから後ろにあるこの2つはですね、自動車用の部品になります。
03:46えー、こんな小さいの。
03:48こちらがですね、エンジンのところに使われる部品になります。
03:55えー、エンジン。
03:56それからこちらがですね、ブレーキ、安全装置に使われる部品になります。
04:02ですからここの部品の精度が悪ければ、車の性能も落ちちゃいますし、それから安全にも非常に重要な部品になります。
04:13えー、すごいですね。
04:14私たちがいつも乗っている車に使われている。
04:17そうですね。
04:19さらに、さまざまな電子機器などに使われるマイクロ電池や水晶振動子、気取り磁石なども製造しているんです。
04:30現在、時計は別のグループ会社で製造していますが、腕時計製造で培ったさまざまな技術をもとに、事業の多角化を推進。
04:42現在は電子部品、精密部品、プリンティングデバイスなど幅広い事業を展開しているんです。
04:51今日ここにはない製品をですね、今日はぜひご紹介したいと思います。
04:55それがですね、内面検索版という工作機械になります。
05:00元々は時計用の部品を作るための工作機械だったんですけれども、そこの技術を応用してですね、時計以外の部品も作れるような工作機械を作ってきました。
05:14なるほど、時計を作るセイコーさんが工作機械のスペシャリストを集結して、工作機械事業をスタートしたわけですね。
05:24ということで今回は、セイコーインストールが世界に誇る工作機械を徹底調査します。
05:35ここからは、精機部の担当者からその工作機械について詳しくお聞きします。
05:43こちらが当社が世界に誇る内面検索版になります。
05:47それはどんな製品なんですか?
05:49簡単に言うとですね、金属とか丸い部品の穴の内側をきれいに磨く機械になります。
05:56中の棒ですか?
05:57そうです。
05:58表面をきれいにしながら、この形、丸をですね、いかに正確な丸を作るかっていうのが大事になります。
06:07その丸の精度がだいたい0.1ミクロンっていう精度で。
06:13ミクロン?
06:15初めて聞いたね。ミクロン?
06:17ミクロンっていうのはですね、1ミリの1,000分の1が1ミクロンです。
06:22そう言っても難しいですよね。
06:24え?すごい。
06:25見えない。
06:26細かいレビルですね。
06:27そうですね。だいたい髪の毛の太さが50ミクロンから100ミクロンって言われてます。
06:32あと髪のコピー用紙の厚みがだいたい100ミクロンです。
06:37ですからこの100ミクロンの100分の1が1ミクロンですから、さらにその1つ下の単位まで、0.1ミクロン単位で、われわれは形状を作ることができます。
06:49すごく繊細な細かいですね。
06:51そうですね。
06:52どうやら肉眼ではわからないほどの精度で内径に深淵を作り出すということですが、なぜ深淵にすることがそれほど大事なのか気になりますよね。
07:04その金属部品の穴の内側を、なんでそこまで精密に磨き上げる必要があるんですか。
07:14なるほど。昔流行ったハンドスピナーって、今あまり流行ってない。
07:21これこう回り続けます。一度こう弾くとですね。
07:26これどうしてこんなにスムーズに回るかっていうと、この中にですね、ボールウェアリングという部品が入ってます。
07:33これ、これはボールウェアリングです。
07:36このボールがですね、転がることによって、きれいにこう回るんですけども、
07:41ただ、ボールがあるだけではなくて、そのボールが通るところの面がですね、いかにきれいかっていうのが大事になります。
07:50すごい。ちょっとの力でスムーズに回り続けるので。
07:55その回り続けるのには、こういった精度が非常に重要になってきます。
08:00深淵じゃないとすごい力が必要っていう感じ。
08:03そう。はい。力が必要。
08:05でもこれも本当にこれぐらいとかでももう。
08:07そう。
08:08ですからそのボールが通る面がですね、いかにきれいに仕上がってるかっていうのがすごく大事になってきまして、
08:14我々の機械はそこをきれいに仕上げることができます。
08:17へぇ。
08:19生活の中で回転するものってたくさんありますよね。
08:24深淵によって効率よく回ることが余分な力を必要とせず、
08:29コストの削減や安全性にもつながってくるようです。
08:33ここでそもそも検索とは何かを学んでいきたいと思います。
08:452人とも内面検索版のことをさらに理解できるようにしっかり学びましょう。
08:50よろしくお願いします。
08:52金属の加工には大きく分けて切削と剣削の2つの方法があります。
09:00この違いって2人は分かるかな?
09:03うーん、内面検索版はベアリングの中を削るって言ってたよね。
09:09切削との違いって何なんだろう。
09:12森山知りたいです。
09:14お、泉川も知りたいです。
09:17切削は刃物やドリルを使って金属を削り取る方法で、
09:22一度に大きな量を削り、形状を作り出すのに優れています。
09:28次に、検索ですが、
09:31砥石が高速で回転し、金属の表面を少しずつ削り取る方法です。
09:38一度に加工できる量は少ないですが、
09:41非常に高い精度で表面を滑らかに仕上げることができます。
09:46検索加工は製造の最終工程なので、とっても大事な工程です。
09:52なるほど。今回紹介していただく内面検索版は、
09:56検索なので、砥石で削るわけなんですね。
10:00高い精度で加工できるから、機械部品や自動車部品の製造など、
10:04様々な分野で使われているわけですね。
10:07ちなみに、検索加工にはこれらの種類があるんです。
10:13おー、すごいたくさんもあるんだね。
10:17内面検索以外にも様々な検索があるんですね。
10:21では、引き続き、セイコーインストルさんに内面検索版の魅力を紹介してもらいましょう。
10:27未来、どうもー!
10:33それでは、その内面検索版を使っているところを見せていただきます。
10:39こちら、まず何から始まるんですか?
10:42そうですね。こちらの機械の…
10:45開いた!
10:46おー!
10:47こちらの主軸と呼ばれる、ワークを持つチャックと呼ばれるものが付いているんですけれども、
10:56こちらに加工するワークを実際に加えまして、
11:00それが高速で回転して、こちらの奥にある小石ですね。
11:06こちらも高速で回転して、この中に小石を入れて磨き上げるというようなことをこの機械で行います。
11:15こちらの機械に関しては、汎用機と呼ばれる分類の機械になっていて、
11:21いろいろな対象物を加工するものになりますので、
11:26いろんなものが持てるように、このチャックの爪も大きく開くようなものが開いております。
11:33はい。なので、手で付け替えて、いろんなワークを入れていくという形ですね。
11:40おー!
11:42ちなみに、成功インストルは、さまざまな材料を加工できる汎用機以外にも、
11:47専用機と呼ばれる、特に自動車部品やベアリングなど、
11:52加工精度に加えて高い生産性が求められる工場に対応した、
11:56検索版の製造も行っています。
12:03今すでに、加工物の方が、車窟の方に加えてありますので、
12:10これが今、どんどん回っている状態ですね。
12:15え、回ってるんですか?
12:17回ってますね。
12:18え?
12:19え?
12:208万回転。
12:21速くて、全然回ってない。
12:23確かに、見えないです。
12:24これは今、8万回転で、1分間に8万回転している。
12:288万回転?
12:29はい。
12:30全然回っている感じがしないです。
12:31止まって見えますよね。
12:32止まって見えますよね。
12:34スタート。
12:35おー!
12:36なんか、水がもらって。
12:37おー!
12:38おー!
12:39すごい!
12:40すごい!
12:41すごいですね。
12:43すごい!
12:44やっぱりそう。
12:46減る際に、そうですね。
12:47検索熱が発生しますので、
12:49クーランプ液。
12:50あ、ここに流れてね。
12:51そうですね。
12:52はい。
12:53実際、加工するポイントにかけまして、
12:55へー!
12:56冷やしながら、そして、潤滑させながら、
12:58加工していきます。
12:59へー!
13:00そう。
13:01もう終わった。
13:03終わりですか?
13:04そうですね。
13:05これで、はい。
13:06内径の加工が終了する感じになります。
13:07おー、早いですね。
13:08結構、早いですね。
13:10でも、こんなちっちゃい部品とかを、
13:14こんなに大きい、何倍のものを、
13:17大きい機械でやるって、
13:19すごい繊細な作業だなって思います。
13:22そうですね。
13:23どうしても、精密な加工を施そうとすると、
13:27機械自体も非常に精密に、
13:29駆動しなければいけないのと、
13:31あとは、加工するときに、
13:33大きな力が加わってしまいますので、
13:35それを受けられるだけの、
13:37強さというか、
13:39変形しにくさは、
13:40また、機械体にしなければいけないので、
13:42ある程度のサイズ感は必要になっています。
13:45へー。
13:48出来上がった加工物を見てみると。
13:51おー。
13:53そうですね。
13:54これで、はい。
13:55中が磨かれている。
13:56そうです。
13:57実際磨かれているのは、
13:58この先端の5ミリの穴になっているんですけれども、
14:01へー。
14:03こちらの枠が、先ほど加工した枠になっていまして、
14:06はい。
14:07実際にこちらの枠を切ってみると、
14:10はい。
14:12こういった形で、
14:13はい。
14:14中が磨かれたものになります。
14:16はい。
14:17で、もともとの、
14:19あの、加工する前のものについては、
14:22こういった形で、
14:23黒っぽくなっていって、
14:24黒っぽくなっていって、
14:25はい。
14:26ここを、こう、キラキラ、
14:27きれいな、
14:28高精度になるように、
14:30磨いていく、
14:31ということを、
14:32この機械でやっています。
14:33へー。
14:34へー。
14:35すごい、きれい。
14:36すごい。
14:37ここでの画面では、
14:40そういうサイズ感とかを調節されているんですか?
14:43そうですね。
14:44はい。
14:45こちらの対象ワークの、
14:47はい。
14:48加工の内製ですとか、
14:49へー。
14:50あとは、この砥石の、
14:51はい。
14:52あの、大きさですね。
14:53へー。
14:54こちらの方を入力していって、
14:55へー。
14:56えー、実際にそれを計算させてあげると、
14:58はい。
14:59どの辺あたりから切り込んでいくかっていうのを、
15:01この、
15:02条件で、えー、
15:03作ることができます。
15:04へー。
15:05へー。
15:06ご覧いただいてどうですか?
15:08なんか、
15:09これだけの小さい、細かい、
15:11精度の高いものを作るには、
15:13こういった、こう、大きな、
15:15そうですね。
15:16機械が必要なんだなって思いますか?
15:18そうですね。
15:19あの、物は小さいんですけども、
15:20これぐらいの、こう、
15:21大きさでないとですね、
15:22こういった精度っては出せない。
15:24へー。
15:25ちなみにこの中で、
15:26はい。
15:27重要な物って何だか分かりますか?
15:29へー。
15:30へー。
15:31重要な物。
15:32えー、やっぱり、
15:34この、
15:35機械を、
15:37はめ込む、
15:38こっちの方の。
15:39あー、なるほど。
15:40支える側。
15:42支える側の方の。
15:43これも確かに大事なんですけども、
15:45もっと重要な物があります。
15:46もっと重要な物。
15:47はい。
15:48何ですか?
15:49ポイシ?
15:50ポイシ。
15:51はい。いいところ。
15:52いい感じですね。
15:53あの、奥のやつですね。
15:54ずっと、あの、回すところ。
15:55はい。その回すところ。
15:56そうです。
15:57あれはですね、
15:58防周波スピンドルって言います。
15:59防周波スピンドル。
16:00はい。
16:01こういった、穴を加工するのにですね、
16:03非常に重要な物になります。
16:05へー。
16:06こちらちょっとこれが実物です。
16:08へー。
16:09へー。
16:10こちらはですね、
16:11先ほど乗ってるのは8万回転。
16:13はい。
16:14こちらは15万回転。
16:151分間に15万回転。
16:16えー、15万回転。
16:17もっと、もっと回るんですね。
16:18はい。
16:191分間に15万って言っても、
16:20なかなか難しいと思うんですけど、
16:21はい。
16:221秒間に計算するとですね、
16:252500回転。
16:262500回転。
16:272500回転?
16:28強い。
16:29ここに砥石をつけます。
16:31あ、砥石をここにつけるんですね。
16:32はい。
16:33砥石をここにつけるんですね。
16:34はい。
16:35これ中にモーターが入ってます。
16:37へー。
16:38モーター。
16:39モーターって分かりますか?
16:40モーター?
16:41モーター。
16:42なんか、回す車とかの。
16:43スピードをこう上げるための。
16:44そうですね。
16:45いろんなところにモーターって使われてるんですけども、
16:47特にこの中に入ってるモーターでですね、
16:50この軸をですね、
16:51先ほど言った高速回転をさせて、
16:54はい、加工しています。
16:55へー。
16:56これをですね、我々は自分たちで開発して作っています。
17:01へー。
17:02それがこの機械のですね、
17:04強みになっています。
17:06へー。
17:08成功インスツルの高周波スピンドルは、
17:11世界でもトップレベルと言われています。
17:15対象物を精密かつ高速に回転させる技術は、
17:19このように高速で回転する金属のコマを
17:22何段も重ねられるほどなんです。
17:25ここで、スピンドルモーターについて、
17:36さらに詳しく知っていきたいと思います。
17:392人とも、スピンドルモーターのことをもっと理解できるように、
17:43しっかり学びましょう。
17:45よろしくお願いします。
17:47スピンドルモーターは、電気で回転するモーターと、精密な回転軸、スピンドルが一体化した装置です。
17:56主に高い回転数、高いトルク、高い精度が求められる機械加工や、電子機器の回転軸に使用されます。
18:05高い回転数や精度が必要となる内面検索盤には必須なものなんですね。
18:12通常、モーターの回転エネルギーを機械的な回転運動に変換するには、
18:19ギアやベルトなど複数の部品が必要で、装置の体積が大きくなりがちですが、
18:25スピンドルモーターは、モーターと回転軸が一体化しているので、
18:30構造がシンプルで、小型ながらも高い力を発揮することができます。
18:36スピンドルは、内面検索盤の性能を左右する心臓部であり、とても大事です。
18:42確かに大きさはこれぐらいのサイズでしたよね。
18:46モーターと回転軸が一体化しているから、
18:50あのサイズ感で1分間に3万回転から15万回転まで可能になるんですね。
18:56すごく勉強になりました!
18:59ということで、高周波スピンドルが作られている組み立て工場に向かい、そのすごさを調査します。
19:06このサイズの違いとかは?
19:12はい、回転数によってちょっとサイズが変わってきます。
19:16ちょっと細かい説明はですね、組み立てを担当しているものから、
19:20坂井が。
19:21坂井です。よろしくお願いします。
19:24アルカリレンチを大きくしたら、
19:26なんか拡大本みたいな感じで見えますけど、
19:29中がすごい複雑になってるんですか?
19:31そうですね。
19:33回転数が高くなってくるので、
19:36中の構造もシンプルなようで複雑な構造になっています。
19:41大きい方が回転数は速いんですか?
19:44大きい方が回転数は遅いです。
19:46遅いんですかね。
19:48中はどんな作りになってるんですか?
19:50中の構造なんですけど、こちらに簡単なんですが、断面がありまして、
19:56すごい。
19:57この中で回転するものとしては、
20:00中に通ってる軸と言われているシャフトの部分が回る形状になっています。
20:06へー。
20:07なので、こちらですと、9万回転ですと、1分間に9万回転。
20:131分間に9万回転。
20:14このサイズのものが高速で回る。
20:17というような形になっていますね。
20:19モーターとかで早く回るじゃないですか。
20:21もしこれをラジコンに入れたら、じゃあどうなっちゃうんですかね。
20:26多分、吹っ飛びますね。
20:27吹っ飛ぶ?早すぎて。
20:29へー。
20:30ちょっとやってみたいでしょ。
20:31もう、カーでもね。
20:33最強なラジコンができるかもしれない。
20:36壊れそうだね。
20:38ラジコンに入れようって言う人は初めて。
20:42スピンガルって、カシャさんとかも作られていると思うんですけど、
20:46なんか、自社独自の方法みたいなものってあるんですか?
20:51弊社独自の作り方で、この高回転を実現できているので、
20:56この中には、すごく緻密な設計と技術力が踏襲されているんですけれども、
21:05ちょっと、ここが一番このスピンドルの肝である部分なので、
21:10ちょっとこう、企業秘密ということで。
21:12あ、企業秘密だったんで。
21:14じゃあ、私にだけ教えてもらってもいいですか?
21:17気になる。
21:18後でこっそり。
21:19後でこっそり。
21:20教えてもらえる。
21:21ありがとう。
21:23作れるようになったら、うちで働いてくれる。
21:26その時はね。
21:28世界に誇る精度を生み出すスピンドルの製造方法は門外不出。
21:36長年の努力と結集された技術力から生まれたものですもんね。
21:42世界トップレベルの精度と生産性で躍進を続ける成功インストル。
21:48その技術は次世代のチームへと脈々と受け継がれています。
21:53ここがすごいぞ。
21:55成功インストルっていう部分は何ですか?
21:58スピンドルを見てもらったと思うんですけど、
22:01あのスピンドルって実は他社メーカーの機械にもスピンドルっていうのを収めておりまして、
22:09スピンドルってやはり重要な部品ですので、その重要なところを他社メーカーさんのところでも採用していただいているっていうのはすごいところだと思っております。
22:19すごい。成功インストルさんのスピンドルを使って、
22:22加工を作るってことですね。
22:24へぇー。
22:26かなり小さな部品をかなり高精度に検索できるっていうのは一番強いのかなと思います。
22:35この仕事のやりがいは何ですか?
22:38やりがいはやはりお客さんに喜んでもらえた時ですね。
22:43で、お客さんのやっぱり生産設備になるものですので、やはりその生産に貢献できて、
22:50お客様の役に立ったなって思える時が、やりがいを感じる時です。
22:56へぇー。
22:57これに関しては私も一緒で、お客さんから満足してもらえるお言葉をいただいた時は、やりがいを感じますね。
23:07へぇー。
23:08例えばこの機会でも、かなり高い機会で買ってもらうにもいろいろ検討しないといけないので、そこの向こうの願望に対して応えられた時はとっても嬉しいなと思いますね。
23:22今後の成功インストルさんのビジョンについて教えていただけないでしょうか。
23:31はい。現在ですね、生産現場は高齢化、人材不足という大きな課題を抱えております。
23:37私どもの工作機会は自動化、省力化に長けております。
23:42その特徴を生かしてですね、この課題を解決していきたいというふうに考えております。
23:47また現在ですね、国内販売に注力をしております。
23:52今後、中国、インド、工場が高度化していく状況でございますので、そこに向けて事業を拡大していきたいというふうに考えております。
24:02すごかったね。
24:08はい。
24:10本日は成功インストルさんにて取材させていただきました。
24:15ありがとうございました。
24:16ありがとうございました。
24:18やっぱり成功さんといえば時計というイメージが強かったんですけれども、私たちの身近にある自動車だったり電子機器の細かい部品なども作られている会社ということをしていて、結構驚きました。
24:30内面検索版などで細かい部品の調整、精度を上げるということは、その機械自体のパフォーマンス力を上げるということにもなるみたいで、
24:40やっぱり今後省エネといったところにもつながってくるのかなと思いました。
24:45こういう地球環境にも配慮した企業さんがどんどん増えていったらいいなと思いました。
24:51どうでした、みーちゃん。
24:53そうですね。本当に今言ってた通り、緻密に精密に本当に細かい部分まで作って出して、その内面検索版の中にあるスピンドル。
25:06スピンドルすごい興味面白かったもんね。
25:08本当に目に見えないぐらいの速度で回っていてとか、こういうのを直接見ることができてすごく勉強になりました。
25:16あとは、今回セイコーインスツルさんの今までたくさんの人が知らなかった部分を、私たちがうまく伝えられていたらいいなと思います。
25:26それでは、次回またお会いしましょう。
25:29みらい、どうも!
25:46ご視聴ありがとうございました。
26:02ご視聴ありがとうございました。