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00:00The end of the year is late, my sister.
00:07We've been in the tournament, so we're going to be in the car.
00:13I know!
00:15I know!
00:16I know!
00:17I know!
00:18I know!
00:19I know!
00:20I know!
00:21I know!
00:22I know!
00:23I know!
00:24I know!
00:25The first time we got to go,
00:27Aiko!
00:28Aiko!
00:29Aiko!
00:30Aiko!
00:31Aiko!
00:32Yes!
00:33Yes!
00:34Yes!
00:35That's the first call.
00:36What...
00:37No, the last call is a test,
00:39is how difficult it is?
00:41Oh...
00:42That's okay.
00:44It's easy to see now.
00:46I think it's easy.
00:47Really?
00:48So,
00:49if you can and if you can join in the summer,
00:52you'll be able to go to the next day?
00:55退会?
00:57優勝できたから次も簡単に行けるかもって思ってるわけじゃないです。
01:02むしろ逆っていうか。
01:04私、今日優勝できて本当に嬉しかったんです。
01:09だからといって、今まであった嬉しい気持ちと同じくらい冷たい気持ちも大切にしたい。
01:16いっぱい大会に出て、できないことと向き合いたい。
01:20光ちゃんまでの距離を感じて、自分はまだ何もできない。
01:25このままじゃダメなんだって冷たい気持ちも抱えていたいんです。
01:30フィギュアスケート選手に少しでも近づくために。
01:37今からエントリーが間に合う大会がある。場所は京都。
01:41京都?
01:43この大会に出場しよう。一級枠で。
01:46いいんですか?
01:48言い出したのは祈りさんだよ。
01:51いや、でも、まだ早すぎるとか。
01:54受かってから考えようとか言われるかなって。
01:57祈りさん。
01:59祈りさんはもうとっくにフィギュアスケートの選手だよ。
02:03名後輩初級の優勝者だ。
02:06胸を張ってほしい。
02:08司先生。
02:10はい。
02:12それでも、いろんなことを言う人はこれからもたくさんいると思う。
02:16この年で始めるのは遅すぎるとか、可能性がないとか。
02:21はい。
02:22いちいち気にしてたらダメだ。
02:24大切なのは遅いか早いかじゃない。
02:27できるかどうか。それだけなんだ。
02:30俺もずっと言われてきたけど。
02:32先生も?
02:33あ、いや。
02:35先生も、スケート始めたの遅かったんですか?
02:41あ、す、すみません。話したくないことなら無理に話さなくても。
02:46いや、話したくないわけじゃないんだ。
02:51ただ、俺なんかのことを話すのが祈りさんにとっていいことなのかって。
02:57先に言っておくけど、俺は祈りさんに自分を重ねるつもりはないし、自分ができなかったことを祈りさんにしてほしいわけでもない。
03:06選手はそれぞれ別だと思っている。
03:08はい。
03:10だから、これから話すことはあくまで俺個人の話だ。
03:15そう思って聞いてほしい。
03:17あ、わかりました。
03:20といっても、あまり人に話したことないからどこから話せばいいか。
03:25聞きたいことある?
03:27え、先生が一番最初にフィギュアスケートを始めたのはいつ頃なのかとか。
03:34最初か。最初というと中学の時ってことになるのかな。
03:39中学?
03:41うん。
03:4214の時初めてよだかじゅんの滑りを見たんだ。
03:47ここでトリプルアクセル。
03:50それで自分も始めようって思ったんだけど。
03:58初心者が今から?
04:00まあできないことはないけど。
04:03正直言うと、進めることは難しいかな。
04:06コーチング量も高いからね。
04:09無駄にならないよ。
04:11よく考えて。
04:13うちは兄弟も多かったから、とても頼める額じゃなかった。
04:18そのまま高校に入って、スケートを諦めかけて。
04:22でもその頃、運のいいことに。
04:24宝くじに当たった。
04:26まさか。
04:28でも宝くじに当たる以上の幸運だったのかも。
04:32幸運?
04:34人を助けたんだ。
04:37タッカ。
04:42あの、突然すみません。
04:44携帯の充電器ありますか。
04:49彼女の名前は加護芽衣子さん。
04:55それがきっかけで、加護さん一家と知り合って、芽衣子さんの旦那さんの、高一さんの会社でバイトをするようになったんだ。
05:03ウィース!
05:05ウィースじゃなくて、おはようございますだって言ってるでしょ?
05:11おはようございます!
05:14それでクラブに?
05:16いやいや、高校生から選手として育ててくれるところなんてほとんどないし、金額的にも無理。
05:23ただ、バイト代で団体のスケート教室には通えるようになったんだ。
05:28それで選手に?
05:30そのつもりだったけど、俺が入れたのは同好会みたいなところでね。
05:36それでも、一生懸命やっていた。
05:41加護さんたちがずっと応援してくれていて、恩返しのためにもなんとか選手になって結果を残したいって。
05:58でも、経験もない、クラブに通っていない人間がとても立ち打ちできる世界じゃなかった。
06:08加護さんはそれでも援助を申し出てくれたんだけど、今からじゃとても無理だと思った。
06:16それで、高校卒業のとき。
06:18辞めちゃったんですか?
06:28なあ、そのつもりで加護さんのところのバイトも辞めて、就職しようと思って。
06:34ちょっと待ってください。じゃあ、どうやって選手に…。
06:37本格的にコーチがついたのは、実は20歳の頃が初めてだったかな。
06:4320歳…。
06:45アイスダンスの選手としてなら見てくれるってコーチが現れたんだ。
06:54あなたと…?
06:56よろしくお願いします!
06:59これが最後のチャンスだと思ったから、必死で食らいついていこうと思った。
07:12あっ!
07:14すみません。
07:16今のは私のミス。ごめんね。
07:19いえ。
07:21最初は俺と組むことに否定的だったひとみさんも。
07:24俺が必死だったからか、だんだん認めてくれるようになった。
07:30さすがひとみ先生。
07:33それで全日本に出たんですよね。
07:35うん。
07:36と言いたいところだけど、続けていくにはお金が全然足りなくてさ。
07:42ってことは宝くじいやいやあっ加護さんうんシューズのブレード変えたら一瞬でお金が消えたあの突然すみません携帯の電池が切れてしまってあっすかさっくん?
08:08メイコさん?
08:10メイコさん?
08:20俺がまたスケートをやっていると聞いて援助を申し出てくれて。
08:26俺が二人の?
08:28あっ。その代わりに君のスケートをサポートさせて欲しい。それならいいだろ?
08:34二人ともつかさくんじゃなきゃ嫌だと言ってるんだよ。
08:36えっ。
08:38今日からまたよろしくね。
08:48カゴさんたちのためにも全日本でなんとか表彰台にと思ったんだけど。結果はよい。そしてそのあと。
09:00いや。そのあとプロのオーディションをあちこち受けていた時、ひとみさんに呼ばれてこっちに来て、いのりさんに出会った。
09:06Oh
09:13Oh
09:17So not to
09:19Yeah
09:21So not to know the audition aちこち受けていたとき
09:24Hitomi さんに呼ばれてこっちに来て
09:27Inori さんに出会った
09:29えっじゃあ私が先生の最初の生徒なんですが
09:32あれ? 行ったことはなかったっけ?
09:35はぁ… なんかちょっと嬉しいです
09:41そうだ さっき俺が言おうとしてたこと言ってもいい?
09:45はい なんですか?
09:49二人でちゃんと喜ぼう
09:51えっ?
09:52初級だって優勝は簡単にできるものじゃない
09:55Inori さんはすごいことを成し遂げたんだ
09:57もっと二人で喜んでいい
09:59喜びの出来栄え点 GOEプラス5を出すくらいの
10:04喜びの GOEプラス5
10:08そう 拳構えて
10:11すみません 遅くな
10:13あっ 何でもないです
10:22ままた今度でいいか
10:25あっ!
10:27つかさくん?
10:29あっ人違いです
10:34おはようございますでしょ!
10:36あっおはようございむ!
10:39あっ!
10:41孫屋でコーチの仕事を?
10:46はいまだ駆け出しですけど何で連絡くれなかったの近くなのにいやその連絡先分からなくて送ったでしょ住所も電話もときあえっとスマホを落としちゃいましてうおっ!
11:09いやでもびっくりしましたよまさか加護さんが急に
11:15つかさくん
11:17あっ!
11:18あっ!
11:19あっ!
11:20あっ!
11:21あっ!
11:22これ僕が捨てた靴下だよね?
11:23やっぱりまだお金に困ってるんじゃないか?
11:26ち、違います!まだ履けるから持っていったんです!
11:30身だし並みが大事だって何度も言ってただろ?
11:33いやでもせっかく履けるのに…
11:36あっ!
11:37食べる?
11:39き、金の皿1皿680円おなかいっぱいだからつかさくんまた一緒に住もうかえっお金に困っているのを知られるのが恥ずかしくて連絡しなかったんだろ?ち、違いますよじゃあなんで連絡しなかったの?それは…加護さんたちは他人だし…え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?え?
12:09頼る理由もないし…あ!
12:13お聞いた!え?え?え!え?え?え?え?え?え?え?え?え?あしさわっ立てて下がらないで…
12:19とにかく迷惑かけたくないんです!
12:21迷惑?誰が?
12:23迷惑でしょう!なんの関係もない赤の他人を居候させるなんて…変です!おかしいです!
12:30ただでなんて言ってないだろ?前みたいに蓮の身の回りの世話をしてくれれば…
12:37全然割に合ってません。
12:39割に合うか合わないかを決めるのは僕だ。
12:41僕がいいって言ってるんだから。
12:45洋さん何頼んじゃってんの?
12:47絶対食べられないでしょこんな量。
12:50イチゴが食べたかったんだもん。
12:52ならイチゴだけを頼みなさい。
12:55しかも何そのシャリだけ残したお寿司。
13:00って、あんたもかよ。
13:07ああ、腹減った。
13:13結局あのあと意地張っちゃって一口も食べなかったけど。
13:17あのシャリだけでも持ってくればよかった。
13:22お。
13:37必ず優勝しますから。
13:39そして、インタビューで加護さんの会社の宣伝、思い切りしますから。
13:45そしたら仕事殺到しちゃうわね。
13:56あ、加護さん。
13:58悪いけどつけさせてもらったよ。
14:00やっぱりお金に困ってるんじゃない。
14:11それ、よかったら食べてよ。
14:13用が食べきれないからって。
14:16いただけません。
14:17どうして?
14:18理由がないからです。
14:20理由って?
14:21わかりませんか。
14:23もう選手もアイスショーを目指すのもやめて、コーチの仕事をしているんですよ。
14:28選手として滑っているわけじゃない。
14:31メイコさんが期待してくれた自分じゃないんです。
14:35なるほど。
14:36今の自分に、加護さんの家にお世話になる資格はありません。
14:47司君はさ、なんでコーチになったの?
14:51何でって。
14:53才能がないから教える側に回ったの?
14:56自分の無念を生徒に晴らしてもらおうって。
14:59違います。
15:01自分のことはもういいんです。
15:04ただ、必死でスケートが上手くなりたいと思っている人を応援したい。
15:11自分ができることをしてあげたいんです。
15:14メイコも同じだよ。
15:17メイコはさ、
15:19司君がスケートを滑っていたから応援していたわけじゃなくて、
15:23司君が本当に頑張っていたから応援したかったんだよ。
15:26でも、せっかく応援してもらったのに、
15:31俺は、何も、何一つ、期待に応えることもできなくて。
15:37本当にそうだと思う?
15:40え?
15:41わからないかい?
15:42メイコは、その君の頑張りに救われていたんだよ。
15:47メイコだけじゃない。
15:54僕もヨウも、君の頑張りに救われていたんだよ。
15:59病に暗くなってちゃいけない。
16:02病に暗くなってちゃいけない死がちらつくようなつらい時でも明るく前向きでいなくちゃってメイコがね。
16:17あっシューズのブレード変えたら一瞬でお金が消えたあの突然すみません携帯の電池が切れてしまってあっつかさくん?メイコさん?
16:42あっ。
16:49わっ。
16:57ふっ。
17:02ふっ。
17:05ふっ。
17:09わあつかさ君こっちに来るってえっじゃああのときが初めてじゃないんだはい私が最初にスケート場に来たのはお母さんにスケートはダメって言われて見るだけでもお金いるのそうだねそうなんだ
17:39でももし小鳥さんのご飯になるミミズをたくさん取ってきてくれたらあっホントセコマさんはいはいはいはいいってきまーすそんなことあったんだそういえば一時期ミミズじいちゃんって言われてたわねセコマさん
18:09おはようございますあ先生何話してたの私が最初にここに来たのはいつだったかなって思って スカサ君の話したんだって祈りちゃんに
18:22大した話じゃないんだけどそんなことないです 14歳で興味を持って始めたなんてすごいですそれだけ頑張れるってことがすごいって思います
18:35だから全日本の時何度も言ったでしょ 胸張って喜びなさいって
18:40喜びのGOEプラス5ですね
18:44遅くなったけど改めて喜ぼうか
18:49はい
18:50行くよ
18:51優勝だー
18:53優勝だー
18:55ワーイワーイやったぞー
18:59優勝だ優勝だ優勝だ優勝だ
19:03優勝だ嬉しい
19:06こらリンクサイドは走らなーい
19:15はーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーはーは