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00:27今月幕を開けた大阪関西万博で会場の案内係が身につけるユニフォーム。
00:57公募総数513の中からユニークなシルエットと高い機能性を備えた彼女のデザインが採用されたのだ。
01:10服部麻里子には恩愛の喜びだった。
01:14なんかこのジレの長さの違うのがデザインが素敵で。
01:19ズボンにも合うしスカートにも合うような。
01:23男性が履いた時にかっこいいように。
01:26時代の流れに合わせ男女兼用のスカートも。
01:31やはり驚きました。人生で初めて履いたので。
01:37逆に夏場は涼しいんじゃないかなと思っております。
01:40ズボンよりは風土地がいいので。
01:43はい。
01:44これでこのダイツがもうちょっと。
01:47あ、そうですね。
01:48ちょうどこの足のラインにこれがあればいい。
01:50そうですね。
01:51そのまま足さばきがする。
01:52なるほど。
01:53そうですね。そっと出す時に。
01:55多彩な制服を手掛けて30年。
02:01働く者を陰で支え続けている。
02:06例えば高級車の販売店では上品さと動きやすさを両立させ。
02:13しかも心にくい工夫を施した。
02:20夏場も長袖を身に着ける現場ではメッシュで高い通気性を確保。
02:29バスガイドからは色使いも好評だ。
02:34すごい綺麗に綺麗に着ていただいて。
02:38ちょっと退避する落ち着いたネイビーと組み合わせることによって
02:43黄色がすごく引き立つようになるので。
02:47胸元をホックにしたのは窮屈感なく腕を上げ下げできるから。
02:56やる気を起こす仕事服。
03:00そこに潜む人知れぬドリフを見届けた。
03:07ちょっとこうみんなが見てうわぁすごいって思う。
03:10奇抜なものを出すのって簡単なんですよね。
03:13こうすればいい。みんな喜ぶだろうなみたいな。
03:16でもそれができないからゆえに、
03:19どうやって工夫してそういうものを表現するかっていうところの醍醐味ですよね。
03:26ありがとうございます。
03:29依頼は全国から舞い込んでいた。
03:33松山の老舗スーパーが、
03:3520年来の制服をリニューアルするという。
03:39デザインに先立ち、服部はまず現場に足を運ぶ。
03:48持ち場持ち場でどんな作業があるのか。
03:52仕事は一挙一動の観察から始まる。
03:58目指しをしている人の動きとかを見たりして、
04:01ここでポケットこんなふうに使ってるんだとか、
04:04結構膝つくんだなとか。
04:06エプロンもね、あの紐だけでサイズ調整をするので、
04:10結構奥が深いんですよね。
04:15しゃがんだときにエプロンの紐を踏んじゃってほどけるとかは。
04:19こうなってるやつをこう踏んじゃって、
04:22立ったときにビヨンってなっちゃうんですけど。
04:26小さな不満も毎日となればストレスだ。
04:30ボタンなのでお手払いとか行ったときに、
04:33急いで出たいときに全部閉めてから出るので、
04:37すぐにお店に出れない。
04:39ポケットも結構物入れますか?
04:42このエプロンのポケット。
04:44メモ帳とかやっぱり。
04:47色味に関しては少し落ち着いたほうが。
04:50期待しててください。
04:51ありがとうございます。
04:56服部自身の職場は、
04:58名古屋に本社を置く制服メーカーの東京支社。
05:03出張から戻ると、
05:05依頼先で集めた従業員のアンケートをチェックし、
05:08デザインのプランを練る。
05:11夏は暑いよとか、普通着せないよとか、半袖が欲しいよとか、ダサいとか、シワになるとか。
05:20これだけ要望があると難しい気がある。
05:24難しいんですけど、でもそれをクリアするのが楽しいというか。
05:34難題を出されるとかえってファイトが湧くタイプらしい。
05:41ここはファスナーに、ボタンやめてファスナーにするとか。
05:50色もなんとなくイメージしながら描いたりしてます。
05:55なんかね、インプロンにちょっとラインとかストライプにしてあげる。
05:59柄が入ると汚れが目立たない。
06:02あとは紐、後ろはもう結ばないタイプにしたいなと思った。
06:10企業のユニフォームを作るとき、服部には心がけていることがある。
06:16スーパーの案件ではジェンダーレスを意識した。
06:41調理場には脱ぎ着が楽なようにファスナーの制服を。
06:51エプロンは汚れが目立たないよう、ストライプ柄でスタイリッシュに。
07:00着物を代わりにベルトでサイズ調整すれば、踏みつける心配もない。
07:11先方の担当者と生地や色合いなどを詰めサンプルを手に再び松山へ。
07:20ところが、工場で思わぬミスが起きていた。
07:27ちょっと待って。
07:28ここがネイビーの予定が、ブラウンで上がってきちゃってる。
07:33プレゼンの前に、ムカと作戦会議。
08:07楽しみに待ってました。
08:08楽しみに。
08:09ちょっと意図しないもの、ちょっと間違って上がってるものもあるので、説明させていただきながら。
08:16一番ちょっと問題があるのが、エプロン。
08:20ここネイビーですね。
08:23全然ネイビーになってなくて、大変申し訳ないんですけども、ちょっとそこはお詫びを申し上げなくてはいけないところになってます。
08:36キューバしのぎで、ネイビーの色紙を用意していた。
08:43あ、そうか。今。
08:45布。
08:46もう紙になってる。
08:47もう紙になってる。
08:56わかんないな。
08:57そうですね。
08:59うん。
09:01それを見ないわなっていう。
09:03うん。
09:05えーと、そうですよね。
09:08あとは。
09:09服部は、中3日でサンプルを作り直し、再提案すると約束した。
09:16持ち帰って考えさせていただいていいですか。
09:18はい。
09:19すいません。
09:20ありがとうございます。
09:22ちゃんとやってくださいってことだったと思うので。
09:26ほんとそうだなと。
09:28あの、あの継ぎはぎだらけのエプロンで承認なんてね、とてももらえない。
09:38こんな時どこまで誠意を示せるか。
09:41それも信頼への鍵になる。
09:45こんにちは。
09:47よろしくお願いします。
09:48普段から5件ほどの案件が同時進行していた。
09:51もうナナちゃん人形の前で。
09:53この日は、岐阜の自動車リーラーで働く女性アテンダントの制服。
09:59胸元が今見えやすいので、動きがしづらいとか、体型、年齢問わず美しく見えるっていうのができるっていうのは、アイロンもできたらノーアイロンでいけるやつ。
10:17今回は現行業者とのコンペだった。
10:21しかも、制服自体は既製品から選ぶという。
10:29となれば、どこで提案に差をつけるのか。
10:34すでに不安があったようだ。
10:41後日、岐阜で土産物を扱う店に足を向けた。
10:51引かれたのは、見逃しを使った手ぬぐい。
11:01最近、伝統工芸品とコラボして制服に落とし込むっていうのは、私の中でもちょっとハマってて。
11:12必勝かも。
11:14そう、必勝でもないんですけど。
11:20並行して進む仕事を、4人のデザイナーで手分けしている。
11:25チームを率いる服部は、部下にとってどんな上司なのだろう。
11:3526日。
11:37怖く失責されたとかもないんですか。
11:39失責はないですね。
11:41失責はないですって。
11:43上から物を言うというより、結構横並べて一緒にやっていくような形にしてくれているので、そういう意味では進めやすいかなとは思います。
11:50自動車ディーラーのコンペを目前にして、服部のイメージを元にしたアクセサリーの試作品が上がってきた。
12:05行って、ぐしゅっとつけました。
12:07でもこれ、意外といいですね。
12:10見逃し布で作るコサージュやハンカチ筆で、胸元を飾る狙いだ。
12:18何か3日間でこれは立派だと思います。
12:22褒めてください。
12:23いつも、いつもすいません。
12:25また行ってください。
12:27そうですね。
12:28分かりました。
12:29こちらで結構。
12:30はい、すいません。ありがとうございました。
12:31いつもすいません。
12:32ありがとうございます。
12:33ありがとうございます。
12:34よかった。
12:35ちょっと向こうに行かない。
12:38この時も別件の打ち合わせ中だった。
12:42仕事を人間だって言われます。
12:47仕事はつらい。
12:50だけど違うことで何かを紛らわすっていう人もいると思うんですけど。
12:54私はもうどうせやるなら楽しくやるっていうスタンスでやります。
13:00コンペで提案する既成服が届き、アクセサリーの見栄えをチェック。
13:10だが。
13:11いいんですけどね。
13:13知らない人が見たらやっぱりでしょ、これ。
13:17ねぇ。
13:18そう。
13:20いささか華やかさが足りなかった。
13:26手に入れておいた見伸ばし布で色味を増やしてみる。
13:30これまた買えると小さじ屋さんに怒られちゃいそうだけど。
13:38自分が納得できなければ提案はできない。
13:43臨機応変だった。
13:50おー、なんか。
13:54いい感じになったぞ。
13:58またなんかやったんて。
14:00なんか買えましたって絶対言われる。
14:031970年、長野の生まれ。
14:10洋裁店をしていた祖父母の影響で、おしゃれへの目覚めも早かった。
14:17高校時代の写真を見ると、すでにして制服デザイナーの片鱗がうかがえる。
14:28まあ実はちょっと改造してて。
14:30一人だけこう、ちょっと提灯スリームの半袖を着てたんですけど。
14:38短大でデザインを学び、アパレルメーカーに就職。
14:43働きながら夜間の専門学校に通って、さらにスキルを磨く。
14:49万博のユニフォームで注目を浴びたことから、母校に招かれ、講演する機会があった。
15:01ユニフォームは自分の意思とは違うところで与えられるものだったりするので、これは着たくないけど着せさせられているんですよね。
15:13どうやったら喜んで着てもらえるかっていうところを、まず我々は考えなきゃいけなくて。
15:25働きやすさだけでなく、仕事への誇りや自信を育む器にもなる。
15:32それが服部の信念だ。
15:35ミノワシ布のアクセサリーで臨んだコンペ当日。
15:45これに勝てば、新たな制服にまつわる業務は服部たちが請け負うことになる。
15:53審査は働く女性たち。
15:57ここにつけているアクセサリーは、ミノワシの布を使ったものになっています。
16:05実はブローチの部分が、フラッシの糸とカギバリアルにしてお花にしたものなんですね。
16:13こわいいね。
16:15これはそうなんです。ここの黄色い部分がエゴマを使った。
16:19岐阜県のエゴマ。
16:22これが薄積み桜の桜なんですね。
16:24それだけでお客さんとのコミュニケーションのツールになりそうです。
16:30素敵。素晴らしい。
16:35感触は上々だった。
16:40私もこれだけの生地は、ちょっとごめんなさいって感じ。
16:45汚れ飛んだら水槽やし、形崩れたとき怖いし。
16:49でも、ちょっと話すネタになるのはいいな。
16:55正直、ミノワシは好きじゃないですけど、やっぱりオリジナリティ。
16:58オリジナリティ。
17:00ごめんなさい。はっきり言っちゃった?
17:02やっぱ違うところでいろんな提案はすごくいただけそうだなってオリジナリティを出す。
17:06正直、もうちょっとこの提案書の出来が、ちょっと申し訳ないですけど、ちょっとすごすぎたよね。気合が。
17:14こういう思いで私はこれを持ってきましたの、やっぱりところが違ったので、あ、なるほどって思ったのと、私たちの思いを組んでくれとるっていうのが伝わった。
17:25じゃあ、つよつさんで決定でいいですか。はい。はい。はい。みんな納得してますか。はい。はい。はい。
17:34じゃあ、そんな感じで。
17:36本当に来た。すいません。朝夜から。
17:40仕事人間のちょっと意外な暮らしぶり。
17:50服部の一日は、早朝5時過ぎに始まる。
17:58家族は夫と一人息子。
18:02ずっと絨毯です。
18:05趣味はペルシャ絨毯。
18:09かと思ったら、夫は7歳上のイラン人。
18:15サルサクラブで出会ったそうだ。
18:22帰宅が遅くなる日も多いため、早起きして家族の夕食を作り置き。
18:29息子は高校2年生になるが、子育てと仕事を両立させてきた。
18:38家族も仕事も等しく生き甲斐なのだ。
18:45すいません。
18:46だからどっちかっていうよりは、どっちもってなっちゃう。
18:50だから仕事も続けてたんだと思う。
18:55家族も仕事も等しく生き甲斐なのだ。
18:59結婚22年になるアルシャドさん。
19:14喧嘩とかはしないんですか?
19:16全然。
19:18すごい、すごい良い奥さん。
19:20本当だよ。ほんとすごい。
19:24幸せ。
19:26行ってきます。
19:28いらっしゃー。
19:35制服をリニューアルする松山のスーパー。
19:38すでに送り届けた試作のサンプルをめぐって、この日はリモートで打ち合わせがあった。
19:52エプロンを留める紐は、ボタンでサイズ調整するベルトに変えてみたのだが。
20:06あ、縛らない。
20:11リボンじゃないんですね。
20:13どうやってするの、これ。
20:16向きが全然わからない。
20:18こことここです。
20:20内側ってこと?
20:22内側になるように。
20:24なんかボタンでも、もうちょっと簡単なボタンがあったらなって。
20:28コンの紐でも可愛い感じがしますね。
20:32コン色の紐。
20:35可愛い感じがします。
20:37うん。
20:40従業員およそ900人分のユニフォームは、縫製にも時間がかかる。
20:46納期を考えるとのんびりはできない。
20:49服部は、休日返上で解決の道を探した。
20:59不満には極力応える。
21:04制服デザイナーの心意気。
21:11これで、1回提案しようかなと思って。
21:15修正案は2つ。
21:18ボタンをベルト側につけて留めやすくするか。
21:22生地を重ねて留めるか。
21:23そんなことよりも、このボタンで締めること自体がめんどくさいんだよっていうんであれば、
21:33もうじゃあ、リボンに変えましょうっていうふうにはなるんですけど、
21:37もう一押しぐらいしてもいいかなっていう感じですね。
21:44リボンは綺麗に結ばないと綺麗に見えないよっていうのがすごくあるので。
21:50いや、負け継ぎ合いですね。
21:54全然そんなことないね。
21:59こうしてまた、小さな工夫が試される。
22:05おはようございます。
22:07よろしくお願いいたします。
22:09おはようございます。
22:12おはようございます。
22:14おはようございます。
22:16よろしくお願いいたします。
22:18おはようございます。
22:20金曜日。
22:23作り直したサンプルを現地に持ち込んだ。
22:29早速、改良したボタン止めを試してもらう。
22:33どうか。
22:34はい。
22:36あっ、すんなり。
22:37はい。
22:39でも、リボンよりボタンのほうが楽です。
22:41Oh, it's so nice.
22:42Yes.
22:43But it's better than the bottom.
22:46It's easier.
22:48It's so nice.
22:50It's pretty light.
22:51It's pretty light.
22:53It's really light.
22:55I'm going to change the shape of the dress.
22:58It's a little light.
23:00I'm going to take care of the women's design.
23:02It's a great design.
23:05I'm going to take care of it.
23:07I'm going to take care of it.
23:09Oh, it's really light.
23:12It's not really light.
23:15It's cool.
23:17Yeah, it's cool.
23:19It's cool.
23:21I'm going to take care of it.
23:23I'm going to take care of it.
23:33Kuroo is forgiven.
23:37Kuroo is forgiven.
23:40I'm going to take care of it.
23:42I'm going to take care of it.
23:44So, yeah.
23:46I think it's a different way to kill myself.
23:54Today I want to work this way.
23:57I want to work this way.
23:59I want to wear a mask.
24:03I want to wear a mask.
24:08I want to wear a mask.
24:13I want to wear a mask on my face.
24:18I want to wear a mask on my face.
24:23I want to wear a mask on my face.
24:28On the next campaign,
24:30軽井沢の食数を唸らせる土屋吉典常識破りの焼き鳥で試勝負をかける日遊びの頂点本気で遊んでますよ。

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