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00:00今日のお客様は高橋裕樹さんです
00:03どうもよろしくお願いいたします
00:05鶴瓶さんとは?
00:06もうでも古いって言うとそんな失礼ですけど
00:10子供の頃なんか無茶苦茶したありましたね
00:14いやりちゃうでしたからね
00:16初めてウナギかば焼き っていうものを食べたんだ
00:19これがなんてこうおいしいんだろうと思って
00:22うちでその通り自分でねご飯を炊いてた
00:25んですけどそこに
00:28I think I was going to get rid of this and I was going to get rid of it.
00:36So I got rid of the fish, but there was a little bit of the fish.
00:46I got rid of it.
00:51当時って岡間なんていうの岡間の底側の穴が開くとそれを直すっていう修理屋が来たぐらい大事なものだったんですよね。ところがそれをなんで洗っても油が取れないんですよ。それで怒られて、約10日間ぐらいご飯は食うなと。
01:0910日間?はい。もうご飯お前食うなと。お釜がないんだからお前食うな。
01:16まあその頃はもう食べるものが昭和19年生まれですから、戦後食べるものがない時代にもう自分たちでどう食べるものを確保しようかという。
01:27他にはどんなものを確保したんですか?
01:29その頃は田んぼもまだ土壌が山ほどいましたので、夜中に松明で土壌を取りに行って、バケツにいっぱい土壌を取ってきて、それを3日間ぐらいきれいな水でさらして。
01:44泥出して、それでニラと一緒に炊くんですけどね、もうこんな大きい鍋で炊くんですけど、そういうのを食べてましたね、あとはエビガニも食いましたね、エビガニ、アメリカザリガニ。
02:03もう実がこのくらいしかないんですよねダリガニってそれをいっぱいこう炊いてちょっとちょっとずつ食べてました全部おいしかったですね何食べても一番おいしくなかったのは汽車が通る脇に生えてるまあ我々よく電車草って言ってた雑草ですけどもそれが食えるかどうかって試してみましたけどこれ全然食べられなかったですね
02:33いやだから母親が言ってましたあんたほんとにおっぱいも出ないしまあ母親も全然おっぱいも出ない時代で米の研ぎ汁でそれをおっぱい代わりに飲ませてたとでもやしぐらいしか食べてないのはあんたよくこんなにおいしくなったねって言われましたね
03:01だって一時期お若い頃には年間78本も映画撮ってらっしゃったりそうですねあんなことはもうできませんねどういうスケジュールでそんなこと1時間もの78本撮ったことがありますけどもえっえっはいどうらまあ要するに京都の時代劇を52本と東京の現代劇を26本えっえっはい撮ったことありますけどももう寝る時間はほとんどなかったなかったですか
03:31その頃は何かこう通るだけで何か覚えられたようなえっ覚えることに苦労したことはないんですかないです
03:38はい 転生
03:44転生の役者さんなんですねああいうな癖のものでこうパッと来た時にこう脚本家をこう読んで
03:52って読むだいたいその脚本家こういう書き方するっていうのは何となくわかってたりじゃないなので
03:57だいたいこのこういうこと言うんだろうなというとその通り書いてあるんですよ
04:02だから思っているような方向に言葉が出てくるってことなんですか
04:07はい でもまあ自分でそのアドリブでセリフを言うということはなくて台本に忠実に喋るというのが
04:15ああそうかやっぱり忠実に忠実に喋るというのがまあ
04:19勝手にやっちゃいけないやっちゃいけないというのは
04:21僕ら勉強する機会がなかったもんですからその先輩の真似をするそれがやっぱり一番その演技の上達の秘訣
04:30間の取り方とか声の出し方とかそれでもう物まね一生懸命やりましたねどんな人のもうそれこそ先輩でいうと市川歌右衛門先生とか片岡千恵蔵先生とかいうのから始まって市川歌右衛門先生だったら何かセリフのためにプッとって言うみたいなね
04:50近頃の江戸の順は命が惜しくないものというケイトスみたいなねこういうまあ今そんな芝居したら怒られますけどでもそれをこうどう自分の中に取り入れて自分の中でどう表現したらいいかってそれをちょっとずつでも入れるというさらに役者人生をスタートさせた
05:20姉がついてきてつきそいでベンチに座ってましたらつきそいの姉がニューフェイスの会場に連れていかれて地震喪失のもとですよねまあこれはダメだなぁと
05:32そしてモテまくった学生時代私が乗る電車は女子高生で満杯になりました
05:38やっぱりスターじゃないですか最初から50年連れ添った奥様との甘酸っぱい思い出も
05:50みんなで食事に食って行け一緒にどう?2人だけじゃなくて行かない?あんじゃ今日はやめようかって言って彼女が行かなかったらもうみんなやめよう
05:57お子様になかなか恵まれなくてマーサさんが生まれるので。
06:05奇跡の子だと思ってもうほんと2人で待つないと泣いた泣いた泣いた鶴瓶ちゃんとさばかちゃん昭和の大先輩とお菓子な2人初めてそのスマックと一緒に出た時に感動されましてねカバってすごいんだって言われて言うたら出れるんやみたいなねうん
06:35桃太郎侍や大河ドラマで活躍し時代劇スターとして名を馳せる高橋秀樹さん高校時代日活で役者を始めたきっかけはあるオーディションでした。
06:57日活に入った時はまあ今で言うアイドル的な役ですね。高校生の高校生だったんですから。
07:06元17歳です。スカウトされたんですか。ニューフェイス。第5期のニューフェイス。
07:11ニューフェイスね。何万人の中から選ばれたんでしょ。
07:16そうです。だから当時石原裕次郎さんが骨折をなさって赤木圭一郎さんが自動車事故をされてそれで日活は急遽そのニューフェイスを募集っていうのに。
07:27いなかった。だから赤木圭一郎さんが4期のニューフェイスで私は5期のニューフェイスだからその間はニューフェイスを募集してなかった。
07:39顔立ちまた違いますよね赤木さんと高橋さん。一応第2のトニーということで、赤木さんのということで売り出してもらったんですけど。
07:52ああこれ見た分かるわ。これ日大の入学式ですかね。いやいや分かる。こんな顔やったんや。こんな顔やったんや。こんな顔でした。
08:0563年くらい前かな。60年くらい前。 背丈も高かった。はい背は一緒ですね。今と。
08:12その頃の人の中では。 日活は背の高い人っていうんで178センチ以上という。
08:20一応ニューフェイスの募集の規定がありました。 石原裕次郎さんが大きくて。
08:25そうです。裕次郎さんが背が高かったので。 そういう人を集めようということ。
08:31じゃあ最初はわりにこう日活らしい青春映画というかそうですねさゆちゃんの相手役とかですねあっさゆさんの相手役やねそうそうそうそうそうそうそうそうそうそういう役が多かったですねじゃあ最初から主演だったんですかまあ主演もあの7本目の作品が主演でございましてそれは激流に生きる男って言って優次郎さんが企画をされてで赤木さんで取り出したんですけど赤木さんが亡くなられたのでそのあと私がやるという。
08:59ザ・ピーナッツがデビューし王さんがプロ野球に入って初めてホームランを打った昭和34年。
09:11高校時代の秀樹さん映画にどっぷり魅了されるんです。
09:23高校の校長をやってたんですけど私がまあ電車通学するようになって学校のそばに映画館が2軒あったんですね。それも当時3本建ての映画館です。それをもうまあとにかく毎日のように映画館通って。自分で好きになっちゃったんですか?そうです。誰の影響でもなく。なく。で映画を見て映画が好きになって。お金いりますよそんなの。
09:45そんなの。いやお弁当を持っていかずに父親と母親に悪いけどパン食にさせてくれと言ってパン代をもらっていくんですよね。でパン代が当時30円から35円ぐらいしかくれないんですよ。映画館が55円なんですよ。だから2日食べないでいると映画館入れると。うわっ。
10:12じゃあ絶食。いやあのいい友達がいまして今日お前弁当持ってきてくれるって言うと持ってきてくれる友達がたくさんいたので。それいい友達っていうの?いやいや言うたんでしょ。お前持ってこいよと。いやまあ言い方はそういう言い方じゃないですよね。
10:30まあ一応君今日明日は俺の弁当なって言うと。まあ持ってくれる。持ってきてくれる。その弁当食べさせていただいて。で自分はパンを食べて。それで映画を見に行くという。
10:42それで映画を見に行くという。一人で行ったんですか?一人。だから映画が好きであの高校時代にその映画部をこしらえようと思ってみんなを誘ったんですけど誰一人集まらなくて。
10:54自分だけでつ入ってるの分かれ。一人映画部っていうのやってました。一人映画部作ったんですか?一人映画部でこの監督はどうだとかいろいろ批評を書いたりとかね。いろいろやるんですけど誰も読む人もいない。
11:09参り込んだよ。何が好きだったんですか?誰が役者さんとか監督。アメリカ映画のバートランカスターっていう。
11:16バートランカスター?もう西部劇の。あの人にも憧れてですね。もうバートランカスター。大好きって感じで。でもまあもちろんそのいろんな時代演技でもなんでもやってます。いっぱい見ましたので。
11:31洋画だけでなく。洋画。あの当時は洋画と日本映画2本立てみたいな。3本立てだったんですよ。だからいい劇場なんですよね。それで全部3本で50円。55円。
11:44ずっといるわけ。ずっといるわけです。だって6時間7時間ぐらいとか。そうです。だから学校は。入った当時はまあそこそこいい成績で入ったんですけど。
11:56あのもう映画に凝り出してからもう本当にツルベ落としのように。ツルベ落とし。本当にね成績が落ちまして。それは父親が心配したわけですよ。お父さん高校先生でしょう。
12:09でまああの高校2年になる時に文化系に行くか。理系に行くか。理系に行くかっていうんで。その作文を書きなさいと。将来何になりたいかって作文を書きなさいって言うんで。そこで私映画俳優になりたいって書いちゃった。
12:23素直に。はい。素直に。それを父親にすぐ通報されて。学校から。学校から。厳しい。
12:29あんなこと言うてますよ。うん。それでもう父親が激怒しまして。激怒して。
12:34でそれで父親は考えたようです。でもうこれやめさせる方法はどうしたらいいかっていうんで。
12:41いっぺんこれ受けさせて千葉の田舎の少年がね受けたって何も通るわけないから。
12:47もう諦めさせようと。で受けさせないとこいつは諦めないからっていうんで。
12:52ニューフェイスの試験に父親が願書を書いてくれた。
12:55でも大変な2枚目でしょ。そうそうそうそう。モテたでしょ。高校時代が一番モテましたかね。
13:02どういう感じですか。電車通学してまして私が乗る電車は女子高生で満杯になりました。
13:09うおー。やっぱりスターじゃないですか。最初から。
13:15まだあの俳優なる前ですよ。うん。なる前。
13:17なんでこんなに混んでるのかなっていうぐらい。
13:19いやー。うちの車両だけが。
13:22告白されたことあるんですか。
13:24学校行ってカバー開けると毎日五六通入ってましたね。
13:28毎日五六通。もうスターやん。
13:31すごい。
13:33ぎゅうぎゅうぎゅう。
13:35その頃一番モテたのかな。でもその頃は高派だったもんですから。
13:39高派だった。
13:40学校でもその風紀インっていうのをやってまして。
13:43当時あのマンボズボンって流行って。
13:46でも学生服のズボンって決まってるんですよ。
13:50幅がね。でも高校生みんなマンボズボンするんですよ。
13:54私高校の校門の前にいてこっちこっち測って。
13:59ダメ戻れって言ってやってたんですよ。
14:03そんなことしてらしたんですか。
14:04で自分もマンボズボンしてるんですけどね。
14:07いやだからまあ後派だったのでもう何だこの手紙なんてもうジャンッハッってまあいい格好してちょっとうれしかったです。
14:16考えたらもったいないことしたなと思いますけどね。
14:21そりゃそうやろ。かえらしくもったやろしね。
14:24へぇ。
14:25それでニューフェイスを受けに行くことになりまして。
14:28ハガキが突然その指受けの中には入ってるのを見たら。
14:32日活から来てる。
14:34何これって言ったら町市長。
14:36知らんかったよね。
14:37知らんかった。
14:38で一時試験を通ったから来いっていう。
14:40うん。
14:41写真審査で通ったから撮影所に来いっていう。
14:44で450人ぐらいが集められたわけですけど。
14:46それは一定用紙だったんですかお父様。
14:48でもうそりゃしょうがない。
14:49もちろん思ってたんですよね。
14:50自分で出したからしょうがないと。
14:52でまあ行きゃどうせ落ちるからと。
14:54私高校生だったので高校2年だったので姉がついてきてくれるつきそいで。
15:00で撮影所でこうベンチ座ってましたらつきそいの姉がニューフェイスの会長に連れていかれて。
15:07私残されたんですよ。
15:10私残ってたら秀英さんがやってきて君何してるんだこんなとこでって言うんで。
15:14実にニューフェイスのあれってこれ来たんですけど。
15:17つきそいの姉が連れていかれて私残されたんですって言ったら。
15:21じゃあ君が行かなきゃダメじゃないかって言うんで。
15:23それで初めてその会場に連れていかれたくらいの。
15:26だからそれはもう自信喪失のもとですよね。
15:31まあこれはダメだなって。
15:32でもお姉さんは綺麗な人やったよそうやったな。
15:36ついてか姉も姉だからねおかしいんですけどね。
15:39嬉しかったやろね。
15:40のこの時から。
15:41のこのこ行っちゃって。
15:42でお姉さんどうなったんですか。
15:43いやもうそれで実は私はニューフェイス受けてませんっていうことですぐ辞めて。
15:49で私が代わりに行ったんですけど。
15:51そっから。
15:52これから6次試験どんどんどんどん落とされていって最後まで残っちゃったわけですよね。
15:57何人ぐらい残ったんですか。
15:59男5人女5人ぐらいですかね。
16:01何千人の。
16:03そうですね。
16:04だから。
16:05でもその時にその最後にこういうスタジオで写真をこう撮っていましたら。
16:10ししどじょうさんと二谷秀明さんが。
16:13はい。
16:14今度のニューフェイスいいのいるかって入ってきたんですよ。
16:16ししどじょうさんの真似がうまいの。
16:18はいちょっと。
16:20はいちょっと。
16:21おいいいのいるかって入ってきたんですよね。
16:23やらすか。
16:25上手なもの真似が。
16:28そうしたらパッと入ってきてパッと我々の顔バーってずーっと見て。
16:32なんだいねーなって帰っちゃって。
16:34これもまた自信喪失になりましたね。
16:37なんとかその後期のニューフェイスっていうのに入ったんですけど。
16:42その後その江森誠十郎さんっていう当時の一番偉い重役の方が来て。
16:50ニューフェイスになって。
16:52これから頑張ってほしいみたいなこと言って。
16:54でパッと私の前に来た。
16:56君はダメだなって。
16:58言うんですよ。
17:00一番偉い。
17:01あんないが落ち込んでた。
17:03これはもうだからやっぱりダメだなと。
17:06これは父親の言うようにこれ諦めて学業に専念した方がいいかなって思った習慣ですけどなぜかそのあと民芸の方に通って3か月間勉強させていただいて研修期間みたいな。
17:23はいそのあと初めてのその映画出演っていうのがあるんですけど彼女に会った時に初めて結婚っていう時間がタイプライターみたいにポンポンポン出たんですよもうちょっと遊びたいし結婚はまだまだ早いな言うてる結婚!
17:42昭和の時代劇スター高橋秀樹さん。初めて映画に出演した当時にさかのぼります。小林明さんの映画で浅岡瑠璃子さんの弟役を探してるからって。
18:01それでみんなをこう面接してなぜか私が選ばれるって選ばれなとおーっですぐロケ連れていかれると当然浅岡瑠璃子さんのことはご存じだともちろんもう映画で見てますからそれで浅岡さんの弟役でその姉さん僕国帰るよっていうああいうようなセリフを言いながらそのワンシーンなんですけど初めての映画出演したのが小林明さん主演で相手役の浅岡瑠璃子さんの映画の映画に出演が出演してるからね。
18:28小林明さん主演で相手役の浅岡瑠璃子さんの弟役でそういう時に浅岡瑠璃子さんとか小林明さんとの交流はあったんですかもう浅岡さんにはもうそれ以来もずっといまだにもう指定関係がもう頭が上がらない浅岡さんに伺ったら日活の撮影所の近くにご両親お住まいでそこをみんな食堂のように使ってて私はことに朝昼晩
18:58お前おなかすいてんのかって言うからはいって言ったらじゃあうち行ってお母さんに行っとくからいつでも食べに行っといでって言うから朝岡さんがはい私は正直に朝も昼も夜も朝から行くんですかはい
19:15ルリコさんがお留守のでももちろんロケに行っていない時でもずっと高橋ですはいよろしくお願いします朝ごはんよろしくお願いしますって言ってました
19:25それだからそれは頭上がらんわいのそうなんです頭上がらんわいの当時は本当に食べられなかったので食堂の前にいつもぼーっと立ってるんですよ食事時になると
19:37そんな食べられなかった
19:38もう給料が安くて
19:40でいつも立ってると先輩がこう当時数割にでしょおい秀樹飯食ったのかっていやまだです本庄一緒に行こうかはいってついていって
19:49日活の食堂で誰々が誘ってくださってもうそれこそ二谷さんししとじょうさん川地民雄さん川地民雄さん皆さんも先輩連中が全員誘ってくれるんでもうでも全員ロケで出払ってる時もいるあるわけですよ
20:05そういう時はもう朝岡さんとかそんなタイプがないのにすいません食べさせてくださいって
20:13もう若いからたくさん食べる時代でしたからね
20:18大きいしね考えたら大変だったと思いますね
20:22朝岡さんのお母さんがおっしゃってました毎食あなたね2章炊くのよって言ってました
20:27我々も含めて他の人もいてね
20:32他の人も若手の俳優さんが結構
20:36寮母さんみたいな感じになっちゃってたのね
20:39日活からお金出してもらわなきゃやっていけないじゃないですか
20:43すいません明日ロケ早いんですいません止めてもらえますかなんて言って
20:46若手の俳優が4人か5人止まってたり
20:49止まったりもするんですか
20:51すごいなそれ
20:53親切なのすごく親切なの今でも親切ですよ今でも飲みに行かないとか言って
20:59要はさすぐれありますあらそうだったのそうなんですそうなんですうまっ
21:03うーんもう本当はあの方がいてくださったおかげで今元気にこうしてられるという
21:08いいよ市長にならずにはいはいで人狂映画っていうのをやり出しまして着物でね
21:14はいはいはい当時その日活の石原雄二郎さん小林明さん皆さん足が長いんですよ
21:19あ
21:20はいはい
21:21だから高橋秀樹はどうも違うなと
21:23うん
21:24あいつ何が違うんだったら足が短いんだってことになったらしいんですよ
21:28めちゃくちゃね
21:29それでよしわかったじゃ隠しちゃえ隠す
21:34着物着ちゃえばはああまあまあそれはそうですよねそれで着物着る映画を作ろうってことになって
21:41えっじゃあ日活で人狂映画始めたのは高橋さんのせい?
21:45そうそうそうそう味短かったからね
21:47ね東映ならねあれだけどいやだからそれを見て東映もやりだしたみたいでしょ
21:52えっあっそうなんですか
21:54はいだから一番最初は花と竜という映画を石原雄二郎さんがそういういわゆる着物を着た
22:00あの昭和初期の人狂みたいなものを取ったらそれが結構当たったとだったらあの系統いいんじゃないかってやったら秀樹やらせよってんで男の猛将っていうのを作ったんですけどそれが当たりましてそしたらもうみんなもう人狂ものにはいご自身はどうだったんですか?
22:20勉強?もう着物なんか着たことがないのでもう着物を着て歩くそれから座る立つそういう作業も何にもできないのでこれはまあ勉強しなきゃいけないっていうことになってまあ日本舞踊を勉強しだしたわけですけどそれがまあ後々すごく大きく私にとってはもう本当に変わるきっかけになりましたねやっぱり着物って所作がね本当に大変やからでまあ日本舞踊を習うについてまあ
22:50初舞台もだから松六のもとで初舞台をさせていただいて花の生涯という飯尚助をその松六さんがおやりになって私長野修善という役で初めて舞台をやらせて長野修善やったらもう本当に泣くところでお客さん泣いてくれない笑うところで笑ってくれないもうどうしようもないって言ったらもうそれを見ながら松六がキッキッキッと笑うんですよ面白いな映画スター人気はあるけど下手だなって言ってね
23:20もう下手くそだね面白いね面白いって言いながらもう毎日のように苦労して千秋楽の日終わった時にはもうどうしてもあそこできないんですけどっての俺はお前なんかこうやればいいんだよって終わった後に教えてください
23:35もう二度とその日はできないんですけど苦労した分だけその忘れないすぐ教えるとお前ら器用だからすぐやっちゃうとそうするとそれはもう絶対に覚えていかないとだから教えないんだ
23:50でもその頃日活ではもうしっかり役をもらって人気の映画も人気になってて映画スターとしてはそうですね大河ドラマにも出ましたし大河ドラマに初めて竹内半平太という龍馬が行くっていうのが出てでその翌年クラマ天狗というのを主演やらせていただいてその時に舞台もやらせていただいたんですけど何が舞台と映画と違ったんですか?
24:19もうことごとくですね歩き方一つ書座一つ立ち位置一つもう立ってる位置がおめえ変なとこ立つなって言うんですよね
24:30こことここにいるから形がいいんでこれがちょっとずれたらもう悪いんだよっていうそういうのを徹底して教えていただきました
24:37セリフの言い方とかも
24:39でも袖からもずっと見てるわけですよ尾上昭楽さんどんな芝居してんだろうどういういい芝居してんだろうと見てるんだけど分かんないんですよね普通に何にもせず親になってるんですけどそれが実はいいんだってことにその役を演じてるから役になってるから何もしなくていいんだってことに気がつくのにえらい時間かかりました
25:03僕ら何かしようとしちゃうんですねこの役を役の少年をつかむ前に演じることに夢中になっちゃうと
25:12歌舞伎は非常に大きく演じてるようだけどリアルの誇張ですよって
25:19芝居そのものはリアルですよリアルを誇張してるだけだよとだから原点はリアルじゃなきゃダメなんだよと
25:29そうかその教えはやっぱり映画に戻ってきたりテレビドラマでも
25:35基本として深く入ってますね
25:39それで桃太郎ザブライができたみたいな
25:42もちろんそうです見栄を切るところも見栄を切らなきゃいけないしちゃんと見せないところはリアルにやらなきゃいけないしっていうその両方を学ばせていただいたということですかね
25:54小野生緒がもうそうやってずっと好きやったよね高橋さんのことが多いから
26:01毎日ご飯全部小六がご飯作ってくれるんですよ
26:07自分で肉でも何でも焼いたり魚焼いたりして全部こうやって出してくれるんですよ
26:13そこへずっと前にいながらここで焼きながらその芸談を聞かせてくれるんですよ
26:18これがすっごく役に立ちましたいやいやいや小野江松緑ですよ僕ら本当羨ましいよねそれはもう本当にありがたいですね何年ぐらい続いたんですかそれはもうそうですね結婚してからもずっとそうですかはいもう結婚式の時に父親があるに立ってくれましたのでえっああそうですか俺そんなん今日初めて聞いたわ小野江松緑がそうやっていうのを何和千恵子さんに注意されたっていうのをはいそう若い頃伊豆の踊り子っていう作品でご覧いただきましたよ
26:48ご一緒しましてで伊豆の踊り子の時は私また高校生で一生懸命勉強してさやりちゃんと一緒にロケ現場に参考書持ち込んでずっと勉強したりして待ち時間もずっと勉強してたような時代にご一緒してたんですよその後に足が短いってことで人狂映画入りました人狂映画ずっとやり続けてると人狂映画にどっぷり浸ってますからだんだんだんだんそれと金銭的にも少し余裕ができてきて
27:18もう悪いことばっかり覚えていくわけですよ結構悪い悪いというか遊んでらしたのね
27:23だんだんだんだんどんどん悪いところに行ってそれでロケ現場に行った時に何和先生にしばらくぶりに出ていただいた時に出番のない俳優たちがロケバスの中でいろんなこと
27:36くだらないことをねもうそれこそ掛け事の話女性の話酒の話遊びの話そういう話をずっとワイワイワイワイやっててそれでみんなが出番ですってパッていなくなって私一人が残ったんですよ
27:51その前に何和さんがロケバスの前の方にいらしてずっと聞いてらしちゃったんですよねパッて振り返ってあんた変わらはったなとおっしゃったんですよ
28:05その時にもうね全身冷やみ座浴びたみたいにずっとしましてその言葉ってのはあんたいいように変わったなとは絶対取れない絶対取れない感じのもうこんなにあんた悪くなっちゃって何なのっていうように私に伝えられていけないこれじゃダメだと思って瞬間に反省しました
28:32全部わかって言わはったやろねみんな若い子やみんな一緒にいてた時はもう仕方がないとでも言うとかなあかんと思ってそれ誰にでも言わないと思うんですよねそうですねその言葉は私もだから私は恩人が3人いるんですけども2代目小六朝岡瑠衣子さんそして何和智恵子さんこの3人はとにかく私がその違う道に行きそうになった時に常に正しい道に会いましてくれた3人だといや何和智恵
29:02その言葉聞きましたねこれはでもそれによっては私はもう本当に改めて勉強し直してやっぱり芸の道に一生懸命進んでいかないと遊びやめたんですかめちゃくちゃ遊んでたでしょあの頃ねお金も入ったしもう結婚してはったんですかいやもう結婚してないですね独身の時ですねだから出て銀座に24日ぐらいはい
29:32あの社員の方よりよく来るねって言われましたけどねひたすらお酒を飲んでもう全然飲めないんですえ飲めない全く飲めないです私
29:42みんなでワーッと騒いでみんなワーッと騒いで飲ませ私一人カルピスを飲んでカルピスを飲んではいまあシラフですから高いカルピス
29:51をあと各家に送ってえっそんな面倒まで見面倒見てそれ楽しかったそれが結構楽しかったっていうかまあねまあまあもうでもこんなことやってたんじゃダメだってでももともと男は無口っていうタイプじゃないですかないですよもう大体もうちっちゃい頃からもうあの修学旅行行くともうずっとマイク独占してましたからね
30:16何何するんですかマイクずーっと歌ったり喋ったりいろんなことをしているというかみんなを沸かせるのが好きで
30:23沸かせる役なんですか
30:25そうですねこういうスタジオでこういうまあ街になるじゃないですかそれで次本番行きますって言うとずーっと喋ってるんですよ
30:34ああああああああああああああああああああああああああああああその瞬間が好きで それが30秒前から10秒前くらいに変わってくじゃないくらい
30:48世の中がね 最初は1分前から始まったんですよね
30:521分前からこうやって緊張しているとなんかもう
30:56言った時に何か ng 出しそうで1分前だとだいたい45秒くらいまでずっと
31:01しゃべってますよ 別のこと別のことをいろんな
31:05それでその15秒前ぐらいにしようこうなるのです さあ
31:10各々の方ってなるわけですよね それが好きです
31:14でも喋ってるから監督さんはいつその 本番
31:20本番行こうって言ったらいいかわからないと 主役高らせろって言う
31:29向こうから怒鳴ってましたね タイミング難しいもん主役がしゃべってたら
31:34スタート みんな止められないですね
31:37もう本番行くか高らせろって言ってね すいません主役本番行くから黙ってください
31:43言われてはいはいはいって でもまだ15秒くらい前までしゃべって
31:48こういうふうにこういうふうにおしゃべりしてるのと本番って入ったときと全顔色違うわけですか?
31:54こここうやってしゃべっててこういうふうにいっぱい言いだすわけですからねそれが好きやったそれが好きやったそれが好きやったそれが好きやったそれが好きやったそれがしますかわから今は一瞬にして変わるその時が好きな
32:04だからある女優さんはもう二度と一緒にやらないっていう女優さんもいましたやっぱり環境を人によってはこう作ってからこう芝居する人っていうのはギリギリまでそうやってしゃべられてるとやりにくいとへえ私と石坂浩二さんですね
32:25逆に緊張感が高まるっていうかそれそれが短いほどなんかグッとこう自分が周りはどこからねだからそれがとってもついてこれない人がちょっとやりたくないというふうに言われたことありますね
32:42反省はしてますね自分なりのそのリラックスの仕方は他の人には通じないというのがよくわかりますね
32:50佐藤英作さんがノーベル平和賞を受賞し恋のダイヤル6700がヒットした昭和49年奥様と結婚その慣れ初めを振り返ります奥様とはどこで出会っちゃったんですか?
33:13初めては共演です私の主演の作品に第1回目のゲストとして出会ったんですよ
33:21その時は遊びまくってますからもうもう遊びの延長みたいな状態だったのに彼女に会った時に初めてその前
33:31結婚っていう時間はタイプラーターみたいにポンポンポン出たんですよ。
33:35カチャカチャカチャカチャ。
33:37え、なにこれ?みたいな。
33:39え、なんで?
33:40なんだかわかんないんですよね。
33:42それで、あ、いや、とんでもない。
33:46まだちょっとね。
33:48もうちょっと遊びたい。
33:49もうちょっと遊びたいし、もうちょっとお結婚したいし。
33:52結婚って出てきてるわ。
33:54結婚はまだまだ早いね。
33:56言うてる結婚。
33:58それででもまあ要するにそのままじゃねって離れてしまうにはちょっと惜しいしっていうんでまあ着いたり離れたりみたいな状況ですかねなんか食事に行こうかっていう時は必ず彼女を誘うみたいな。
34:14みんなで食事行くっていうケアで一緒にどう?一緒にどう?ってあっ行かない?あんじゃ今日はやめようかって言ってあっ彼女が行かなかったらもうみんなやねそうそうそう非常に分かりやすい意味ないの?はいいつの間にかやっぱりきっとこの人と結婚するのかなっていうふうに思うよあちらはどうだった?
34:44結婚の稽古ちょっと見に来るとか言ってそばにいて見てもらったりして。
34:48奥さんは日本舞踊もしてあるわけですか?
34:50いや、しなかったんですけど。
34:52私これから稽古なんでちょっと見に来る。
34:54行ってたらちょっと頑張れるわね。
34:56大体もう1回稽古に行くと8時間ぐらい稽古するんですけど。
35:02浴衣を3、4枚変えて汗たくたくなりますね。
35:068時間ぐらい?
35:078時間ぐらい稽古してました。
35:09それを見てて奥さんはこの人意外と真面目な人なんだっていうふうに思ったりしたみたいですね。
35:18奥さんよく食べるんですよ。
35:20あ、いいやんか。
35:21ものすごく食べるんですよ。
35:23あなたぐらい食べる人は私ぐらい稼がないとちょっと面倒見られないねとか言いながら。
35:30何だその誘い文句は。
35:33珍しい詐欺師やるな。
35:35だから直接的にプロポーズっていう言葉はなくて。
35:40奥さんも今週お見合いがあるからお見合い行ってこようと思うっていう。
35:44あ、じゃあ行ってらっしゃい。
35:46行ってらっしゃい。
35:47もう誰もいなかったら俺がいるからねみたいな。
35:50そういう言い方で。
35:53それがうまく成功しました。
35:56で、30歳の時に結婚ができました。
35:59今年51年になるんですけど。
36:01結婚の作業。
36:02もう本当にね、奥さんがいてくれたから、こうやって健康で未だに更新を通していられるという。
36:10結婚式をあげる時に、親からはどのくらいお稼ぎになるんですかっていう話はあったんで、大体年間このくらい働いておりますという話はしたんですけど。
36:22その時に借金はどのくらいですかって聞かれてなかったので。
36:25それ聞いたるちで。
36:27で、まあそれを話はなしにしてて。
36:29結婚して、蓋を開けてみたら奥さんが何これってことに。
36:33当時で4000万くらい。
36:36えぇ!
36:3751年前に4000万くらい借金があって。
36:40じゃあ今言ったら1億超えてるから。
36:42そうですね。
36:43で、もうこんなことしてたらこの人はダメになると思って。
36:46奥さんがそう。
36:47奥さんは、じゃあこれから私が全部管理する。
36:50管理します。
36:51ということで全部管理してくれたんで。
36:53遊びの方はどうしたの?
36:54で、もうピタッと。
36:56全部。
36:57その思い切る良さもすごいですね。
36:59奥さんのおかげでもう本当に借金も完済し。
37:02はい。
37:03はい。
37:04割と早くと関西しちゃった。
37:05そうですね。
37:06はい。
37:07奥さんすごいですよ。
37:08監督によってこの日何時に終わるの?って全部わかるんですよ。
37:11監督誰?って言うと。
37:13じゃあ今日は何時に終わるの?ってピタッと当てるんですよ。
37:16えぇ!
37:17すごいですね。
37:18すごいですね。
37:19こーい。
37:20じゃあオチオチ。
37:21いやいやだから京都で私仕事してまして。
37:24奥さん東京にいて。
37:26で、もう初めて行ったお店に突然電話かかかってくんですよ。
37:29奥さんから。
37:30奥さん初めて行った店なのに。
37:32高橋さん電話ですって。
37:33電話出ると。
37:34あっやっぱりそこの店だったのねって。
37:36えっ何で?って言って。
37:37いやあのね京都から電話があって。
37:39あのお兄さんどことこの路地を入ってるとこ行きましたから。
37:43どことこのお店だと思いますって連絡が来ましたって。
37:46もうふわふわふわふわしてたからちゃんとまとめる人がいてたら。
38:22泣いた泣いた。
38:29スペースシャトルコロンビアの打ち上げに成功しルービーの指輪がヒットした昭和56年。
38:42まあささんの命が宿ります。
38:45でも最初ねお子様になかなか恵まれなくて。
38:50そうですね。
38:51マーサさんが生まれるまで。
38:52三度リューザー。
38:53はい。
38:54リューザーいたしまして。
38:55でマーサの時もやっぱり最初は反応がなくて。
38:59で諦めてくださいって言われたんですけど。
39:01まあでもなんか今回は大丈夫そうな気がするって奥さん言い出して。
39:06で1週間待ってくださいっていうことで1週間また1週間後にまた検診するということで。
39:13ちょうどローマ法王がヨハネパウロ2世がお見えになってる時でそのヨハネパウロ2世にももう手合わせ。
39:20もう本当その時はロボの石ももう全部手合わせ。
39:24でその1週間もうずーっと私社教し続けて。
39:27えー。
39:28それで1週間後に見に行ったらピッピッタンのあたんです。
39:33あー。
39:34もうだから本当奇跡の子だと思って。
39:36その瞬間は。
39:37もう本当2人でパッツー。
39:38泣いた?
39:39もう泣いた泣いた。
39:42それがマアさんなんですね。
39:44そうです。
39:45いやーだからもう本当に。
39:46もう生まれちゃった後の出来合いの仕方。
39:50もう本当幸せでしたね。
39:52もう我々夫婦のもとにこの子が来てくれたんだっていうことにもう本当感謝ですね。
39:57私たちの世代にとっては高橋さんってやっぱり時代劇の殿様のイメージがすごく強いけど。
40:07うちに帰っても時代劇抜けないっていう。
40:09うーん。
40:10その頃はもう時代劇専門でした。
40:12歩き方が。
40:13もう娘怒る時も信長みたいな怒りがしてましたからね。
40:16己れたわけ!みたいなね。
40:19でその時に娘がパパ時代劇の役者だよね。
40:23芸能人だよねって。
40:24そうだよ。
40:25うーん。
40:26誰も知らないよって言うんですよ。
40:29ねっ。
40:30学校で。
40:31学校で。
40:32うん。
40:33そう?って言って。
40:34そうだよ。
40:35だいたいね。
40:36スマップと一緒に出れないよな。
40:38芸能人じゃないよって言われて。
40:40怖いな。
40:41マーサちゃん。
40:42マーサのその言葉で。
40:44あっそうだなぁと思ったんですよ。
40:46確かにこう見てくださる方っていうのはやっぱり時代劇を見てくださる層っていうのは決まってて。
40:51それ以外の人は見ないんだから。
40:53私の存在を知らない人の方が多いんだと。
40:56だったらそういう番組にも出ないと。
41:00やっぱりそういう人たちに認識してもらえないと。
41:03なんか頭が柔らかいですね。高橋さん。
41:06いやだからこんなスターで。
41:08ほんまに映画スターで。
41:10開きすぎなんですよ。
41:12開きすぎ。
41:13何でも。
41:14だからすごく喋りやすいし。
41:16本当にこんな開いてる人珍しいですよ。
41:20大スターでね。
41:22でもいろんな興味があって。
41:24そのバラエティに最初出た時にそういう娘の思いもあったし。
41:29バラエティに出てみたんです。
41:31テレビに出てそういうものに参加しないで。
41:35あんなものはね俺たちがやるもんじゃないよっていうのは失礼じゃないですか。
41:40参加して初めてそれを感じられればいいんですけど。
41:45参加しないのに。
41:46そうそう。
41:47なんかそれ評価はできないので。
41:49とりあえず参加してみよう。
41:50出てみてどうだったんですか。
41:51いや若手の人たちのいわゆるそういう番組に対するエネルギーっていうか自分の持ってるものを何とかして出さなきゃいけないこれでのし上がっていかなきゃいけないっていうそのエネルギーハングリー精神っていうのは我々が芝居やる時の最初はそうだったんですよ。
42:09でもだんだんベテランになってくるとこの程度出しとけばこういう芝居でこれでいいじゃないのっていうところに落ち込むわけですよ。
42:18やっぱりあくまでもやっぱりエネルギーを全開でとにかく突っ込んでいかないとお客さんの感動は生まないっていうのをやっぱりその時初めてやっぱり再認識しました。
42:30やっぱり季節だけども一生懸命さっていうのは伝わってくるんですよ。 これは負けちゃいけない。
42:37まあそうやろね。
42:38必死さみたいな。
42:39必死さみたいな。
42:40それと同時にそのMCの方が。
42:42パパパパパって喋ってて。
42:44ねえ高橋さん。
42:45こういうじゃないですか。
42:47その時にパッと答えなかったら二度と振ってくれないわけですよね。
42:51瞬間。
42:52瞬間。
42:53その時にパッと答えられるように常に頭の中で今この話題してるんだったらこれを。
42:59って思ってて。
43:01うん。
43:02振ってこなかったらまた次の話題の時はこれじゃんって言ってずっとやってないと。
43:07油断してた。
43:08すぐ油断してた。
43:09格好つけてたらダメなわけですね。
43:10ダメなんですよ。
43:11それはある意味やっぱりすごく勉強になりました。
43:15いやだから見てきてもうクイズ番組もそうやけど普通のバラエティでも全然順応するのが早かった。
43:22早かった。
43:23初めてそのスマップと一緒に出た時に感動されましてね。
43:28パパってすごいんだって言われて。
43:31言うたら出れるんやみたいのね。
43:33言うたら出られる。
43:34今朝もすごいですよ。
43:36僕ら見ててあんなバラエティの溶け込め方っていうか。
43:40高橋秀樹の娘超えてるから出会うんですよ。
43:44分かるでしょ。
43:45超えてきょうから。
43:47みんな変えられるんですよ。
43:48娘は私によくダメ出ししますよね。
43:51一つ喋ったことをもう一回パパは言うんだって言う。
43:54怖っ。
43:56認知状さは犯人ですよ。
43:58一回言ったことでこれ取り上げてもらえなかったなと思ったら諦めなさい。
44:03テレビの出方を教えられて。
44:08分かりました。
44:10まさか自分の子供にそんなことを思ってなかったでしょ。
44:14本当にそれは的を得てるんで。
44:18そういう意味では常にバラエティに対してでも何に対してでも
44:22常に研究してないと。
44:25この人はどういう喋り方をしてどういう時に降ってくるかっていうのを
44:29分かってないとちょっといけないので
44:32やっぱり勉強しますよね。
44:34でも大事な大事なまさちゃんが結婚するっていらした時はどうだったんですか。
44:38いやそれはもう全然本人が結婚したいと思う。
44:41ひょっとしたら結婚なんかしないのかなというぐらい思ってたんですよ。
44:45全然恋愛もしない。
44:47あったく。
44:48うん。
44:49それが突然のが私結婚するわっていう。
44:51ああそりゃよかったねみたいな。
44:53反対とか知ったとかない。
44:54全くないです。
44:55もう自分が選んだんだから自分の生活をこれからちゃんとしなさいって。
44:59健康でいてくれればいいやって。
45:01真麻さんに聞いたのは夫婦でもしょっちゅうチューしたりハグしたりなんかもう行ってらっしゃいチューとか何とか言うのこういうのを両親を見ててそういうのが結婚って思ったのに旦那がちっともそれに応えてくれないからケンカするっていう話を聞いたってことはそうですねご両親は。
45:19だからそれは娘には言ってたんですけど我々夫婦は少しおかしいんだよと普通の夫婦はあんまりそこまではないと思うよともう常に常に出かけるときは手伝えられますしチューもチューももうそれはもうしょっちゅうしてますし今でも今でも出かけるときはしますしはいハグもはい愛してるよって言葉ももちろん一番大事な言葉ですからそれは普通の夫婦じゃない?
45:47普通の夫婦じゃない?だから普通の夫婦はこんなことはしないんだよとこれを見てこれが普通だと思ったらいけないよっていうことはマーさんにはずっと言い続けてたんですけどなんかそれに憧れてたみたいで
46:00まあね自分の親に憧れるからね
46:02だからマーさんが旦那に注意しようとするとヘッドロックされるって言ってました
46:08ヘッドロックされちゃうな
46:11言ってました
46:13でもいい結婚しちゃったなもう子供も生まれてね
46:18そうですね子供も孫ができてくれたので
46:20もう二人いらっしゃるんですか?
46:22そうなんですこれがもう本当にそういう意味では我々をジージバーバーに示唆してくれたっていうのがありがたいですね
46:30また出来合いしてらっしゃるんですか?
46:33上が今4つですね
46:36まもなく5つになりますけどもう本当にかわいいですし
46:42違う番組でもね
46:44だから城が好きで石垣の跡っていうか城の城壁の跡とか言って
46:49地大劇の登場人物やることになったらその人物調べますよね
46:55歴史が好きになってどういう風な城下を作ったのかっていうのを見ていくとその人物が非常によく分かるので
47:03中でも石垣が好きなのは何でなんですか?
47:06天守閣っていうのはもうほとんどどこ行っても似たようなものになるんですけど
47:10石垣っていうのはやっぱりその一個一個積み上げていったその人たち
47:16血と涙と汗とそれが石垣に感じられるんで
47:21高橋さんご自身はこれから役者としての抱負とか
47:26そうですね役者としてはもう81ですので
47:29これから先いただいたお仕事をどれだけ忠実にこなしていくか
47:33これに出てくださいって言われた時に
47:36その期待にそぐわないように
47:39健康でその仕事をこなしていけるように
47:43いたいという風に思ってます
47:44令和7年という今日のこの日
47:47高橋さんにとってどんな日になりましたか?
47:50いやーモットーがありましてね
47:51昨日今日明日っていうのが私のモットーなんですよ
47:561年の慶和とかじゃなくて
47:58昨日と今日と明日っていうこの3つがやっぱり大事だという風に思ってるんですよ
48:03昨日があってそして今日こうした出会いがあって
48:06これをまた明日どういう風に活かせるか
48:08これがもう私のモットーですね
48:11活かせるかどうかは分かりませんけど
48:13お楽しみにさせて何よりでございます
48:15もうどっかで使いますから
48:17最後に昭和の大先輩
48:24高橋秀樹さんからの人生の言葉
48:29次回の昭和の大先輩は歯に絹着せぬコメントで活躍する
48:47中尾美恵さん3人娘のアイドル時代やバラエティー番組の裏側を語っていただきます
48:55和歌山富三郎先生と私は兄さん兄さんって呼んでたんですけど兄さん兄さんやないやろ先生だろって
49:02常に怒られてましたよ
49:04好きをもっと自由にBS12デュエルビ