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00:00It's a proposal for the first time, but it's not going to be the end of the day, but it's not going to be the end of the day, but it's not going to be the end of the day.
00:23Oh, I don't know.
00:25I don't know.
00:27You know, Kudou, is he sure the Kudou?
00:31You know, I don't know.
00:33I don't know.
00:35I don't know.
00:37But, you know, it's so fast.
00:41I'm not sure.
00:43I'm not sure.
00:45I'm not sure how fast I think.
00:49But you, I love Kudou.
00:55I would like to present the best Kudou.
01:01I want to propose something like that.
01:05I'm not sure how to propose it.
01:07It's great, isn't it?
01:09I don't know.
01:11I love Kudou.
01:13I'm not sure what you're going to do.
01:15What?
01:16It's too close to me.
01:17What's the name?
01:18The name of Kudou?
01:19I don't know.
01:21Kudou?
01:22Kudou, you're the president.
01:25I'm not sure what you're going to do.
01:27I'm not sure what you're going to do.
01:30It's not a matter of time.
01:31The two?
01:32The two?
01:33Kudou?
01:34Kudou?
01:35You're the owner?
01:37You're the owner, right?
01:39.
01:47.
01:49.
02:03.
02:08.
02:08.
02:08.
02:08俺はいかない。
02:10それって、クジライレイコがいるからですか。
02:14そっか、お前も会ってんだっけか。
02:18びっくりしたろ。
02:20彼女はレイコさんとは別人です。
02:22それに、彼女のそばにいることは、むしろ工藤さんにとって辛いはずじゃ。
02:28ああ、まあそうだな。
02:31お前はなんでここにいるんだ。
02:34工藤さんのことはずっと気がかりでした。
02:38それともう一つ、大切な人がここにいるから。
02:43なんだよお前、恋人ができたのか。
02:46あ、振られちゃったんすけど。
02:48えっ?
02:49その人のことを一人にしたらダメだって思うし、一人にしたくないんです。絶対に。
02:55へえ。
02:57ベタボレじゃねえか。
02:59そうですね。その人そのものに惹かれています。
03:03グエン、お前そいつのことをちゃんと知ってんのか。
03:08ここへ来て本当の彼が分かってきた気もするし、もっと知りたいとも思ってます。
03:16なるほど。俺みたいにならねえようにここにいるってわけか。
03:21さっきも言った通り、俺がここにいる理由は工藤さんのこともあるんですよ。
03:26お前、本当にいい奴だよな。
03:31ありがとな。
03:33でも俺はここから出られない。
03:36なあ、その好きな奴って、俺たちみたいな外部の人間か?
03:41あ、はい。
03:43だったら悪いこと言わねえ。
03:45そいつ連れて、とっととここから出ていけ。
03:48出るときは工藤さんも一緒です。
03:50ここのクジライレイコだけじゃない。
03:52このクーロンだって別物だ。
03:54何の価値もないって思うのか。
03:58それは…
04:00これ以上はダメだ。何も言うな。
04:03とにかく俺はここを出ねえ。
04:06お前はあんま深入りはするなよ。
04:08工藤さん!俺は諦めませんから。
04:11大丈夫。
04:14ずっとここにいる。
04:17ここにいる。
04:20揺らめいたシンキロ。
04:23アスファルトからふくしゃめつると。
04:27不確かな恋心に彩られたネタよ。
04:34剥がれ落ちたコンクリート狂い。
04:38油にまみれたダクト。
04:41かつてこの街はまるで巨大なメイル。
04:45たった懐かしい場所。
04:4833度の末の太陽反抗期。
04:51360度回り扇風機。
04:55溶け出す氷が薄めるアイスコーヒー。
04:58この夏に全部焦がされて。
05:01この影に流されて貧困法成果。
05:04この熱に気温から溶けてしまいそうだ。
05:07この街が懐かしさで満たしたって。
05:10全然割り切って泣いて目つけないふるわ。
05:14繰り返し繰り返し。
05:17この世界でも私らしくあれって思わせて。
05:22真夏でも溶けない。
05:24アイスのようなミステリー色もできて。
05:28繰り返し繰り返し。
05:30この季節も今年の夏だけど。
05:34信じさせて。
05:36緩めくネオンサイ。
05:38眠れぬ夜に恋をしそうだ。
05:42今、クーロンだ。
05:52これから王先生のところに行ってみる。
05:54あ、やっぱりそこにもあるんか。
05:57あ、だが元のクーロンと同じように診療所があったとしても、そこに第二の先生がいるかわからんがな。
06:05前回の調査の時、会いに行ったらよかったのに。
06:09あ、元カレ君にクーロン出身って隠してたんやっけ。
06:13お前って昔から大事なものは隠す癖があるからね。
06:17切るぞ。
06:18あ。
06:30熱中症。
06:31いや、そんな感じではない。
06:34グウェンと回った時は何もなかったのに。
06:37意識しすぎている。
06:40クーロンを。
06:47今年10月から蛇沼グループ式の下進められていた第二クーロン西条の解体が本日完了しました。
06:55第二クーロン西条は1994年にあったクーロン西条を住人が無断で再現したもので、かねてよりその違法性が問題視されていました。
07:06いつもも。
07:08あ、いいよ。
07:13お兄さん見ない顔だね。一人。
07:16何だよ。来て早々ナンパか。
07:20いいね、イケメンは。その上器用で人生なんでも思い通りだろ。
07:25そんなことはないさ。
07:27俺なんて、ただの器用貧乏でその日暮らしの運の悪い男だよ。
07:34急に住む場所も失っちまうしな。
07:36あはは、ちげえね。
07:38一人です。
07:39今日は大切なものを壊してしまって、どうしても飲みたい気分だったんです。
07:45そいつは災難だったな。
07:49席外そうか。
07:51かまいませんよ。
07:52な、場所を変えない。他にいい店知ってるんだ。
07:59薄着じゃない?寒くないの?
08:04寒いです。
08:05店近いけど、それ羽織ってなよ。
08:11なんかあんた危なっかしいな。
08:14この辺りは治安もあまり良くないし、俺なんかに声かけられてホイホイついてきちゃうしさ。
08:21俺なんか?
08:23器用貧乏でその日暮らしの運の悪い男でしたっけ?
08:28そんなこと思ってもないくせに。
08:31相手からの嫉妬を事前に回避するためのポーズ。
08:36君の処生術なのでしょうが。
08:38自分の魅力を偽って気づく人間関係に意味があるとは思えない。
08:44相手にも、自分に対しても失礼な行為だ。
08:48癖になる前にやめたほうがいい。
08:51ここですか。
08:54ちょっと待って。
08:56まいったな。
08:58お兄さんにはどんな嘘も見抜かれちゃいそうだから。
09:01白状する。
09:03この店は別に良い店じゃない。
09:05本当は下心ありありで良い店に誘いたいんだけど。
09:08マジで金なくて。
09:10でも絶対にあんたを逃したくないから。
09:12今日のところはここで奢らせてほしい。
09:15私はこう見えて育ちが悪くてね。
09:21怖い職業の人ではないよね。
09:23怖い職業の人ではないよね。
09:24それより確認したいのは私の性別では。
09:31男性気と女性気を持つ相手は初めてだろう。
09:38確かに。
09:39君が女性の姿をしていたら声をかけなかったな。
09:43だけど、今は君がたとえ女性の姿になったとしても、好きだと言える。
09:48今日会ったばかりなのに。
09:50男にも女にもなったことがない俺は。
09:52自分の心がどちらなのかと聞かれても、答えることがない。
09:56私はあなたの性別では、男性気と女性気を持つ相手は初めてだろう。
09:59確かに。
10:00君が女性の姿をしていたら声をかけなかったな。
10:02だけど、今は君がたとえ女性の姿になったとしても、好きだと言える。
10:06今日会ったばかりなのに。
10:09男にも女にもなったことがない俺は。
10:14自分の心がどちらなのかと聞かれても、答えることができない。
10:19完全にはなれない。
10:21だから、絶対の自分になりたい。
10:26他に質問はありますか?
10:29次はいつ会える。
10:31男なのか女なのか知りたがらないのは、彼が初めてだな。
10:37この香り、おしろいだ。
10:42ねえ、大丈夫?
10:45女たちの声がする。
10:48懐かしいな、母さん。
10:52ローズ姉さん、起きた!
10:55ホント?よかった。
10:57ここは?
10:59クラブ花園の楽屋でございます。
11:02気分どう?
11:04あんた通路で倒れてて、運ぶの大変だったんだから。
11:09すまない。ありがとう。
11:13ショーダンスのクラブか。
11:15そうよ。うちのお店、ここいらで人気なんだから。
11:19スーハンという踊り子を知っているか。
11:25半分日本人の血が流れている。
11:27うん?聞いたことないね。
11:29そうか。
11:31あ、ちょっとちょっと。
11:34まだ具合悪いなら、王先生んとこ行く?
11:37王先生って、メガネで白髪の?
11:41あら、先生のこと知ってんの?
11:44先生は空路にいる。
11:47あ、もう、昨日の崩壊事故のせいね。
11:50崩壊?
11:51あったでしょ、再返牢の方で。
11:54ごめんくださーい。
11:56どなたかいます?
11:59あ、すいません。オーライチさんのクジライです。
12:05ホールに誰もいらっしゃらなかったので。
12:08え、電気消えたの楽屋だっけ?
12:11やっぱりこのエリア、電気やられてるっぽいですね。
12:15オーナーの方ですか?
12:17お世話になっております。
12:19おや、気づきませんか?
12:23えっ、蛇沼みゆき!
12:26あんた野暮ね。
12:27こういう場では、どこの誰か分かっても言わないのがマナーってもんよ。
12:32えっ。
12:33気づいていたのか。
12:35さすがここいらで人気の店だ。
12:38私は運がいい。
12:40そろそろお会いしたいと思っていたところです。
12:44わ、私もあなたに聞きたいことがあります。
12:50それで、私に聞きたいこととは?
12:54じ、ジルコニアンって何ですか?
12:57私はジルコニアンなんですか?
12:59だから、あなたは私に会いに来たんですか?
13:03フフフフ。
13:05フフフフ。
13:07これは、これは、とんだ名探偵さんのご登場だ。
13:12どちらでジルコニアンのことを?
13:15と、友達がネットで見たって、ヘビ沼製薬が関わってるって噂も。
13:22なるほど。
13:24ところで、記憶の方はどうですか?
13:27変わらずないままですか?
13:29記憶は、きっと戻りません。
13:32だって、私は別の人間だから。
13:35そもそも、記憶自体が存在しないんだと思います。
13:39ほう、そこまで考察しているとは。
13:43今はそれを受け入れて暮らしているわけですか。
13:46実に柔軟ですね。
13:48納得いかないことも、疑問に感じることもたくさんあります。
13:53でも、絶対の私になるって決めたから。
13:57元になったクジライレイコと私のことを比べる人はいるけれど、
14:02私にしか選べないものってあると思うんです。
14:06それを見失わないようにするのが、絶対の私。
14:10他の誰でもない。
14:12比べる人とは?
14:14工藤さんは、もう一人のクジライレイコのことも知ってるから。
14:19工藤?ああ、あなたの会社の。
14:23オリジナルを知っているということは、
14:27あの男も第二の存在ではないってことか。
14:30生身の人間もここで生活しているし、
14:33俺もグエンも出入りできるのだから、
14:36それ自体は不思議ではない。
14:38だが、死んだ恋人とそっくりだが、
14:41別人である人間と共に暮らしている。
14:45それはまさに、俺がやろうとしているあの男への復讐そのもの。
14:51工藤はじめはそれを受け入れて、ここにいるというのか。
14:55理解しかねる。
14:57私のことをちゃんと認めてくれる友人もいます。
15:00町の人も、みんなは私として接してくれる。
15:03私は、私として生きています。
15:06だったらいいじゃないですか。
15:13記憶がなくても、今の自分を認めてくれる友人がいて、
15:17私は私と言える。絶対の私の完成だ。
15:21他に何か問題が?
15:23それは…
15:25アイデンティティの確立は難しいものです。
15:28いくら自分で自分を評価し、認めても、
15:31他者からも同様に評価されないと満足できない。
15:35あなたは工藤をはじめ、
15:38彼に認めてもらえない限り、
15:40絶対の私になれない。
15:42そうお考えなのでは?
15:45あなたがジルコニアンかイナか?
15:48答えはノーです。
15:50かといってクローンでもなく、
15:52私たちも何と表現したらいいかわからないのですが。
15:56ああ、そうだな。これがいい。
16:00あなたはつまり、高発的。
16:04ジェネリックな存在だ。
16:11あったあった。
16:13すまんの、先生。
16:14クーロンのカルテ。
16:16全部の住人見とったわけちゃうやろうけど、
16:19こんだけあれば何かわ。
16:21あっ。
16:22何をしてる。
16:23あっ。
16:24あっ。
16:25あ、いや、これは、ちょっと調べたいことがあって。
16:28私はお前たちに協力しないと言ったはずだぞ。
16:32分かってる。
16:34けどあのクーロンには、
16:35死んだはずの人間が行産再現されとって。
16:38鯨井玲子。
16:40彼女もそうやねん。
16:42ジルコニアンの参考資料として、
16:45前から注目してんねんやけど。
16:47先生が見とったんやな。
16:49私は何もできなかった。
16:52見とることすら。
16:54私が見たとき、
16:56彼女はすでに亡くなっていた。
16:59自死だった。
17:14いっそ、
17:15イカ様だったらよかったのにな。
17:19ジェネリック?
17:23蛇沼先生もうまいこと言うよね。
17:27それで、蛇沼先生と話して、
17:30いろいろ考えたんだけど、
17:32私、あの部屋出ようと思って。
17:35あっ?
17:36大賛成!
17:38あんな堅くなだったのに、どんな心境の変化?
17:41だって、後発なら似てても、
17:44鯨井Bと私は別の人間ってことでしょ。
17:47それなら、堂々と私は私って言えるし、
17:50彼女の人生を、
17:52私が必要以上に背負うことはないのかなって思って。
17:56じゃあ、早速業者に頼んで、
17:58あの部屋のもの処分しよう!
18:00あの部屋は、あのままがいいの。
18:02ええ、なんで!
18:03レコポンとはもう関係ないじゃん!
18:06そう、関係ない。
18:09だから、あの部屋をどうするかは、
18:12工藤さんが決めるべきだと思うんだ。
18:15まあ、そう言われるとそうかも。
18:19とはいえ、持って行きたいものもいくつかあるし。
18:26サクセスはもちろん連れて行くよ。
18:29こんな時間に誰だろう。
18:34アイ。
18:36俺。
18:37あ、工藤さん。
18:40どうしたんですか?
18:42このままでいい。
18:44今日が明けたら、明日なんだ。
18:51今日が明けたら、明日なんだ。
18:58私は、どこにも行きません。
19:12私は、どこにも行きません。
19:16本当、この夏の空論は、どうかしてるな。
19:23引っ越すって言ったじゃん!
19:26なんで急にまた考えが戻っちゃうの?
19:29どうせ工藤さんがまた何か言ったんでしょ!
19:33クジライBの命日?
19:36うん。
19:37うん。
19:39しょうがないか。
19:41なんとなくこうなる予感もしてたし。
19:44ごめんねえ、嫁。
19:46じゃあさ、せめて模様替えでもしたらどう?
19:50ベッドの位置変えるとかさ。
19:52そうだな。
19:54カーテン、柄物にしたいかも。
19:57いいじゃん。
19:59布を用意してくれたら、私ミシンで縫ってあげるよ。
20:02ほんと?
20:03実はちょうど気になってる生地屋があってね。
20:06本館にあるんだけど。
20:08本館か。行ってみたいかも。
20:11じゃあ一緒に行く?
20:13おいしいお店探して、二人でディナーでもしちゃう?
20:17いいね。行く行く。
20:19ああ、出来たての餅食いて。
20:23でもみゆきちゃんがクーロンのもん食べるなって言ってたし実際正体不明の食いもんは食いたくないもんな。
20:33今日も暑いね。
20:39うん。
20:41見てあの日差し。
20:43明日もあさっても。
20:47何してる?
20:49グウエンさん?
20:51あれ?どうしたの?
20:53なんか違和感が。
20:57何って香港に買い物に。
21:01ピザ屋?
21:04ピザ屋?
21:05ご注文された方ですか?
21:07おーい! こっちこっち!
21:09ああ、よかったっす。いたずらじゃなくて。
21:14まさか届けてくれるとは思わなかったよ。
21:18うちくらいっすよ。こんな瓦礫の廃墟でも受け付けるのは。
21:23これ、レシートっす。
21:25瓦礫の廃墟?
21:28なーに言ってんの?
21:30わたしたち、ここに住んでるんだけど。
21:33えっ、取り壊し以降、ここに住むのは禁止でしょ?
21:38取り壊し?
21:39一体何の話ですか?
21:44あの…
21:45ちょっと、なんでレコポンのこと無視するのよ!
21:49えっ、お客さんのことすか?
21:51いいよ。
21:52か、からかわないでくださいよ、お二人さん。
21:56もう自分帰りますあっお二人さん何あの人まるでレコポンのこと見えてないのさこのクーロンもあんたのことも彼には見えていない何言ってるのそんなわけ行明ちゃんは前クーロンって場所を知らずにここに来たって言ってたよねあっこのクーロンの正式名称は第二クーロン西条
22:253年前に取り壊されている検索してみなよ何この記事あってたらめじゃんだって私たちここで生活してるし他にも住人はたくさんたくさん?さっきの人はっきりとここを廃墟って言ってたし私のこと無視とかじゃなくて本当に見えてないみたいだったよ。
22:263年前に取り壊されている検索してみなよ。
22:333年前に取り壊されている検索してみなさい。
22:353年前に取り壊されている検索してみなさい。
22:403年前に取り壊されている検索してみなさい。
22:47はっきりとここを廃墟って言ってたし私のこと無視とかじゃなくて本当に見えてないみたいだった。
22:56どちらもまるで存在していないみたいに。
23:00I'm not sure how to live.
23:08You are here in the same place.
23:13You're not any more to live.
23:19You don't exist.
23:25I'm not going to get out of here.
23:27You can't go anywhere.
23:30You're always in the空.
23:32What's that?
23:34I don't know what to do.
23:36I can't get it.
23:38I've always talked to me.
23:40I'm eating dinner.
23:42I'm here.
23:44I'm here.
23:46I'm out of here.