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ショートトランスクリプション
00:00インタビューは林治 今夜は
00:04紅白歌合戦に合計11回出場
00:142012年には赤組の鳥を務めた
00:18あの国民的トップアーティスト
00:21よろしくお願いします
00:30作詞作曲を手掛ける水野芳樹と
00:45ボーカル吉岡清恵の2人組バンド
00:48生き物がかり
00:50今夜は
00:52インターツキにアカシアさんまという人が
00:56来ることはないので
00:57生き物がかり
00:59生き物がかりのライブにアカシアさんまが乱入
01:02貴重映像を大公開
01:05何これ
01:06もうさんまさんの祭りじゃん
01:08さらに
01:08今だからいいですけど
01:10休止期間に
01:12なんかちょっと不仲なんじゃないかみたいな話が出て
01:15一番好きだった歌が
01:17すごくつらいものに変わっちゃって
01:18生き物がかりを襲ったグループの危機
01:22今だから言える
01:24その苦悩を語る
01:262010年
01:29朝ドラ
01:30ゲゲゲの女房の主題歌となった
01:32ありがとうが
01:33歴代の朝ドラ主題歌の中で
01:37好きな曲1位に輝くなど
01:41時代を超えて愛される名曲を
01:44数多く世に送り出している
01:47そんな生き物がかりの原点は
01:56ゆずに憧れて始めた路上ライブ
01:58小学校の同級生だった水野と元メンバーの山下が一つ年下の吉岡を誘って地元神奈川県を中心に活動していたのだが今回も鬼のリサーチをしてきた林修がぶち込む!
02:18吉岡さんを誘う前に別の女性候補がいたという話もこれはどうなんですかどんな親しろ鈴木さんって言う女だもんどうしてそちらに決まらなかったやっぱり路上ライブやってるからいろんな女性シンガーソングライターに回ってて鈴木さんに山下が電話したんですよ実はただたまたまかからなくてあでもそういやさって言ってあのバンド仲間で知り合った吉岡君の妹さんがめちゃくちゃ歌うまくてうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうん
02:48多分合うんじゃないかなっていう話をしてたそしたらこれがなんか奇跡みたいな話なんですけどだって吉岡のことを山下に話してた瞬間に吉岡からメールが来てあの水野さんってなんか路上ライブとかやられてるみたいですねって私も加わっていいですかみたいなすごいタイミング音楽のつながりでリーダーのこと知ってたので路上やってるんだと思って私もなんかやってみたいですとか言ってた
03:17でも鈴木さんのことはご存じでしたいや何かあんまり知らなくて鈴木さんに電話つながんなくて本当によかったなと思って鈴木さんにつながっちゃってたらここにいないかもしれないんで
03:31奇跡的な出会いで結成されたその13年後には紅白歌合戦で赤組の鳥を務めるまでのアーティストに成長するのだが実は路上ライブ時代にどうしても勝てないライバルがいたという当時勝てないっていうライバルが何でもいたと。
03:56あの新売りが丘駅でさもう全然さ新売りが丘って全然お客さんが泊まってくれないんですよでも新売りは快速急行も泊まりますよでもお客さんは泊まらないんですか?
04:09あるグループがですね独占してましたお客さんをここは勝てないっつってでその新売りの方は誰だったんですか?
04:16やがて気づくんですけどカノエコさんだったんですよ
04:23どういうこと?
04:25えっ勝てるでしょ?
04:27いやいやいやすごい人気だったんで
04:30そうなんですか
04:31今今多分この写真が写ってる場所が新売りの一番こうちょっと広いところは広場があるようなあの路上ライブするにはすごい素敵な場所なんですけどやっぱそこはまあこのグループに勝てないんでこのグループしかやれなかったんですよ僕らなんかそこ行けなかったよね
04:46行けなかった?もうここに一角ができててもうまるでライブハウスみたいなこう場所があって金元そこを陣取ってて
04:53じゃあ小さな挫折があったんですかねそうですね家庭内だから新売りからは撤退しましたんでなるほど撤退したんだ生き物係がでもこうやってほんとに長く活躍されててでお子様もお生まれになったということであめでございますありがとうございます
05:12歌が大好きだった少女がいつしか日本を代表するボーカリストにそんな吉岡も現在では一児の母お子様が生まれたことでアーティストとしての活動に何か影響はありますか?
05:33好きなだけ寝てっていうの寝るっていうのは喉の回復とかそういうのにもつながってくると思うんですけどっていうその管理っていうところが願いとはまた別の部分が出てきたりするのでそこはちょっと違ってくる部分だと思うんですけどでもなんだろう自分の生活が自然にそうなってきてることに対してまた新しい歌が生まれればいいなっていう風にいい変化につながっていけばいいなという風に思ってますね
05:58ゲゲゲの女房のモデルとなった水木しげるさんあの方は睡眠幸福主義ってことをおっしゃっててとにかく睡眠時間を絶対に削らないって僕は授業で言ってますよとにかく睡眠時間を削ることは命削ることだぞってそこまでして行く価値のある大学はないって
06:13何かこれで堂々と睡眠時間とれるなっていう風にそんな水木しげるがモデルとなった2010年の朝ドラゲゲゲの女房その主題歌が日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した生き物がかりの最大のヒット曲ありがとう
06:42しかし、その楽曲作りは朝ドラの主題歌という重圧に何度も押しつぶされそうになったという。
07:23作ってレコーディングしても自信がなくてなんならリリースしても自信がなくて当時メンバーの山下とこの曲大丈夫かなって聞いたら大丈夫じゃないかもしれないって言ったら2人でその何か不安感を共有してたんですよ吉岡だけが気持ちよく歌ってたんですけどでもそれがよかったんだろうなそれいいんだそれツアーでやった時はみんな結構ポカンみたいな顔だったんですけど
07:53今日ゲゲゲやんないの?って言ってたよって言ってそのおばあちゃんだったりがうわゲゲゲの曲だとか言ってくださったりその会場が年齢問わずだんだんと盛り上がっていくっていうのを一年通して朝ドラと共に感じました
08:09朝ドラの主題歌という重圧に押しつぶされそうになりながらも名曲ありがとうで期待に応えた。
08:24さらに2008年アニメナルトの主題歌を任された時には
08:33名曲ブルーバードを生み出している。
08:38こうして生き物係はアーティスト人生の岐路に立つ旅に名曲を生み出し自分たちのステージを引き上げてきたまずはバンドのターニングポイントで生み出された名曲たちその誕生秘話に迫る
09:03このコーナーではゲストの方のイメージに合わせて歌人の赤井勝先生がお花のデザインをお前回してくださるんですが今回はですねレンギョウというお花だそうです花の咲く姿はまるで太陽のようで楽曲で元気を与えてくれる生き物係さんを表現しましたと
09:33逆にけなしてくれたわけで2006年さくらでメジャーデビューした生き物係2009年に思いがけない依頼を受けるそれがNHK全国音楽コンクール中学校の部の課題曲を作ってほしいというもの
10:03手紙背景15の君へこれに対して今年は学生たちの背中を押すアップテンポの曲を作ってほしい
10:17そういう依頼があるんだ ポジティブな応援ソングが欲しいというオーダーだったが水野が書いた楽曲は
10:25僕ら孤独な夢へと歩くさよならは悲しい言葉じゃない
10:42なぜか別れをテーマにした曲エールその裏には水野の深い思いが
10:50当時やっぱ中学生ってまだそんなに自分自身の人生の物語の歴史が短いじゃないですか
10:58もちろん人によってはすごく大変な別れを経験してしまう子たちもいるけど
11:03ほとんどの子は大きな別れっていうのをまだ経験してなくて
11:07でもその後すさまじく何回も別ればっか経験するじゃないですか
11:12そうなった時に別れをポジティブなものでもありネガティブなものでもあるんだよ
11:17二面性があるんだよとかっていうことをやがて分かっていくと思うのでそこを何かかけたらいいなっていうのと多分14歳15歳で歌った子は25歳26歳ぐらいの時に振り返る瞬間があると思うんです歌いはせずとも何かそういう時が経ったことに耐えられるようにっていうのはすごく当時考えてましたね
11:39いやでも直接今の若者に向けて発したものじゃないものがまた今の若い人たちに受け入れられてるっていうこともたくさん起きてると思うんですけれどもそこを望んでたところはねあったよねなるほどあの例えばじゃあありがとうだったりエールだったりが長年聴いていただいてますよねって言っていただけるじゃないですかそこでふと思うのはこの曲は長年聴いてもらうものだとして書いてるし出してるしなので驚いたことが起きたんではなくて
12:09いきものがかりの根底にあるのは時代を超え長く愛される曲を作りたいという思いそれは着実に身を結んでいるようで。
12:39最近声する乙女っていう曲が多分声する乙女ができた後に生まれた世代の子たちのSNSとかで上げてくれててでも自分たちは万人受けしたいっていうのを強く思っていて今みたいに自分たちが曲を作った後に生まれた人たちとか
12:59なんなら僕らが死んでからあの僕らの曲を聴くであろう人たちも含めて曲が届いてほしいというふうには思っていたので
13:09さらに2008年リリースの気まぐれロマンティックは
13:15世界的ガールズグループTWICEのナヨンがライブで歌うなど世代を超えて歌い継がれているそして名曲エールのカップリングは彼らの音楽性の幅の広さが分かるこの曲
13:45はずいぶん印象の違う曲で映画見に行ったらトトロとホタルの墓は同時に見せられたような感じで
13:53希望と絶望がある本当に本当にあれ2本立てでしたからね初めて聴かれてどう思われました?
14:00歌詞カード見てひらがながめちゃくちゃいっぱいでなんかどうしちゃったのかなっていう感じだったんですよ人格が違うんじゃないかとか
14:09ふらい思っちゃうんですけど歌詞ってどんな意味で書いたんですかって当時言われ始めてたんですよそれはなんかうとしいなって思うようになっちゃった
14:22本当にこうなってたんでしょうね何か別にもう意味ないことの面白さとかあと音なんで音としての発音の面白さとかもあるからこれはCMソングだったんですけどナンセンスな踊れる曲を欲しいって言ってくださったんでこれだと思って結成10周年のライブの際にはこのジョイフルをある大物とコラボされたんですよね
14:49はい明石屋さんまさんに来ていただきましてさんまさんの番組出させていただいた時に何か頼みたいことあるかみたいな聞いていただいた時にいつかライブ出てくださいって言ったらそれを叶えてくださって僕らの海老名厚木の公演に来ていただきましてあの海老名厚木に明石屋さんまという人が来ることはないので正直バッカーサー以来の衝撃になるんですよ
15:19明石屋さんも襲来その貴重映像を入手した
15:24わーすごい嬉しい
15:26愛を込めてハミカバーを飲みながら歌ってくれ結構多分酔っ払ってたと思うんですよ
15:33じゃあ開催しちゃおうかっていう可能性があったところですけど
15:37そんな簡単にやめれないし
15:402016年海老名運動公演で開催された生き物がかり10周年ライブジョイフルでボルテージが最高潮に達した次の瞬間観客にストップライスが皆さんまだまだいけますか?
16:01会場が歓喜の渦に巻き込まれる中
16:14お笑い怪獣がいきなりぶっこむ村上翔二の持ちギャブドゥーンとジョイフルの一夜限りのコラボそのシーンがこちら
16:36君の心はサンバさんの祭りじゃん
16:55ビキティさんは生き物がかりさんの大ファンということで夫の庄司さんともよくライブに行ったり行きます本当に私の子供たちも今も大好きママすごい恋する乙女好きなんだよねって言ったら子供が今すごい練習して歌ってますそうそれくらいやっぱうちもカラオケに行って子供と一緒に歌ったり本当世代を超えてますね庄司さん何言ってますか?
17:22庄司さんは長渕つよし
17:25庄司さん長渕つよし生き物じゃないね
17:29庄司さん
17:32明石屋さんまをはじめ小田和正ゆずあいこなど数々の大物からも愛されている生き物がかり
17:41中でもデビュー当時からの大親友で吉岡のプライベートを最もよく知る人物に自宅のスタジオで話を聞いたそれがありがとう。
18:03スーパーフライト吉岡は18年来の大親友プライベートで何度も食事に行き放送できないことも含め何もかも知っている中
19:52私も3歳になる子供がいるんですけど彼に向かって動揺をいつでも歌ってくれるんで動揺を歌ってくれたんですね。
20:12いや全然ただ普通にしゃべってるだけでとにかく受け止め力が彼女はすごくて聴いて下さるタイプなんで。
20:30いやこれがあってねこれがあってねこういうときだするこういうときだするこうだったよこうだったよこうだったよこうだったよ多分答え聞く前にそりゃあ発表してそうだったんやそうだったんやそうだったって言ってもらえるような頼れる存在なので水野さんは誰と飲みに行かれるんですか?
20:45お酒がほとんど飲めないの友達が全然いないのでただ唯一ファンキーモーキーベビーズのファンキー加藤君とは23年に1回しかもランチです
20:59アーティストとして着実に成長していく中で生き物がかりの大きな転機となったのがロンドンオリンピック・パラリンピックのNHKテーマソングの依頼。
21:21すごい前の年に東日本大震災が発生し選手たちはオリンピックへの参加を悩むほどの状況 そんな中での曲作りだった
21:35曲を書くにあたって相当いろいろ悩まれたという話を聞いたんですがそもそもオリンピックを応援できるのかみたいなそれどころじゃない方々がたくさんいたし
21:45社会の成長としても非常に混乱している中でともすれば一つにまとめようとしてしまうようなことになりがちなので歌って
21:53だからどうやって書けばいいんだろうみたいなことはすごく思ったりしましたけど
21:59かつてないほどに深く悩みそして生まれたのがこの曲
22:06風が吹いている僕はここで生きていく晴れ渡る空に誰かが叫んだ
22:22やっぱりその曲にかける思いが時代は今っていう言葉で始まるんですけどそのリーダーがその時話してたのがなんかもうこれオリンピックの曲なんだけど時代とのタイアップみたいなもんだと思う
22:38もっとスケールの大きいすげえ
22:40時代は今変わってゆく僕たちには願いがある
22:51曲の頭で時代は今って時代から始まるって相当多分重いと思うんですよね
22:58でもそれをちゃんと作り上げてきてくれたっていうのがこうよかったんじゃないかなと
23:04オリンピックも超大きなイベントですけれどもそれを超えたもっと大きなものとの関わりを表現された
23:10主語を書かないなるべく主語を前面に出さないようにするっていうことを気をつけてました
23:17サビの頭で大体ポップスのセオリーだと僕は何々をする僕は何々をするって書くんですけど
23:24それは2行目にして風が吹いているって
23:27ただそこに全然違う考えの人も含めて
23:30しょうがないけどつながっちゃうよと同じ時代にいちゃうよっていうことをみんな考え違うみんな思い違うみんないがみ合ってるかもしれないでもしょうがないけど同じ風の中にいちゃうよっていうことを書けたらいいかなみたいな感じで
23:46だから僕が後から出てきて一人の死体を超える大きなものを先に示したっていうことをおっしゃってます
23:53死体を前面に出さないことでこの曲は誰かの曲ではなくみんなの曲となり多くの人の心に届いた
24:05日本語を繊細に紡ぐ水野の歌詞とそれをしなやかに歌い上げる吉岡の歌声があるからこそ
24:15生き物がかりの曲は広くそして深く響いていく
24:20そしてこの風が吹いているで紅白歌合戦赤組の鳥を務めたのだが
24:30実はその花々しい舞台裏でNHKに入れないという事件が起きていた
24:38生き物がかりですって言ったら生き物がかりの何ですかって聞かれる
24:42いや強いて言えばリーダーです
24:44そして次週は石川かすみが登場
24:49母からの言葉に涙
24:54さらにドジャース専属リポーターワトソンさんに逆インタビュー
25:00紅白歌合戦の舞台裏で起きたNHK入れなかった事件とは
25:10水野さんは何か紅白に苦い思い出があるという
25:14苦い思い出
25:15あああれですか
25:17警備員の方へとお伺いした
25:21実際にはどういう成果が出ているか
25:25スタッフがこれまで水野さんが警備員に止められた記録を調査しました
25:29こちらです
25:30この率だけ大谷翔平よりすごい
25:37僕らが紅白出させていただいた頃って
25:40今よりセキュリティがそんなに厳しくない時代で
25:44出演者の方々はあんまりそういうパスとかを渡さず
25:48そのまま通っていく出演者なのでみたいな
25:50今では全然違いますけど
25:51今も絶対にパスいりますもんね
25:53なので当然のように止められるんですよ
25:56でも不安みたいで本人が
25:59なんか紅白の会場が近づいてくると
26:02だんだん距離を詰めてきて
26:04後ろにいさせてくれ
26:05後ろにいさせてくれ
26:07通れるからお前の後ろにいられれば
26:09それがなお怪しくなってくる
26:12ちなみに吉岡さんは止められることはあるんですか
26:16そのリーダーが止められるって話を聞いて
26:18怖くなっちゃって
26:19スタジオとかに行くと
26:21なるべく大きめの声で
26:22警備員さんに見られる前に
26:24僕の場合生き物係ですって言ったら生き物係の何ですかって聞かれる
27:01大学に進学するのだが
27:03ここで吉岡は大きな挫折を味わう
27:08やっぱり歌う人になりたいと思って
27:11声楽っていうのを学ぶと
27:14世界最高峰の発声法がベルカント法だよ
27:17みたいな感じで声楽の先生に言われて
27:19思うように習得できなくて
27:21それで一番好きだった歌が
27:24すごくつらいものに変わっちゃって
27:26ニッチもサッチもいかなくなってしまった時期があって
27:29もうなんかこう歌がつらいってなっちゃった時期だったんですよね
27:34もう生き物係で歌いたくないみたいな
27:36そういう時期が
27:37ちょっとね歌えなくなっちゃった時期があって
27:40でも本当に山下とやっぱり
27:43気合いしかいないねって言ってたんですよね
27:45なんか他の子探そうとか
27:482人でやろうとか
27:49違うグループにしようとかってことは全く考えないで
27:52吉岡じゃないとっていうのはなぜか言ってて
27:55でもフィットしてるっていう感覚はあったんだと思うんですよね
27:59自分たちのメロディーを歌ってもらう中では
28:01やっぱ予唱会が考えられないねって
28:0419、20歳内に考えてて
28:06結構喧嘩というか
28:09電話かかってくるんだけど
28:10やらないの?みたいな感じで切ったりとか
28:12なるほど
28:13結構ここがやっぱりぶつかるんですよ
28:162人とも割合頑固な方なんで
28:19それを山下がうまく包んでくれるっていうバランスだったんですけど
28:23なのでその時も僕が電話して
28:25やっぱり嫌なんだよみたいな感じで
28:271年間ぐらいずっとそういうことを続けたんですけど
28:291年間?
28:31そんなに歌わなかったんだ
28:33バンドを続けたい水野と歌うことがつらい吉岡
28:38その衝突は1年以上も平行線をたどり
28:43バンド活動の再開のめどは立たなかった
28:47僕はそれがもうちょっとつらくなっちゃってちょっと一回自動車免許取りに行くわって言って山形の方に合宿で免許取りに行ったんですよ自然に囲まれてそしたら山下が電話かかってきてあの今日ちょっと吉岡と話してやることになったからって
29:02いちいちたったいちいちの交渉で
29:06いや違うんですよそれが
29:08その山下の方は地元の友達と一緒にカラオケに連れてってくれたりとか
29:14その辺のこう茅ヶ崎の海に連れてってくれたりとか
29:16最終的にえびなの喫茶店で気持ちを軽くするような言葉を言ってくれてこれやってダメだったらもうそれもしょうがないじゃんみたいなこと言われてリーダーとはなんか電話するとなんか思春期の娘とお父さんみたいな会話になっちゃってやるったらやるんだよいややらないんだよみたいな
29:32だからもうバチバチバチバチやってでも2人の気持ちがあったからじゃあ最後じゃあやってみようかなっていうふうにこう押してくれてたからだよ
29:42そのお二人の違いが吉岡さんのほうには北風と太陽って書かれてますけど今回ちょっと僕も初めての経験で同じ経験を2人の方が書かれてるっていうのはあここ長く書いてるけど吉岡さんあっさりだなとか
30:02確かに2人の辞伝を見てみると解散の危機について吉岡は727文字であっさり書いているのに対しリーダー水野は
30:18彼女しかいなくてタイトルからして重い今度は思い出作りではない互いの将来をかけるものすごいわと熱すぎる思いが合計9ページ3387文字でつづられていた先生
30:44でもいろいろ考えてることをギュッとまとめてあるのが歌詞ですなるほどよくフォローしてくれたね
30:55プロの歌手として生きるそう決意した吉岡に水野が書いた生き物がかりのデビュー曲は
31:07桜
31:10桜
31:22曲は大ヒットし2008年の紅白歌合戦に初出場を果たすことになる
31:38解散の危機を乗り越えようやくたどり着いたメジャーデビューしかしアーティスト人生を懸けた勝負の曲は生みの苦しみも大きかったという実際にメモも残ってるということでこちらですよね
31:59すごいこれ鉛筆ですか鉛筆です鉛筆で結構斜線を引くと直したところがまだ残るじゃないですかそうすると戻ることもできるので何回も何回も書き直してそうですね多分40回ぐらい40回もやってる40回40回書くと何が何だか分かんなくなってくるんですよでもその何が何だか分かんなくなってくる状況も結構大事で
32:29だから歌詞ができた時とかも初めて大阪に遠征に行って初めて神奈川以外でライブした時だからもう緊張高まっちゃってでも大阪にまで行ってまで歌詞仕上げてたよね最後なんかライブのリハート本番の間に喫茶店に連れ込まれて書いてあれですね大阪初のライブってフルーツ屋でみかん1袋買った時の
32:55で歌詞の中に今度は小田急線とか具体的な地名出てきますよねあっそうですねそうそうそうなんだよねこの曲デビュー曲桜の歌詞には
33:14いつかの面影2人で通った春を追う大橋小田急線の窓に今年も桜が映る君の顔
33:31小田急線から見える風景が描かれている
33:34小田急線というのがまたいいんですよね春の大橋っていうのは相模大橋っていう橋があるんですけどそこが僕らとしては通学路で必ず毎日取る橋でこれが実際の小田急線っていう単語があるだけで例えば京王線に乗ってらっしゃる方も東横線に乗ってらっしゃる方も自分の駅のことを思い浮かべることが実はできたりしてそういった意味で良かったなって
33:56なるほどなるほど私小田急線遠征で生まれておじいちゃんが小田急電鉄で勤めてたんですよだから歌詞の中に小田急線って出た時にすごいリアルに自分の生活とマッチしたし届けてくれるものがすごい押し付けがなくて生活に根付いてるなっていうのがやっぱ素晴らしいと思いますからね
34:21何かこう歌を聴いたりすることはあるけどあんまり水野さんのことって考えることないじゃないですかそんなすごいファンがいたもんだすごい水野さんって人としてすごいすてきな方なんだなっていうのがすごい分かりました
34:38これまで人生のキロには必ず名曲を生み出し力強くその歩みを進めてきた生き物がかりだがそんな2人にアーティスト人生最大の転機が訪れるそれが2017年活動休止2021年メンバーの脱退
35:08続いて生き物係はいかに最大のピンチを克服したのか林修が迫るデビューから本当たくさんの名曲をリリースされてきたんですけれどもこれ2017年突然の放牧宣言となぜ休止を選択されたんですか?
35:27いやちょっと疲れたんだと思うんですからそれはそうですねそれはそうだわ私は作ってきてくれたものを必ずいい形で届けるっていう風にこうスイッチが多分切り替わらない状態だったしメンバー同士も何かあんまり高校生の時みたいにこう冗談言い合ったりとか何かそういうのもあんまりなくなってきてて
35:57緊張感があったのでここは一回何か空気を変えたいなっていうのはあったと思いますねでもどんどんどんどん新しいアーティストが出てくる中で休むっていうのは勇気が必要ですよね思い切ってでも休んだよねその時はね休まないことの方が怖かったぐらいだったんで
36:16デビューからの10年間でシングル32枚アルバム10枚休むことなく毎年新曲をリリースし続けたそんな締め切りに追われる日々が続くうちにあれほど楽しかった音楽がいつしか心から楽しめなくなっていた
36:46でその休止期間は何をなさってたんですか?
36:52ずっと歌ってきて歌うことがもう毎日の日常だったので歌わないってやってみようみたいな一回歌とぽっと距離を置いてホントに歌いたいって湧き上がってくるまで歌うのやめてみようと思ってまあ放牧だったんでスイスに放牧を見に行ったりとか。
37:09実際のスイスでの映像がこちら逆側向いた方がよくないからね。
37:29僕は働いてました他のアーティストに楽曲提供とかなさってじゃあそんなにリフレッシュはできなかったんですか?曲を作るということに集中できる期間だったのですごくあのメンタルは落ち着いてましたね。
37:44そしてまあ2年弱こう休まれたんですかね放牧なるんで集牧宣言をなさって活動再開を多分その年の春ぐらいからちょこちょこ会うようになったりしてうちに来たりしてたよねそうだよね。
37:59メンバーの家に行くってほとんどなかったんですよ今まで逆に逆に何か今だから言うんですけど休止期間に何かちょっと不仲なんじゃないかみたいな話が出て週刊誌の方とかが来たんですよでピンポンを知ってきて週刊誌の記者さんが映ってて多分不仲を聞きたいんだろうなっていう時に僕ら3人一緒にいたんですよ僕ん家でめっちゃダメっててこれ3人で出てっちゃう?って思ったんですけどそういったんですよ。
38:27って思ったんですけどさすがにやめよう何か怒られるからって言ってそんなぐらい割と逆にむしろ仲良くなってたみたいな時期だって吉岡さんもやっぱりまた歌いたいって思いになったってこと書かれてますよねこう歌をやってる時にこう気持ち的にも体的にもなんか巡るっていうか体調良くなるなっていうのがあって歌が自分に合ってるのかなって改めて思うようになってはいここにいます
38:54走り続けてきたからこそ行き詰まった時には思い切って立ち止まってみる
39:03それが人生を前に進める力になることもある
39:09活動再開後5年ぶりのフルアルバムを出し全国ツアーも行いまた音楽のことが好きになった
39:21しかしそんな生き物係に再び困難が立ちはだかるまた会いましょうありがとうございましたありがとうございました活動再開から3年メンバーが脱退じゃあ解散しちゃおうかっていう可能性があったと思うんですけど実際考えたし解散の危機
39:26その裏側にあった真実とは?
39:563人から2人への財政の変化とこれはやっぱりお二人に戸惑いとか不安とかはあったんじゃないんでしょうか
40:06放牧した時に自分たちの人生のために自分たちのペースを取り戻そうっていうのが大義名分だったんですけどその上で違う道を選ぶっていう選択を山下がしてそれも尊重したいなっていう気持ちだけだったんですよね
40:27でじゃあ解散しちゃおうかっていう話にもう全然なる可能性があったと思うんですけど実際考えたしこのグループはこのグループとして一旦終えようってことも全然物語としてはあるよねって言ったんですけど
40:43ただなんか2人ともとりあえずちょっと2人でやってみる道もあるんじゃないかみたいなここまでみんなで力合わせてやってきたことをそんな簡単にやめれないしなんかパワーがやっぱりあったんでやってみようっていうのが
41:01高校時代からいくつもの苦難をともに乗り越えたメンバーとの別れだったな
41:09さよならは悲しい言葉じゃないそれぞれの夢と僕らをつなぐエールともに
41:272人で生き物がかりを続けることを決意したそして更なる進化を続ける生き物がかりがデビュー20年目の今年ニューアルバムアソビをリリースアルバム内の楽曲である彩りは小田急グループの企業CMも提供されていて小田急ついについにズブズブになりましたね
41:55言い方よくないなそういうことじゃないのよそこにはお互い母となり父となったことで生まれた感情も曲に込められている彩りはもうあくまで僕の感想ですけれども余裕が出てきてよりよく生きようっていう思いがここにあって生きてくるのに精いっぱいで彩りって言葉は出てこないので少し感情が落ち着いてそういう言葉を選ばれたのかなと思います
42:25今一層納得したっていうのは僕の解釈です正直この独立があったりメンバーの脱退があったりこの数年間ってストーリーが多すぎてアルバムが何枚かストイックなアルバムが出てったんですけどやっと普通のアルバムが作れる何かそこからストーリーから解放されてちゃんと音楽を音楽としてやれるようになったところのタイミングなのでそういう意味での遊びでもあるんですけど
42:55自分で自分の物語を語るのがめっちゃ難しい時代だなと思ってて人の話を聞かなきゃいけないじゃないですかって声の大きな人がたくさんいるからそこに巻き込まれちゃって他人の言葉で自分の言葉を語るみたいな状況に追い込まれることが多いので
43:25この人は悪くだって言っても自分はこう思ってるっていう書き出しで始められたらもうちょっとポジティブに世の中を見れるんじゃないかなっていうのは思っててそこら辺を書こうとしたんだと思いますはい
43:37音楽で多くの人に寄り添い背中を押してきた2人が仕事をする上で大切にしている考え方とはお二人が仕事をなさる上で大切にしていることを教えていただけますか?
43:58他者がいるってことだと思いますなんか清恵が歌ってくれている僕以外の人が歌ってくれている僕らの曲を嫌いだと思う方もいれば好きだと思う方もいるっていうことをずっと意識しているっていう自分たちだけの物語じゃなくて他者がいるっていうことをやり続けなきゃいけないなっていうのは常に思っています
44:18私はなんか無邪気な楽しさが大事だなっていうふうに思ってて一生懸命書いてきてくれているものに対していいものを歌ってって言ってどんどん力が入っていくんですけど
44:31結成した時みたいななんか学校帰りに路上ライブをやるような今日は何人泊まってくれるかなみたいな楽しい気持ちとか
44:41学生気分みたいなのもちゃんとあっていいんじゃないのかなと思ってなんか無邪気でいたいなっていうふうに思いました
44:48路上ライブに夢中だった頃の遊び心
44:55立ち返る原点があるからこそ生き物がかりはこれからも前に進み続ける
45:032月9日の放送でドラマビューティフルライフ2人でいた日々を扱った際
45:18第2話シュージとキョウコが食堂で会話をするシーンの映像をアドリブであるかのように紹介してしまいました
45:26実際は脚本通りに俳優が演じたものであり
45:31番組が事実関係の確認を怠ったことが原因でした
45:37真摯に作品を作ったドラマ関係者の皆様及び視聴者の皆様にお詫びして訂正いたします
45:44ご視聴ありがとうございました