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00:00東京ワンウィークストーリー
00:09皆さんこんばんは東京ワンウィークストーリー始まりました
00:17今回の主人公は下町浅草橋で海鮮居酒屋を営む76歳の大将です
00:25この大将実は東日本大震災の被災地なのでこれまで100回にわたりマグロの解体ショーという形で支援を続けてこられました
00:36支援のために自腹で持ち出した額はなんと2500万円
00:42なぜ居酒屋の大将がそこまで支援を続けるのでしょうか
00:48あなたの知らないワンウィークストーリー
00:53古くから豚野街として知られる浅草橋界隈
00:58お昼時
01:05見てくださいこの長蛇の列
01:17お魚本舗太古茶屋 この場所に店を開いて43年目
01:27大将の佐賀光鶴さん76歳
01:32ガッツおじさんの愛称で親しまれています
01:36でもなぜガッツおじさんなのでしょうか
01:39その答えは後ほど
01:42その答えは後ほど
01:49太古茶屋の看板メニューはなんといってもマグロ
01:57マグロは大体15キロから20キロくらい?
02:02結構やっぱ出る
02:03やっぱりマグロが一番にお客さんにお気がいいからね
02:09ガッツおじさんは仙台で生まれ高校までサッカーに明け暮れました
02:24ガッツおじさんは仙台で生まれ高校までサッカーに明け暮れました
02:30ガッツおじさんは仙台で生まれ高校までサッカーに明け暮れました
02:40そして高校卒業後上京して料亭やホテルなどで腕を磨き
02:4734歳で海鮮居酒屋の太古茶屋をオープン
02:54現在は体のことを考えランチ営業だけ厨房に立ちます
03:01そんなガッツおじさんの後継ぎが
03:06おはよう
03:08おはようございます
03:10おはよう
03:13おはよう
03:15長女の太古です
03:17よろしくお願いします
03:20長女太古さん
03:22長女太古さん
03:23そうだね今太古茶のお上だよね
03:25そして
03:27長女太古さんが帰ってきた
03:29長女太古さんが帰ってきた
03:31長女太古さんの夫 若大将の結介さんです
03:36長女太古さんです
03:39長女太古さんどうぞ
03:40長女太古さんどうぞ
03:43長女太古さん
03:44午前11時開店
03:45長女太古さん
03:48長女太古さん
03:51こちらの女性客
03:54豪快に口に運びます
03:58マジでうまい
04:00美味しいです
04:01やっぱ美味しくてたくさん食べられるからですね
04:04うん
04:06美味しい
04:08お客さんの目当ては
04:11もちろんマグロと新鮮なお刺身
04:13他にも
04:18卵焼き明太子
04:20ホタテにわかめ
04:23さらに
04:26ネギトロにマグロの漬け
04:28デザートのフルーツポンチ
04:31アジフライやから揚げもあります
04:3550分間の食べ放題で
04:41お値段は1900円
04:46もう週1回は通ってるんで
04:48週1です
04:49うん
04:50マグロ食べきてる
04:51マグロ食べきてる
04:52マグロ食べきてる
04:53はい
04:54じゃないですか
04:55好きな量分だけ食べれる
04:56うん
04:57回転して30分だというのに
05:01店内はすでに満席
05:04これ大トロだね
05:06うん
05:07大トロどうしましょう
05:08うん
05:09これは最初にドーンシだからね
05:11大事だ
05:13うん
05:14お客さんにまず喜んでもらうことが大事だ
05:19午後1時前には2回転目のお客さんが
05:23お客様です
05:24厨房も大忙し
05:27これはこれだけがないよ
05:29はい
05:32うん
05:33はい
05:34今すぐ準備しまーす
05:36ちょっとやっぱり一つまで進んでしょう
05:42お願いします
05:50そして午後2時半
05:52ランチタイムが終了
05:54物価高だというのに
05:58なぜサイサンド返しのランチ営業を続けているんでしょうか
06:04人に利を与えることが大事なんですよ
06:08やっぱり人のためにという思いでやっていることによって
06:13それが逆に自分に利となって帰ってくんですね
06:17これからもそのような生き方をしていきたいと
06:20そう語るガッツおじさんは
06:24東日本大震災を機に
06:26生まれ故郷、東北のために
06:29マグロの解体症で
06:31被災地に元気を与え続けています
06:33その数なんと100回
06:37でも私たちはガッツおじさんが
06:41人に利を与える本当の理由を知りませんでした
06:45おはようございます
06:51おはようございます
06:55おはようございます
06:57いやー雨だ あれすごいですね
07:02この日もランチ営業に立つガッツおじさん
07:11しかし雨の影響なのか昨日とは打って変わり
07:16開店前に並ぶお客さんはいません
07:22オープンしても店内はご覧の通り
07:28今日は波があるからね
07:33長女たえこさんは心穏やかではありません
07:38本当に空いてるともう全然数十人前半の時もあるし
07:44でも昔は200とか平気で行ってましたからね
07:50コロナ以降にもう売り上げはもうその
07:54前席に比べたらもうこうやってかかっちゃうのがあるので
07:59結構カツカツですよカツカツ
08:05たいこ茶屋の経営は決して順調ではありません
08:08ランチ営業が終わりガッツおじさんが向かったのは
08:14ここ自宅になるんですか?
08:24そうですね
08:26ここで一人暮らししてます
08:28あっ一人暮らしなんですか?
08:30そうです
08:32あのカナギはほら娘のところに住んでるし
08:36私もね一緒に住んじゃうとかなり遠くなっちゃうから
08:41店の近くにいたほうがいいから
08:45ガッツおじさん
08:47たいこ茶屋の仕事が本当に好きなんです
08:51部屋の壁には仙台時代のサッカー部の写真が飾られていました
08:56夕方、外出のようです
09:12ストレス発散は一人だけ
09:18うまいな
09:21娘夫婦が太鼓茶屋の後を継いでくれて一安心
09:29と言いたいところですが、いろいろあったようです
09:33最初の頃はね、よく衝突もしましたね
09:39やっぱそうなんですか?
09:41うん
09:43今はもう切るだけにしてもらいたいと
09:46俺が決めたと
09:47うん
09:48もしこの成長を促す意味においても
09:52一歩引いてやっていくのが一番だろうと
09:58そうは言っても現役を貫こうとするガッツおじさん
10:03朝7時半
10:08おはようございます
10:10おはようございます
10:12あら、朝早くから
10:15うん
10:16どこに向かわれるんですか
10:19ご挨拶です
10:20ご挨拶ですよね
10:21ご挨拶です
10:22ハッピー姿で向かったのは
10:26浅草橋駅
10:28一体
10:33朝8時、ハッピー姿で向かったのは
10:37浅草橋駅
10:38さあ、今日もオープン
10:41元気に頑張ってみるぞ
10:43よいしょ
10:45もう一度です
10:47ガッツ!
10:49アッツ!
10:51アッツ!
10:53アッツ!
10:55よっしゃ
10:57これ、朝ガッツって言うんです
11:01朝ガッツ
11:02元気を届けているんです
11:07実はガッツおじさん
11:0928年前から
11:11通勤客にこうして
11:13元気を届ける活動をしているんです
11:17だからあだ名がガッツおじさんなんですね
11:24採算度返しの居酒屋経営
11:27今も続ける被災地への支援活動
11:29そして朝ガッツ
11:33ガッツおじさんがここまでするのは
11:36なぜなのでしょうか
11:40ガッツおじさんが太鼓茶屋をオープンしたのは
11:44今から43年前
11:46当時は珍しかった
11:48海鮮居酒屋が受け
11:50お店は大繁盛
11:53その波に乗り
11:55一時は8店舗まで店舗を拡大
11:57しかし
12:00バブル経済崩壊
12:02経営は行き詰まりました
12:06もう必死だったから
12:08多くの負債を抱えたい
12:10しかし
12:13そのどんどこで手を差し伸べてくれたのが
12:16高校時代
12:17サッカー部としてともに汗を流した
12:20仙台の仲間たちでした
12:25福景域の中
12:27仲間たちは600万円をかき集め
12:30そのお金で太鼓茶屋だけ
12:32存続させることができたのです
12:38必死だったからね
12:40チラシを巻いたんだけれども
12:43なかなか受け取ってくれない
12:45ある時にガーッという言葉が出たわけよ
12:48はい
12:49それはニコッと笑って受け取ってくれてね
12:53それを続けていくうちに
12:56ガッツおじさんというより
12:58得とかというよりも
13:00私にとっては一つの恩返しなんですよ
13:03苦しい時に助けてくれた
13:07仲間に対しての恩返し
13:10命のある限り続けていこうと
13:15仲間たちに救われた人生
13:17ガッツおじさんが言う
13:22人に利を与え続けるのは
13:24かつて自分を助けてくれた
13:27仲間たちへの恩返しが理由だったのです
13:31そして朝ガッツを終え
13:37ランチ営業の準備へ
13:39おはようございます
13:41おはようございます
13:43おはようございます
13:45おはようございます
13:47マリコさんとその息子のガクくん
13:50いやーうわーかわいいよー
13:55マリコさんお店に来て早々
13:58スマホで撮影?
14:00実は太鼓茶屋のSNS担当なんです
14:04山前もいったのも
14:05山前もいったのも
14:07山前もいったのも
14:08高いよ
14:09山前もいったのも
14:11佐古の卵が入ったから
14:14珍しいやつなんですけど
14:16それがちょっと再生数が多くて
14:20いいねーみたいな
14:21もう
14:23I think I'll do it for the series.
14:28I'll do it for the rest.
14:30I'll do it for the rest.
14:34The day of the day,
14:37it's 8 o'clock.
14:39The customers are no longer.
14:49It's a good day.
14:52It's a good day.
14:57Oh, it's a good day.
15:03Come on.
15:06若大将の願いが通じたのか、お客さんが来店。
15:11夜の名物は、新鮮な刺身とマグロトロ、てんこ盛り。
15:18トロてん
15:26美味しい。こっちが上がってるよ。
15:29今日は特に美味しい所があったんで。
15:33美味しい。
15:35お客さんを喜ばせる所は、ガッツおじさんそっくり。
15:41実の親子より一緒にいる時間長いです。
15:46親子になったって感覚あんまなくて、お父さんって呼ばないですもんだから。
15:53それは家に関係ない。
15:55関係ない。
15:56プライベートでも代償。
15:58みんなそうですよ、うちの家族。
16:00そうなんですね。
16:02高校卒業後、料理人を目指して太鼓茶屋でアルバイトを始めたゆうすけさん。
16:1024歳の時に太鼓さんと結婚し、その後、店の経営を譲り受け2代目に。
16:17しかし、先代の後を継ぐのは、決して簡単なことではありませんでした。
16:26結局、太鼓は今ランチだけ。
16:28夜来るお客さんの方が、やっぱり、太鼓を知ってるお客さんが多いわけですよね。
16:34太鼓は?って言われた時に、今日はちょっと太鼓いないんですけどって。
16:41まだまだ、自分のお客さんを掴めてないかなって思うんですよね。
16:47師匠でもあり、父でもあるガッツおじさんの背中を追いかけるゆうすけさんです。
16:54この日、夜の営業にガッツおじさんがやってきました。
17:00夜のピーク時、ガッツおじさんが動き出します。
17:07宮城県で獲れたクロマグロ。
17:14宮城県で獲れたクロマグロ。
17:19宮城県で獲れたクロマグロ。
17:25宮城県で獲れたクロマグロ。
17:30宮城県で獲れたクロマグロ。
17:35始めるのはもちろん。
17:37宮城県で獲れたクロマグロ。
17:40宮城県で獲れたクロマグロ。
17:43始めるのはもちろん。
17:47始めるのはもちろん。
17:50では、いきます。
17:52マグロの解体操を行いたいと思います。
17:55黒マグロ入賀しました。
17:58伊勢よく始まったのは、太鼓茶屋名物、マグロの解体操。
18:08勝はここからが佳境。
18:18マグロの競りのスタートです。
18:21佐野県の答えがございます。
18:23宮城県で獲れたクロマグロ。
18:27安倍さんで獲れたクロマグロ。
18:30宮城県で獲れたクロマグロ。
18:33二千丸!二千丸!二千丸!二千丸!二千七百!
18:42落札!
18:49大盛況のうちに、マグロの解体ショーが終わりました。
18:54大盛況のうちに、マグロの解体ショーが終わりました。
19:04最高だね。
19:06うまい。
19:08大将、ありがとう。
19:12オールシャテは美味しいから、とかでね。
19:15美味しいものを食べていただきたいという。
19:18凄い。
19:21採算が取れなくても、お客さんの笑顔がすべて。
19:28それがガッツおじさんの心意気です。
19:33営業終了後。
19:39自宅に帰り、一人酒を楽しむガッツおじさん。
19:43うまい。
19:45うまいですか。
19:47美味しそうに飲むんですね。
19:49ほろよい気分で、家族について語り始めました。
19:56うん。
19:57いろいろ苦労もかけたし。
20:00借金取りがね、押し寄せてくるときもあったし。
20:04女房、娘たちを守らなくちゃいけないということで、うん。
20:12家も別にしたし。
20:15一人暮らしを始めたのは、借金取りから逃れるため。
20:19娘もみんな手伝ってくれて、息子が立派に後をついてくれて、それはね、ほんとにいまだに感謝してますよ。
20:34口には出さないけどね。
20:41この日のランチ営業終了後、お店には、たえこさんとまりこさんの姿が。
20:56花さん、どうする?どうする?どうする?
21:01ここはちょっと、実は家族からみたいな感じで。
21:05えっ、サプライズ的な感じ?
21:08うん。
21:09じゃあ、そう。
21:11いきましょう。
21:13実は明日、被災地深夜の100回記念パーティーがあり、その打ち合わせをしていたのです。
21:24手前よ。
21:26うん。他に。
21:28思いついたら即行動だから、準備期間なくいきなり走ろうとするからね。
21:33すごいよね。
21:34ね、それから想定するよね。
21:37ほんと?
21:38すごい、それはすごいと思う。
21:40マグロだよ。
21:42止まったら死んじゃう。
21:44止まれない。ずーっと動いてる。
21:48現役で走り続ける父の姿。
21:51姉妹は陰ながら応援しているんです。
21:57そして迎えた100回記念パーティー当日。
22:02ガッツおじさんを祝うため、多くの人が太鼓茶屋に来てくれました。
22:07各テーブルへ挨拶に回ります。
22:11おめでとうございます。
22:13おめでとうございます。
22:14おめでとうございます。
22:15おめでとうございます。
22:16おめでとうございます。
22:17おめでとうございます。
22:18被災地支援100回記念を祝し、大将のますますのご活躍とご健康、ごたくを記念しまして、乾杯!
22:29おめでとうございます。
22:39そして、この日も集まってくれた方々へ、感謝を込めたマグロの解体賞。
22:43スタートです。
22:58私は仙台市で生まれました。
23:052011年、3月11日にも東北大震災が起こりました。
23:11テレビで見る我が故郷は大変な状況になっておりました。
23:22あの時の恩返しをするのは、今だ!
23:25おめでとうございます。
23:30おめでとうございます。
23:31マグロを持って、被災地に行こう!
23:34このマグロを持って行きましたら、皆さん、涙を流して喜んでいただきました。
23:40これも、一回で終わらせちゃいけない!と、おめでとうございます。
23:46この活動は、私の命の続く限り、続けていこうと思っております。
23:54ガッツおじさん、気合が入ります。
23:57いい曲がり落としを落としました!
24:05ありがとうございます。
24:07お疲れさまー!
24:09大将、お疲れさまでございました。
24:12そして、縁も竹縄。
24:16大切させていただきます。
24:18太鼓さん、よろしくお願いいたします。
24:21おいしろ!
24:22おいしろ!
24:23おいしろ!
24:24みんな勢い揃いです。
24:26若大将!
24:27親には見つけました。
24:29大将の息子の若大将のゆうすけと申します。
24:35現在、太鼓時代の店長を務めております。
24:38今日は、こんなに大勢の方が集まってくださることに、少し感激をして、本当に僕にはまだまだ高い壁だなって感じております。
24:48本日は誠にありがとうございます。
24:50大将、おめでとう!
24:51大将、おめでとう!
24:55またこれからも、支援活動を続けて頑張ってください。
25:02そして、最後の締めは、
25:05シェア!
25:06ガッツ!
25:07シェア!
25:08ガッツ!
25:09ガッツ!
25:10ガッツ!
25:11シェア!
25:12ガッツ!
25:13ありがとうございました。
25:15いや、今日はね、もう最高でしたね。
25:18人生の中で一番嬉しい人かもしれないね。
25:24ガッツ!
25:25ガッツおじさん、まだまだ人のために働きます。
25:34人に利を与えるというガッツおじさんの生き方。
25:38いやー、口で言っても、なかなか実践できることではないと感じました。
25:43ただそれは、一人でできることではなく、
25:46周りで支えてくれる家族や友人の協力があったからだと感じることができました。
25:52One Week Story, next time we'll see you next time.

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