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00:00時は昭和11年春夏美は退屈中 江端滝政に嫁ぎますが結婚式は急な訓練ですっぽかされ2週間後に初対面した時も無表情で何を考えているのかさっぱりわからない
00:24そんな滝政に夏美は戸惑うばかりでした しかし
00:31少しずつ私たちは距離を縮めることの方が先です彼の優しさを感じるのでした しかし滝政はまたすぐに軍の仕事で行ってしまいますそれから2ヶ月が経ち
00:45初夏も近づく ある日のこと
00:49電報です ありがとうございます
00:54えっ?
01:31みたいな格好 やっぱり私には似合わないよ
01:36モガーとは
01:38モダンガールの略です 滝政様に会うだけでも緊張するのに
01:45この格好 どう思われるか
01:52そしたら2ヶ月が経ちます エビディア・フェリーの針春
01:571ヶ月2ヶ月の参戦力を 気に入っていた
02:02おにぎりの混ぜる ό,040の針集に避けられます
02:04今夜の予定はなりと一緒に 何か綺麗な目を使ってたら
02:12No. No. No. No. No. No. No.
02:18No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. No. drop it in.
02:31Don't worry about it, but I got too many people I learned.
02:36Love you, love you, love you
03:06I'll tell you what I'm saying
03:09I'll tell you what I'm saying
03:12I'll call my name
03:16Will you stay with me forever?
03:21Will you stay with me forever?
03:24Will you stay with me forever?
03:32Natsumi...
03:36滝政様嘘全身真っ白でかっかっこいいななんだこの川かわいいかっ!
04:03そんな...
04:08お久しぶりです
04:10あっ はい お久しぶりです
04:15運びます 自分で運べますいや運びます私が運びますありがとうございます小腹空いてませんか?えっこれがクリームパンですか?初めて食べてますか?
04:54おいしい
04:59おいしい
05:01おいしい
05:16Oh, there's no problem.
05:46Oh, there's no problem.
05:50Oh, there's no problem.
05:52I'm sorry.
06:00Are you okay?
06:01Yes, I'm okay.
06:04Let's go.
06:06Oh, there's no problem.
06:12Oh, there's no problem.
06:14Oh, there's no problem.
06:16Oh, there's no problem.
06:18Oh, there's no problem.
06:28Oh, there's no problem.
06:30Oh, there's no problem.
06:32Oh, there's no problem.
06:34Oh, there's no problem.
06:36Oh, there's no problem.
06:40Oh, there's no problem.
06:42I'm sorry.
06:43No, let's go.
06:44What am I going to do, Taki政様?
06:48A scar?
06:49A scar?
06:52スカートの丈が短い海軍の嫁としてふさわしくないあっ竹間さまやはりスカート気になりますかえっああ行きましょうやっぱりふさわしくないんだどうしよう
07:20ええいい眺めですね
07:26あのもっと海の近くに行っても
07:29どうぞ
07:37滝政様海きれいですね
07:41毎日飽きるほど見ていたから気づかなかった
07:48海って本当はこんなにもきれいなんだな
07:55あれは滝政様の乗ってる船ですか
08:03こっからは見えないはず
08:05大丈夫ですか
08:11問題ありません
08:17スカートが風でめくれそうで気に寒いからです
08:23スカートが風でめくれそうで気に
08:29寒いからです
08:30お借りします
08:31スカートが風でめくれそうで気に寒いからです
08:35お借りします
08:39スカートが風でめくれそうで気に寒いからです
08:46スカートが風でめくれそうで気に寒いからです
08:51お借りします
09:09本音を言えばその
09:16気になるんです
09:19スカート
09:20スカート
09:21そうですよね
09:24海軍さんの嫁としてふさわしくないですよね
09:27え?
09:28いやそういうことじゃなくて
09:30えっと
09:34俺がその
09:40目のやり場に困るんです
09:46足が
09:47出てって
09:50出てって
09:52え?
09:53だから
09:54私は
09:57滝浅様なら
10:00身
10:01誰でも
10:02その
10:05そのようなことを簡単に女性が言うのはいかがなものかと
10:09簡単じゃないですよ
10:10私
10:12すごく勇気を出して言ったんです
10:13そんなことで勇気を出さなくても
10:15最初に変なこと言ったのは滝浅様ですよ
10:17俺はただ
10:19夏美さんに嘘をつきたくなかっただけで
10:23やっぱり
10:27着替えます
10:29そりゃダメだ
10:31せっかく可愛い
10:32私だって
10:44今日驚いたんですよ
10:46この白い軍服を着てらして
10:48この白い軍服を着てらして
10:51かっ…
10:53かっ…
10:55かっ…
10:56かっこよかったので
10:57えっ?
10:58えっ?
11:04貝殻…
11:12貸してください
11:24どうぞ
11:28貝殻……
11:31きれいですね
11:32すみません お待たせしました
11:34えっ…
11:35いっくりできましたか
11:41はい いいお湯でした
11:43ごゆっくりどうぞ
11:48Did you get it?
11:50Yes, it was good.
11:52Let's do it.
12:01Oh, I'm going to get it.
12:05Yes, I'm going to get it.
12:07But I'm still going to get it.
12:12Do you want to get it?
12:16yes
12:18都市
12:19暗い方がいいかと思って
12:25同志よ
12:27心の準備が
12:29夏美さん
12:32綺麗に見えますよ
12:35船からの夜空がきれいだったので岡からのも改めて見たかったんです船から?
13:02お仕事の合間に星空なんて風流ですね
13:07仕事ですよ 転足という
13:11星や太陽から船の位置を割り出す仕事だって アブ!
13:15待ってください それを私が聞いてもいいのでしょうか 軍事機密では
13:22大丈夫ですよ 商船でもしていることですから
13:27笑った
13:34星で船の位置が分かるなんて 不思議です
13:40六分儀という道具を使えば計算で割り出せます
13:46海洋に出ると一面空と海なので 目印に天体を使うんです
13:53以前は転足の時は何とも思わなかった
14:00この星空を夏美さんに見せたいと思ったら興味が湧いて
14:06とは言えん
14:13一面星空で 迫力があります
14:20何だか楽しそうなお仕事ですね
14:25えっと 夏美さんは普段何を?
14:31私は掃除や洗濯や家事全般を
14:35なるほど 家事は大変ではありませんか?
14:40いえ 実家でもしていたので 母様や姉様たちに教えてもらって
14:46確か 夏美さんは四姉妹の三女でしたよね
14:51はい
14:52長女の春江お姉さんは しっかり者でとても賢くて
14:55次女の秋名お姉さんは おしゃれで百貨店の店員でした
14:59妹の冬子ちゃんは明るくて可愛くて
15:01女学校にお友達がたくさんいて
15:04みんな私の自慢の
15:08ん?
15:09自慢の
15:14姉妹
15:20はい
15:21あの 春江お姉さんは お婿さんをとって
15:24父の会社を手伝って
15:27で
15:28あの
15:30私の家族の話ばかりでは 楽しくないですよね
15:34えっと
15:35構いませんよ
15:36佐々木をどうぞ
15:38あ
15:42では
15:43その
15:44えっと
15:46秋名お姉さんは 結婚して仕事を辞め
15:50たんですが
15:55夏美さん
15:59どうしたんですか
16:01あの
16:02あの
16:03その
16:04そんなに見られると
16:07恥ずかしいので
16:10な、なるほど
16:15分かりました
16:18分かりました
16:19見ないので
16:23その代わりと言っては変ですがその
16:28あなたに触れてもいいでしょうか
16:35無理でしたらせめてもう少し近くに行かせていただきたい
16:45おめでとう
16:47おめでとう
16:48おめでとう
16:49おめでとう
16:50おめでとう
16:52おめでとう
16:53おめでとう
16:54おめでとう
16:56おめでとう
16:57おめでとう
16:58おめでとう
16:59おめでとう
17:00おめでとう
17:01おめでとう
17:02おめでとう
17:04ひが
17:06おお
17:28おめでとう
17:30あの
18:01夏美さん。
18:31夏美さん。
18:33夏美さん。
18:35I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry.
18:48I've been waiting for you to come to see you.
18:51It's been so long,夏美ちゃん,
18:53I've been waiting for you to be with another woman,
18:55I've been waiting for you to be with another man.
18:59It's been so beautiful.
19:00It's been so long.
19:05私、滝政様ととうとう接吻を…
19:28夏美さん、目が覚めたんですね。大丈夫ですか?昨夜は調子に乗ってすみませんでした。
19:42ああ、私こそ気が付いたら寝てしまっていてすみませんでした。
19:46いえ、あれは多分酸欠です。なので俺のせいです。
19:51酸欠…
19:54だから次からは鼻で呼吸を。次からは鼻で呼吸を。ああ。あ、朝から話すことじゃ。よかったですね。
20:14着替えましょうかきょうですが旅館のおかみさんにおすすめの神社や観光地を聞いたので足をのぼしてみましょうはいあああとおすすめの神どころも行きましょうどんなお水なんですか?
20:43ああ神社の参道から少し外れたところですねこっちにも印が?そこはうどんがうまいってすすめられて。ええおうどん食べてみたいです。
21:13失礼します先ほど軍から使いの方が今一瞬で顔つきが変わったすみませんなずみさん急な呼び出しで船に戻ることになりました
21:34おそらく そのまま出航します
21:41申し訳ないのですが いいえ
21:46お気をつけていってらっしゃいませ ありがとうございます
21:57仕方がない 仕事なんだから当然のこと
22:04昨日一晩 一緒に過ごせたじゃない
22:11それで十分
22:13十分
22:57よく聞いて このままで
23:00練習後 8月24日
23:04横須賀に帰港します
23:06それでも軍事件
23:13絶対 誰にも言わないように
23:15一週間後 夏美は実家にやってきました
23:22のっちゃん
23:29久しぶり冬ちゃう
23:31どうしたの急に
23:32たき
23:39旦那様が一度実家に帰ってもいいよって
23:41ねえ 旦那様ってどんな人 かっこいい
23:44ふゆえちゃん 家の前で騒いで
23:51また奥様たちに ここと寄れるよ
23:53えへへ 母様たちには黙っていくね
23:56また カバンありがとう
23:57はい
23:58父の会社の方でしょうか
23:59初めまして
24:00久しぶり
24:01え
24:02人情小学校以来
24:12かな
24:13夏美ちゃん
24:14ただいまー
24:15おかえりー
24:16あっ 奥様
24:18確認してください
24:19あら もうできたの さすがねー
24:23あ 夏美おかえり
24:25ただいまー
24:26うん
24:27さくら
24:28うん
24:29さくら
24:30うん
24:31もうできたの さすがねー
24:32あ 夏美おかえり
24:34ただいまー
24:35うん
24:36さくら
24:37うん
24:38さくら
24:39うん
24:40さくら
24:42うん
24:43うん
24:46春江さん
24:47うん
24:48これ 頼まれてたものです
24:50わー
24:52早くて助かるわー
24:54瀬田純太郎って 本当にあの瀬田くん?
24:59お母さん 外で遊びに行ってもいい?
25:01いいわよ
25:02気をつけなさいよ
25:03はい
25:04あー
25:05また破いたー
25:08夏美ちゃんにすっかり忘れられてるとはなー
25:14あ 覚えてるよ
25:17あ ただ
25:19虫や蛇を持って追いかけてきたり
25:22あ
25:23私の本を取ったり
25:25変なあだ名で呼んだり
25:27あの頃の印象が強くて
25:29今と全く違うから
25:31あの頃は本当に申し訳なかった
25:35ガチの頃のことって結構覚えてるもんなんだ
25:41あだ名とか
25:43もう忘れてるかと
25:45ずっとそう呼ばれてたし
25:50あ
25:51そういえば
25:52もう急性で呼ぶわけにはいかないし
25:54思わず下の名前で呼んだければよかった?
25:56あ
25:57たぶん
25:58大丈夫かな
26:00俺が夏みかんってからかってるのは奥様に聞かれたことがあった
26:06夏みかん?
26:09あ
26:10あれは怒られると思ったなぁ
26:13いつもうちの娘と遊んでくれてありがとね
26:17夏みかんが好きなの
26:19もらい物がたくさんあるから持って帰ってちょうだい
26:21まさか
26:22どうぞ
26:23奥様本気でそう思ってるなんて驚いたよ
26:26懐かしい
26:27そんなこともあったね
26:30夏み
26:35夕飯の支度手伝って
26:36はい
26:37せたくんも食べていくでしょ
26:39はい
26:40いつもありがとうございます
26:41もちろん
26:42わー綺麗になった
26:44じゃあその間双子たちと遊んできますね
26:46ありがとう
26:47助かるわ
26:48皮肉だな
26:52三好が変わったから名前で呼べるようになるなんて
26:59おやおやおや
27:03このキザ男
27:05あ
27:07もしや夏みのことを
27:11あ
27:13せーの
27:14いただきます
27:16この雰囲気
27:18懐かしいな
27:20お父さんの夏みに会いたかったと思うわ
27:25仕事で大阪だっけ
27:27そう
27:28あさってには帰ってくると思うけどそれまでいられる?
27:32うん
27:33そんなに家を開けて旦那さんは大丈夫なの?
27:35滝
27:40旦那様は仕事でしばらく家を開けるから
27:43しばらくって?
27:44えっと
27:46絶対
27:47誰にも言わないように
27:49軍事機密で家族にも教えられないの
27:53え?何それ
27:55いつ帰ってくるか分からない人を一人で待ってるってこと?
27:59うん
28:00待った冬ちゃん
28:01そう
28:02ね
28:03決めた人なのね
28:04なっちゃんかわいそう
28:05やめな冬ちゃん
28:06お国のために働いてる人に言っていいことじゃない
28:09でもそんなの寂しすぎるよ
28:12滝政様は最大限気にかけてくれる
28:16優しくしてくれる
28:17だから私は
28:19かわいそうじゃないし寂しくなんてない
28:22だめ
28:37えっと
28:39だめ
28:40昨日は失敗したな
28:43みんなに心配かけたかな
28:45夏美ちゃん
28:47今いい?
28:48うん
28:49おいで
28:53冬ちゃん
28:55お帰りなさい
28:56昨日はごめんなさい
28:58女学校の帰り道
29:01世田君から海軍さんの仕事聞いて
29:04何も知らないのに冷たい人なんて言って
29:07ごめん
29:08謝らないで
29:12寂しいっていうのは
29:15ちょっと図星だったから
29:19あのね
29:20それなら提案があるんだけど
29:23はいみんな集まって
29:29え?
29:30私今忙しいんだけど
29:32仕事で出かける旦那さんに
29:34なっちゃんは遠慮して何も言わないでしょ
29:37なので
29:38みんなで甘い方を考えようの会議を始めます
29:42忙しいんだけどね
29:45いいじゃない楽しそうよ
29:47第一
29:48夫婦のことに口を出すべきではないわ
29:50参考にしてもらうだけです
29:52冬ちゃん私は別に
29:54付き合ってあげて夏美ちゃん
29:56あの子なりに一生懸命考えたんだから
29:59なっちゃんこっち
30:00うん
30:01いきなり甘えるのは難しいと思うの
30:04だから例えば
30:06アイスクリーム食べたいな
30:10食べたいな
30:12って簡単なお願いから
30:14食べに行こうね
30:15仕方ないわね
30:16もうなんか子供扱いされてる気がする
30:20次はなっちゃんが世託相手に言うんだからね
30:23用意
30:25はい
30:27アイスクリーム食べたいです
30:30食べたいな
30:32敬語じゃないのが重要なの
30:36食べたいな
30:39もちろん
30:43はい
30:44二人ともどうだった
30:46うん
30:47いいんじゃない
30:48でも
30:49滝政様の答えは違う気が
30:52問題ありません
30:53問題ありません
30:54問題ありません
30:57あの
30:58滝政様の口癖みたいな
31:03じゃあ次は晴れ
31:05妻は夫を支えるもので
31:07夫に甘えるものではないわ何それそれならお母さんが初心者向けを教えてあげるえっはいまずは節目がちになってあまり下を向かないように殿形の裾や袖をつかんで人さし指と親指で優しくよあっ瀬田君いいかしら?うんはいこうそうそう
31:55でも照れるよ何何今のどうだった今のは良かったと思いますよこういうのは男弱いですからそうよね俺ちょっと雇用にどうだったえっどういう気持ち?
32:15はぁ
32:23また二ヶ月は他に上がらないのか
32:25上陸したら馴染みのレス連れてってあげるか
32:28レスというのは病庭のことです
32:31深見さんのインチ呼んでくださいよ
32:33インチというのは馴染みの芸者のことです
32:36俺にインチはいないよ
32:38えっ何でですか
32:40まあ面倒だからね
32:42行ってね
32:44はい
32:46今からエスプレイの話なんで
32:48随分切れが早い
32:50エスプレイというのは芸者遊びのことです
32:52まあこういう話は大きな声では言いづらいですから
32:56隠語がたくさんあるんですね
32:58今頃夏美さんは実家に帰省している頃だろうか
33:02今は実家に帰省している頃だろうか
33:12ウキウキですね
33:14深見
33:16嫌だね仕事人間だったのに
33:18嫁をもらった途端浮かれるの
33:20ふざけるな誰が浮かれるの
33:22えぇ?
33:24ハジサクサだよ
33:28とにかく
33:34そうやって人のこと打ち送って遊ぶのやめろ
33:37あ、奥さんにお土産とか買ってあげるの?
33:40いや
33:42欧州人みたいに花でも送ったら?
33:46花?
33:47大事だよ気遣い
33:49長期後悔の間に
33:51嫁が他の男を恋したうようになってたなんて話も
33:55あるし
33:57は?
33:59夏美さんはそんなことをする人ではない
34:02ご心配なくて
34:03ムカつく顔してるなぁ
34:05もう無自覚で絵塗らないでくれる?
34:07絵塗るというのは
34:10のろけることです
34:11まあ今は良くてね
34:13セタ君
34:17今日はありがとう
34:19いや
34:20いつまでここにいる予定?
34:22明日戻ってきた父様に挨拶したら
34:25帰ろうと思ってる
34:27じゃあしばらく会えないね
34:29次は滝政様と一緒に来るね
34:33うん
34:35夏美ちゃんってさぁ
34:39旦那様のこと好きだよな?
34:44えっ
34:45なっ
34:46私
34:47すっ
34:48とかじゃなくて
34:50そう
34:52尊敬を
34:54ゆでだこみたいになってるけど大丈夫
34:59急に変なこと言うから
35:02せたくん優しくなったと思ってるけど意地悪言わないで
35:05猫ぐらい当然かぶるよ
35:08雇い主の家だもん
35:10そんな
35:12相変わらずだね夏美ちゃん
35:16それから
35:17きれいになった
35:22じゃあ元気でな夏美ちゃん
35:29せたくんも
35:31うん
35:332ヶ月が過ぎた夏の終わり頃
35:43水泳女子で初めて表彰台の頂点に立ち
35:46世間は湧き立ちました
35:48そしていよいよ
35:50滝政が横須賀に上陸する
35:548月24日になりました
35:58せっかくだし奥さんとご挨拶したいなと思って
36:04待ちきれなくて
36:06夏美さんまさか
36:08滝政様にご相談したいことがありまして
36:11滝政様
36:13妄想が暴走してる
36:15お、エヴァだ
36:19待ちに待った上陸なのになんで怖い顔してるのね
36:23いつも通りだ
36:25奥さん怖がるよ
36:29だからいつも通りだって言ってるだろ
36:31奥さんってまだ急性使ってるの?
36:33そんなわけないだろ
36:35奥さんって可愛いな
36:36それとも綺麗?
36:37なんでついてくんだよ
36:38お前の時間こっちじゃないだろ
36:39早く帰れよ
36:41なんでってそりゃね
36:43せっかくだし奥さんとご挨拶したいなと思って
36:45面白そうだからって顔に書いてやるぞ
36:47ちょっと待ってよ
36:49おかみさーん
36:59おぉ!
37:01あれ?
37:02こぎくちゃんとひさももちゃんだよね
37:03逆逆
37:04逆ですよ
37:05どうしたのこのところで
37:07お姉さんたちにお使い頼まれて
37:09またお座敷に呼んでほしいです
37:11呼ぶに決まってるさ
37:13芸者の見習い
37:15いわゆる半玉ちゃんたちですね
37:17本当の気持ちは分かんないよ
37:19深海さんは?
37:20お一人でどうされたんですか?
37:22いや僕はお一人じゃん
37:25逃げられたか
37:29お主人みたいに花でも送ったら?
37:31大事だよ気遣え
37:39花屋に来ては見たものの
37:42どうしていいか分からない滝政です
37:47いらっしゃいませ
37:49何かお探しですか?
37:51ああ
37:52いや
37:53あの
37:55花
37:59日本男児たるもの
38:01そんな軽薄なことできるか
38:03道を教えていただきたく
38:05道を教えていただきたく
38:08あっはい
38:11えっとどこの道を
38:15ああえっとえっとえっとくっそ時間を無駄にしたあっ夏実さんたきまささまお帰りにすいません帰りましたわざわざ外で出てくるよなの?
38:21《どう?》《どう?》《くそ》《時間を無駄にした》《あっ》《夏美さん》《滝政様》《お帰りなすいません》《帰りました》《わざわざ外で待っていたんですか》《今にやけていた気がする》《待ち》
38:51《閉し切れなくて》《ふぬけた顔なんて見せられない》《如何したのかな?険しい顔して》《忘れなのかな》《中に入りましょう》《はい》《秋季 volunteers》
39:13《雨》
39:17Yeah, I think the situation is strange. But how do I call it?
39:26What?
39:36I will be able to get it.
39:38Slowly, slowly, slowly.
39:41I will be able to get it.
39:43I will be able to get it.
39:45I will be able to get it.
39:47I can't do it.
39:49I can't do it.
39:52What are you doing?
39:55What are you doing?
39:57I'm not sure.
40:01I'm not sure.
40:03I'm not sure.
40:05I'm going to be able to get it.
40:10I'm not sure.
40:12I can't do it.
40:15I'm going to be able to get it.
40:17I am not sure.
40:19I'm not sure.
40:21I'm not sure.
40:23Are you okay?
40:25Did you know how I got it?
40:28I got to go to my house.
40:31私たちにいろいろ教わってなるほどまあ俺としてはまた知ってもらってせたくん相手ならうまくできたんですがせたくん?えっとせたくん?
40:59弟さんいたっけ?あ、いとことか。
41:03いえ、近所に住んでる幼馴染です。実家に帰ったとき8年ぶりに会ったんです。全然変わってませんでした。
41:12長期後悔の間に嫁が他の男を恋慕うようになってたなんて話もあるし。ま、さっか。
41:22こんなに綺麗になっているなんて。せたくん。
41:25君を一人にするような男なんて離縁して俺のところにおいで。お父さんは俺が説得するよ。
41:34嬉しい夏美さんまさか滝政妄想が暴走してる夕飯の準備をしますね滝政様はゆっくりされてくださいこいつはどこの誰だ?実は幼い頃から思い合っていたとか?
41:53そして久しぶりに会って手料理とか?あるいは俺は膝枕なんてしてもらったことないのに。
42:20いや、妄想だから滝政。
42:24えっ、どうかされました?
42:30えっ、ああ、いや、えっと、ああ、今日はかっぽいんなんですね。
42:38あ、はい。お着物が汚れたら困るので。あ、ポケットに波の刺繍を入れてみました。
42:45あ、ほんとだ。器用なもので。
42:48刺繍は子供の頃から好きだったんです。
42:51こういう時って褒めたほうがいいよな。
42:55あのー。
42:58問題ありません。
43:03それならよかったです。
43:07あっ、しまった。お鍋を火にかけたままでした。ご飯もう少しお待ちください。
43:16毎日一緒に過ごせば、他の男の陰に悩まずに済むんだろうな。
43:22お味はどうですか?
43:34問題ありません。
43:36うまいっていいよ。滝政。
43:40あのー。滝政様にご相談したいことがありまして。
43:49えっ、それって。
43:53実は昔からお慕いしてる方がいまして。
43:59はい。
44:08何よ。
44:11あの、ですね。
44:18お母様のお料理にはどうやったら近づけますか?
44:24母。
44:26はい。
44:28亡くなったご両親のこと、お話しされないので、悩んだんですが、でも大切なことなので。
44:36ああ、そういうことですか。
44:39母は病弱だったので、薄味を好みました。
44:46あ、それならもっと。
44:50でも、子供ながらに物足りなかったので。
44:53俺には、夏美さんの料理が一番口に合います。
44:58俺のみ、です。
45:03それなら、よかったです。
45:14あのー。
45:16あのー。
45:17関谷の家では、お砂糖を控えめにしているんです。
45:20先日、実家でコツを教わりまして。
45:23実家。
45:26あのー。
45:28ご、ご、ご実家では、そのー。
45:32す、せ、た、せ、せ、せ、せ、大にゆっくりできましたか?
45:43はい。
45:47おかげさまでゆっくりできました。
45:49それよかった。
45:52皆さん、お元気でしたか?
45:54はい。みんな変わらず元気でしたよ。
45:57父が、滝政様に一度顔を見せてほしいと言っていました。
46:02姪っ子ちゃんたちも元気いっぱいで、それから冬ちゃんと瀬田くんが。
46:08その、そのー。
46:11そ、なんとかくんは。
46:15幼なじみ。
46:18はい。
46:20昔からいじめっ子なところがあって、先日も。
46:24旦那様のこと好きだよな。
46:28嫌だ、思い出しちゃった。
46:31もう、彼のこと、いいじゃないですか。
46:35ねっ。
46:36なぜ赤くなる。
46:39まさか、本当に。
46:44いや、そんな、まさか。
46:49食事が終わったら、すぐに風呂に入るので準備をしてください。
47:01夏美さんもすぐに入ってください。
47:04えっ?あ、はい。
47:09今夜、初夜を最後までします。
47:14えっ?
47:17ねっ。
47:25ねぇ、言いかけた。
47:28昨日のごめんも。
47:30頼りがいのない合図打ちも。
47:32裏側で泣いてる。
47:34I love you, yeah.
47:36気にしてないって嘘はつけたけど。
47:39たまに胸騒ぐのもわかってよ。
47:42時速が募ってボレコースター。
47:44回って、揺れて、落ちて君に届くから。
47:48今夜の恋模様、流れる星空。
47:52吉森文子です。
47:54私は手伝いに来ただけですから。
47:56ふるわしい。
47:57滝政様にの子供がいたらって想像しちゃいました。
48:01それって。
48:02大将級。
48:04話せば、ちゃんと受け止めてくれるわ。
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