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Transcript
00:00The first time I see the world, I see the world in two places.
00:13The first time I see the world, I see the world in two places.
00:25五つ五つ川遠くなり六つ昔を懐かしむ七つ涙は枯れ果てて八つやがては…
00:48続きはないよ
00:51こんな夜の中で一人歩くわけです
01:10行き先は決まって君の声のもとへ
01:13煌めいた月上がり騒がしくなる街で
01:17見つけられずに君の歌を歌った
01:20明日はきっと会える気がしたんだ
01:24期待を重ねて待ってたけど
01:27約束した場所で笑ってしまうよ
01:31来ないのは知ってたから
01:34止めのない想いのままで歩き出した目の中で
01:38忘れないでと泣きそう
01:41それでも暗闇は怖いから
01:43いつか僕は忘れてしまうから
01:45そんな世界で今日も探している
01:48下手な生き方でも
01:51夜明けは綺麗だね
01:56いつでもやり直そう
01:59君と会った場所で
02:03君と会った場所で
02:04君と会った場所で
02:09vraiment enfants君が
02:10どうなんかしたる
02:10恋、僕あなたすくも
02:12言üngしても
02:14あなたにも
02:28Huh...
02:37Huh?
02:43Oh...
02:44Ah, ah, no!
02:45Ah!
02:46Ah!
02:51Ah!
02:52Ah!
02:53Ah!
02:54Ah!
02:55Ah!
02:56I didn't see the camera before. I'm sorry.
03:00Ah, ah, that's...
03:02Okay, Horachan. This guy is called Miura Naotsubu.
03:07He's a priest, but he's famous for people.
03:11Ah, ha, ha, ha.
03:15I'm waiting for you.
03:17I'm Kake Soba.
03:20Hmm...
03:24How's it going, Naotsubu?
03:26I don't think it's going to work.
03:28Ah...
03:29No...
03:30It's a little...
03:31A little...
03:32A little...
03:33A little...
03:34A little...
03:35A little...
03:36A little...
03:37A little...
03:56三浦家のお茶具男兄なんているわけがないでしょうに。
03:59ですが私には確かに兄がいたのです。
04:03父さん。
04:04あ、はい。
04:05私の兄上、三浦定永という男をご存じないでしょうか。
04:11すみません。
04:15ああ、やはり誰も兄のことを知らない。
04:19Even though my father and mother, I thought it would be strange to me.
04:31Nao-tsugu, please don't think so much.
04:35I'm going to go over there.
04:40Ah, Miura, I'm sorry, but would you like to introduce a good person?
04:45Is there a good person?
04:47Yes, maybe I'm sorry.
04:49Maybe I'm going to give you the power of Miura.
04:54Oh, I'm sure.
04:55I'm not sure about that.
04:57I'm not sure about that.
04:59I'm not sure about that.
05:02Is that a kind of thing?
05:06What?
05:07Is it a kind of thing that you are paying attention to?
05:11I'm just a coward.
05:19As always, that person will solve the problem.
05:24Of course, I'll take the money, but...
05:26I think I'm a sword with a sword and a sword with a sword.
05:30Oh...
05:31I can see it a little bit difficult, but it's a good idea.
05:35There are some cute things, and...
05:38Every day, I'm just eating a chicken.
05:41Oh, what do you mean?
05:44Come on, boss.
05:46Welcome.
05:48I'll take a chicken.
05:49I'll take a chicken.
05:51I'll take a chicken.
05:53I'll take a chicken.
05:56I'll take a chicken.
06:00I'll take a chicken.
06:02I'll take a chicken.
06:06How much do you have a chicken?
06:10I don't like that.
06:12No, I don't.
06:14I'll take a chicken.
06:16I'll take a chicken.
06:18I'll take a chicken.
06:19I'll take a chicken.
06:21I'm just a bit like this.
06:23I'm really interested in it.
06:25It's not that.
06:27I'll take a chicken.
06:29I'll take a chicken.
06:31I'll take a chicken.
06:32I'm a little bit tired.
06:34Of course.
06:35I'm also growing up.
06:37I'm also growing up.
06:38How are you doing that?
06:40How are you doing?
06:42I'll take a chicken.
06:46甘い濃密な香りを漂わせ、これからの季節に美しい花を咲かせる。
06:53はい、その通りです。
06:55覚えてみると、なかなか面白いな。自然と道端の花にも目が行く。
07:01でしょう。
07:03とりあえず春夏秋冬の花は終わりましたから、今度は花にまつわる節話を教えしますね。
07:10話の途中で失礼します。
07:16あ、すみません。私は三浦直嗣と申します。
07:22あの、いきなりぶしつけですが、あなたは不思議な話や鬼が出るという噂にばかり首を突っ込んでいると聞いたのですか。
07:32確かに、鬼を撃つのが私のなりわいだ。
07:36では、あなたに依頼すれば、花意を解き明かしてもらえるのですね。
07:40それは少し違う。
07:42え?
07:43私ができるのは鬼を撃つこと。
07:46怪異の原因が鬼でなければ私の良分ではない。
07:51すまない。
07:54そうですか。
07:57三浦様!
07:59隣のことは、ナオツグ様の力になってやってくれませんかね。
08:05旦那
08:18すいませんが
08:19直嗣様の力になってやってくれませんかね
08:22あの方は
08:25馬鹿な兄貴がいなくなったせいで
08:27大層思い悩んでるみたいなんでさ
08:29私からもお願いします
08:31大切な人を失って
08:34とても不安定になっているのだと思います
08:36お願いします
08:40分かった
08:44普段世話になっている分の恩返しだ
08:47随分と彼に入れ込んでいるのだな
08:52数少ない常連ですしね
08:56あんた何やってるの
09:05すみません
09:11お茶と磯部餅をお願いします
09:14はーい
09:15お餅好きなの
09:24ああ
09:28お待たせいたしました
09:32ありがとう
09:33ふさしぶりに食べると美味しいわね
09:40そういえば
09:42禅師殿との祝言はまだなのか
09:44いきなり何を
09:50確かもう十六
09:51頃合いだろう
09:53そもそも
09:55禅師とってのはありえないわよ
09:57そうなのか
09:58十三殿としても
10:00彼となら安心できると思うが
10:02禅師は
10:05そうね
10:07兄みたいなものだから
10:09それに
10:11お父様は
10:12見合い話こそ
10:13持ってくるけど
10:14嫁入り自体は
10:15私の好きにしていいって
10:17言ってくれてるの
10:18店のことを考えたら
10:21大棚や武家に
10:22とつがせた方が
10:22いいのにね
10:23そういうあんたは
10:27初代を持たないの
10:29定職を持たん
10:31浪人に
10:31とつむような
10:32物好きは少ないだろう
10:34そう
10:34それもそうね
10:38でも
10:41そろそろ真剣に
10:42考えないといけない年よね
10:44あんたっていくつなの
10:46三十一だ
10:48
10:48天使より上
10:50吹けない太刀とは
10:52言ってたけど
10:53なんか秘訣でも
10:55あったりするの
10:56さてな
10:57感情は置いておくぞ
10:59もう行くの
11:01仕事だ
11:02また
11:03
11:04ねえ
11:09なんで鬼退治なんてしてるの
11:12あんたくらい
11:13剣の腕があったら
11:15もっと違う仕事も
11:16あると思うんだけど
11:17私にもよく分からん
11:21なぜこんなことをしているのか
11:24何よそれ
11:26だがあえて言うならば
11:28多分
11:30私にはこれしかないのだろう
11:33そう
11:34そう
11:34なんかちょっと安心した
11:37そういうのよ
11:37すごい
11:38神社って普段冷静だし
11:42浮世話でしたところがあったから
11:45正直よく分からないやつだと思ってた
11:48でも悩んだり弱音吐いたりもするのね
11:52あんたも普通の人だったんだ
11:56ナツだ
11:59ナツでいいわよ
12:01いい加減付き合いも長いんだし
12:04いつまでもどのじゃ他人行儀でしょ
12:07私もそろそろ店に戻ろうかな
12:11あんまり悩みすぎないようにね
12:16眉間のシワが取れなくなるわよ
12:21有森 また今日も行くのですか
12:37何度も言っているでしょう
12:39三浦家の嫡男はあなたです
12:41兄などいません
12:42兄上は確かにいました
12:44兄を探すのに遊郭や貧民窟にまで足を踏み入れているそうですね
12:51義をおもんじ勇をなし仁を忘れず礼を欠かさず
12:56宙を誓った徳川のために血の一滴までも流しきるのが武士のあり方
13:01それが何ですか
13:02それが何ですか
13:03あなたと言ったら
13:04兄が見つかれば出入りをやめます
13:06失礼します
13:08いい加減になさい
13:10有森
13:11なあ有森
13:30なあ有森
13:37家があって人がいるんじゃない
13:39人がいて家があるんだ
13:41はあ
13:43家のため抗議のためにその考えは理解できるしかしだからといって己の意思を曲げることはしたくない
13:58兄上あなたはどこに
14:02探しに行くのか
14:04あなたは
14:07神谷
14:08死がない浪人だ
14:10こたびの会やはり首を突っ込ませてもらうことにした
14:14えっ
14:15ただし必ず解決できるとは約束できないそこは納得してくれ
14:21ええ構いません私の言葉を信じてくださるそれだけでも救われた思いです
14:28さて早速で悪いが三浦殿の兄が消える前の様子を教えてほしい
14:35わかりましたでは屋敷へ
14:38あっ
14:40ならば
14:43そういえば神谷殿は浪人とおっしゃっていましたね
14:51ああ
14:53腰の者は数打ちではないとお見受けしますが
14:56元は武家の出ですか
14:59いや違う
15:01えっ
15:02以前私が住んでいた土地は山合いにあるたたらばだったのだが
15:07台頭を許された役があった
15:10はあ
15:12私もまたその役に尽き公義より直々に台頭を許されている
15:18なるほど
15:20もしや故郷は門野ですか
15:23よくわかったな
15:26いえたたらばというのとその鉄の鞘を見てよもやと思いまして
15:32お恥ずかしながら
15:33光塚なもので刀剣の類を見聞するのが趣味なのですよ
15:38門野の刀は飾り気のない鉄作りの鞘が特徴と聞きますが
15:42神谷殿のものは鞘の作りが丁寧ですね
15:46これはもともと集落の屋代に報じられていた御神道だ
15:51ゆえあって譲り受けた
15:53ほう
15:54名はなんと
15:55やらいという
15:56やらい
15:57なるほど
15:59やらいですか
16:00門野のたちは鬼をも裂くという
16:03ついなのことを鬼やらいといいますが
16:05そこから来ているのか
16:07あるいはその刀自体に鬼を払ったという伝説でもあるのか
16:11そういう説話はないのですか
16:13聞いたことはないな
16:15集落の尾沢
16:16嘘かまことか
16:18千年の時を経ても朽ち果てぬ冷凍とは言っていたが
16:21それはそれは
16:23ところで抜いてみせてくれたりは
16:25
16:26あ ああすみません
16:28さすがに話がそれすぎました
16:30構わない
16:32だがそろそろ始めてくれ
16:34では
16:36すでにご存知の通り
16:38私は兄 三浦貞長を探しております
16:41しかしいくら探しても兄はおらず
16:44それどころか誰も兄を知らないのです
16:47誰も知らない
16:49はい
16:50父も母も貞長などという男は知らない
16:54三浦家の嫡男は私だと
16:56他におぼろげに記憶している者もいましたが
16:59結局は似たような答えが返ってきます
17:03兄をはっきりと覚えているのは
17:05私以外いないのです
17:07ねえ旦那方よ
17:09なんでここでそんな重要そうな話を
17:12密談をするのは人のあまり来ない場所でって
17:15相場が決まってると思うんですが
17:17この店は人などめったに来ないだろう
17:20結構辛辣ですね旦那
17:23それは冗談として二人とも随分と三浦殿を心配していたよう
17:29だからここに連れてきた
17:33いえただ神奈君が冗談を言えるようになったのが嬉しくて
17:41まあいい三浦殿の兄が消えたのはいつの頃のことだ
17:47今年の春先1月の終わり頃でしょうか
17:51特に変わった様子はなかったのですが気づけばふっと
17:55あっいえ確か兄はいなくなる少し前に行っていました
18:01娘に会いに行くと
18:05それともう一つ兄の部屋に花がありました
18:09花?
18:10花には疎いもので名前は分からないのですが
18:13強い香りがしました
18:15細い葉の黄色い中心に白い花弁のついた小さな花です
18:21兄は花をめでるような人ではありませんから妙に気になりまして
18:26見つけたのはいつ頃だ
18:28兄がいなくなった直後に私の他は部屋に立ち寄りませんので
18:33去り際に兄自身が置いたのではないかと
18:36その花はまだ置いてあるか
18:38何かの証になるかと枯れる前に保管してあります
18:43三浦殿
18:46悪いが明日三浦殿の屋敷に案内してもらいたい
18:49えっ
18:51あっ 神奈
19:03夏ども
19:04
19:06いらっしゃいませ 神奈君
19:08竹蕎麦
19:11竹蕎麦
19:12はい
19:13竹市長
19:14旦那
19:15いつの間におなっちゃんの呼び方を変えたんで
19:17ああ幾日か前に少しな
19:20おふうおめえももうちょっと頑張らんと
19:23何を言ってるんですか
19:25でもずいぶんと仲良くなったんですね
19:28別にそういうわけじゃないけど
19:31おふう 三浦殿と親しいのか
19:34三浦様ですか
19:36親しいというほどではありませんが
19:39時折来てくれますから話すくらいは
19:42どうしたんです
19:44大した意味はないが
19:46そうですね
19:48私にも丁寧な接し方をしてくださいますし
19:51気まじめで優しいお方ですよ
19:54それってもしかしてこの前
19:56私がぶつかっちゃったおばけ様
19:58はい
19:59すごく腰の低い人だったわよね
20:02まあ刀のことになると目の色が変わっちまいますがね
20:06えっへっへっ
20:07そうだ
20:08旦那
20:11ちょいっと見てくださいよこれ
20:13えっ
20:14公害?
20:15まあ三浦家も一応は旗元ですもんで
20:18こういうのも必要なんでしょうがね
20:20でついでにと言っちゃなんですが
20:23俺にもこの公害をくれたんです
20:25ったく人に送るもんまで刀関係だなんて
20:29好きにしゃべらせたらお堅い話か刀の話か
20:32どっちかですよ
20:34母親にもいい加減になさい
20:36アリモリーなんて叱られて
20:38母親とも付き合いがあるのか
20:40えっ
20:41ちょっと見たことがあるくらいですけどね
20:44まあおっかないお人で
20:46普段からも結構うるさいみたいですよ
20:49えっ
20:50ってことで旦那この公害もらってくれませんか
20:54それは三浦殿からの贈り物だろう
20:57受け取れん
20:58いいんですよ
21:00闘争具なんて蕎麦屋の天主が持ってても意味ありませんし
21:03しかし
21:04これは俺にはもう必要ないんです
21:07だからどうかもらってやってください
21:09頼みます
21:11これは預かっておこう
21:18ありがとうございます
21:20助かりますよ
21:21すみません
21:23父が無理を言って
21:24おふう
21:25はい
21:26三浦殿が言っていた
21:28黄色い中心に白い花弁のついた花とは
21:32水仙か
21:33うん
21:36だが小さいか
21:39できれば水仙でないほうがいいが
21:44ここは幸福の庭
21:50幼い私が過ごした日だまり
21:54でも
21:55もう帰る道はなくなった
22:07いくつの夜を数えた
22:25君と歩いた道をたどれば
22:28それぞれにあったな物語
22:30どれもが心のほのあかり
22:32今君なしでも生きていく
22:35悲しみは強さへと満ちていく
22:38どこにいるのかもわからない
22:40がどこかで受け取ってくれたらいい
22:43あれから何年経ってる関係
22:45意外変わんねえ
22:47いない世界はつまんねえ
22:49来世にまた期待した
22:51どんな世界線でも会いに行くまでいで
22:54憎しみも悲しみも超えた
22:56聞こえてるかこの声が
22:58そこにいないから届かない
23:00でも書き続けている物語
23:03千の夜を越えてはまた君と出会い
23:08千の音を届けてただ君を歌う
23:13生き出すことに響きます想い
23:18綴ろう二人千夜一夜
23:21過ぎることなくペン走りだ
23:24ラララララララララララララララララ
23:34ラララララララララララララ
23:35ララララララララララララララララララ
23:36ラララララララララララララララララララララララララララララララ
23:39Amen.