#jdrama
#mydrama
#mydrama
Category
📺
TVTranscript
00:00やはぎさんって言うんだけど
00:03とにかく諦めないんだよね
00:05頑張ってみようよ弟くん
00:07近いうちに結婚したいと思っています
00:10龍一を高田の次期社長として
00:13株主総会でおすつもりだ
00:15兄貴は昔からずっと完璧だったな
00:17俺なんか何も勝てなかったですからね
00:19あいつどこか抜けて絶対売れないけど
00:21でもいいやつなんですよ
00:23光ちゃん優子のこと好きでしょ
00:25え?申し訳ありません
00:26気づいた時にはもう債務が膨れ上がってました
00:29100億用意するしかないっていうのは
00:31追加の融資を考えていただけませんでしょうか
00:33帰ってくれたまえ
00:35お兄さんが本当に困った時ってどうしてた?
00:41副社長はどうした?
00:43連絡も取れなくて
00:44昨日兄貴が帰りました?
00:46もう戻ってこないか
00:49副社長はどうしたんだ?
00:56そんなこと初めてだろ
00:58運転手の話や急用が上げて
01:00車は下りたそうな
01:01いや
01:05皆さん申し訳ない
01:08実は今
01:10副社長には匿名事故をやらせてます
01:13その件で今朝から動き回ってるんです
01:15なるほど
01:16そういうことでしたか
01:19うっかり報告が遅くなりました
01:21申し訳ありません
01:22いや
01:22それは副社長も大変だ
01:25今日は副社長は欠席ということで
01:29役員会を始めましょう
01:30分かりました
01:31さあどうぞ
01:32昨日龍一さん
01:38私の家に来たの
01:40結構お酒も飲んでて
01:43でも結局何も話さずに出てった
01:46今までそんなことなかった
01:49確かに様子変だったかもな
01:52実は昨日
01:54兄貴が夜中に俺の部屋に来たんですよ
01:58で父さんからもらった
01:59大事な万年筆をくれたんです
02:01何かトラブル抱えてたと思う
02:05口では全然平気って言うけど
02:08ほらあの人
02:09困ってる時ほどそう言うから
02:12一人で抱え込んで
02:15何も言わずにいなくなった
02:19いやでも
02:25帰ってこないってことはないと思いますよ
02:27兄貴に限って
02:28大丈夫ですよ
02:31兄貴はきっとすぐ帰ってきますから
02:34ね
02:49これやるよ
03:13本当はお前がもらうべきだったんだ
03:17ご視聴ありがとうございました
03:47この番組は
04:08メナード化粧品
04:10ドコモ
04:11D&G
04:13三菱電機
04:17エステイ サントリーの提供でお送りします
04:20ちょっといいですか
04:30もしかしたら兄貴
04:33早間の別荘にいるかもしれないです
04:35早間
04:37あら 俺 話したでしょ 父さんの万年室
04:42兄貴と俺がこれを見つけたのが
04:44早間の別荘だったんです
04:47なんかそこにいる気がするんですよね
04:50だから俺 確かめに行こうと思って
04:52それ 私も一緒に行っていい?
04:56はい
04:57大丈夫なのか 隆一は
05:08会長
05:09役員会を急に欠席したそうじゃないか
05:15ああ
05:16問題ありません
05:17今 私の指示で色々忙しく動き回ってるんです
05:22そうか ならいい
05:26隆一なら 大丈夫です
05:31今までも一人で何でも解決してきました
05:36それも完璧に
05:39完璧に
05:42完璧を目指している奴ほど 脆くて弱い
05:50お言葉ですが 父さん
05:53隆一はリーダーとして 必要な資質を持ち合わせてます
05:57問題を論理的に考え 分析し
06:00一つ一つきちっと詰めて 計画的に行動できるんです
06:04私がそう育てました
06:07隆一が道を踏み外すなんて ありえません
06:10論理的で計画的か
06:14人生には 時に直感の方が重要な場合がある
06:23兄貴
06:25隆一さん
06:27今は昔とは違います
06:31感覚や感性だけで仕事をしてきた 父さんの時代とは違うんですよ
06:36これだけ
06:37会社が大きな組織になった以上
06:40システマチックに仕事を組み立て
06:42進めていくことが 何より重要なんです
06:47なあ 隆一
06:50私はお前に
06:55この会社を渡した
06:58実員も渡した
07:06だが
07:08本当に大事なものを
07:10渡しそびれてるような気がする
07:15マシに心残りがあるとすれば
07:20そのことだ
07:29Qくんこれ
07:30兄貴のだ
07:32やっぱりここにいたんだ
07:34よかった
07:38まあとにかく待ちましょう
07:39兄貴が戻るまで
07:41うん
07:44なんとにかく
07:56懐かしいなあここ
07:59ここ祖母のべそうなんですよ
08:01昔よく兄貴と遊びに来たなあ
08:04週末とか夏休みとか
08:10ん
08:11はっ
08:13懐かしいなこれ
08:16まだあったんだ
08:18いや
08:20これ俺がまだ10歳ぐらいの頃かな
08:22帰ろう
08:23え
08:25帰った方がいいと思う
08:28私たち
08:29いやでも
08:30優君だって言ったでしょ
08:32龍一さんは必ず戻ってくるって
08:35まあそうっすけど
08:37そのためにも
08:39私たちは今あっちへ行けないんだよ
08:42きっと
08:44あずささん本当にいいんすか
08:51会って話した方がいいくないですか
08:53大丈夫
08:54これでいいの
08:55でもちょっとぐらい顔合わせても
08:57これ以上龍一さんを傷つけたくないの
09:00お
09:01お
09:01お
09:03お
09:04お
09:05お
09:07お
09:07お
09:08お
09:09お
09:10お
09:11お
09:12お
09:41お
09:42お
09:43お
09:44お
09:45お
09:46お
09:47お
09:49お
09:50お
09:51お
09:52お
09:53お
09:54てこないおかしいじゃないですか もの子を信じて
09:58もう子が選んだ人なんだから大丈夫前の結婚の時も聞きました今度こそ本物よ 結婚するはもう決めたのですが
10:08高田を巻き込まないでほしいんです分かってるはそんなこと 桃子だって一度は高田家を出た人間よ
10:15十分承知しているは一度じゃなくて4度目ですがどうかうん とにかく明日光介黒沢にあってちょうだい
10:22竜一やゆうや竜一の子役者のなんだけどあずささんですかあずさ みんなに紹介したいのよ私はしたスケジュールが詰まってます
10:31青にしても30分しか時間を取れませんが ok よろしくねていけゆき
10:38ああああああああ アラー珍しい見合わせねぇ
10:48来てたくは悪いよさあ本当にお久しぶりねー いや違うんだよママ浮気してたわけじゃないんだって
10:57部長僕これですよちょっと待てなぁまだ終わってな話がいろいろある あのね忙しいのこう見えて俺はアハハハビール
11:05はーいなんだかご機嫌かかって仕事がようやく軌道乗ってきたんだ ねえたがなく
11:13はいえーすごいじゃない 例のアウトレットモールやっぱまあすごいなんでも知ってるじゃあ
11:19この方は高田のことはすべてを知る女の生き地引きなちょっと やめてよその言い方
11:26今回のアウトレットモールの立ち上げでは高田くんには 本当によくやってもらった助かったありがとう感謝している
11:34あ 高田やはぎコンビ最強だったよ俺はねあずささんに助けてもらってただけなんでいやもうね
11:42なんか通じ合ってるんだなぁ 息が合ってるもう言葉を交わさなくても全部ね
11:48つながってるってばんふーみたいね 本当にちょっと僕これで失礼する姉さんじゃん結婚したらついてます結婚しろ
11:57結婚どうなっ たま結婚してください僕と
12:05気持ち 伝えてみたら
12:10ん
12:18ん
12:21ただいま戻りました
12:24兄貴は
12:29まただ そうですか
12:38そういえば昔
12:41お前も家出したことがあったなぁ
12:44何ですか急にそんな話
12:46あの時は大騒ぎだった
12:49すいませんでした
12:51あの時
12:52警察に届けようとしたら
12:54リュウチがちょっと待ってくださいって私に言ってきた
12:59心当たりをもう少し探してみるからと
13:04なぜ待ってくれって言ったかわかるか
13:08いいえ
13:09警察沙汰になると
13:12うちにとっても
13:14会社にとっても
13:17大変な不利益になると
13:20高校生のあいつはそう考えたんだ
13:25さすがっすね兄貴は
13:28そしてリュウイチはお前を見つけたし
13:32連れ戻してきた
13:38リュウイチは大丈夫だ
13:42必ず
13:45戻ってくる
13:48はい
13:52どうして家出なんてしたんだ
13:55だってさ
13:56この家窮屈じゃん
13:59え
13:59塾とかピアノとかバーゴリンとか
14:03俺ちっとも好きじゃないし
14:05出かける時は誰かついてくるし
14:08送り迎えもそれじゃしさ
14:09だから家でしてみたかったんだよね
14:13ねえ
14:15兄貴はこの家家じゃないの
14:18リュウ
14:20俺たちは確かに色々やらなきゃいけないことは多い
14:23でもこれだけ裕福な暮らしをさせてもらってるんだぞ
14:27恵まれてるんだぞ
14:30窮屈だとかそれくらい我慢しなきゃダメなんだ
14:35そっかなあ
14:37高田の家に生まれた宿命なんだよ
14:40宿命
14:42自分の意思でどうなるもんじゃない
14:44どうにもできないってことだ
14:46奇跡でも起きない限り
14:50高田の家に生まれた宿命
15:11おっタウナ
15:12高田
15:13課長これアウトレットの追加資料です
15:15はいよ
15:16こっちは昨日までに集まったテナントのリスト表だ
15:20えっ
15:21すげえこんな集まったんすか
15:23当たり前だろ
15:24五花の営業力を甘く見るなよ
15:26高田の初めとのアウトレットだからさ
15:28俺たちも気合い入れてんだよ
15:30ありがとうございます
15:31そろそろアウトレットの企画業務も終盤だろ
15:34はい
15:35施工前までの準備が終われば
15:36あとは事業推進部が引き継ぐことになるみたいです
15:39そしたらまた五花に戻ってくるのか
15:41まあそうっすかね
15:43おいおいなんだよその物足りなさとお腹は
15:46こんな顔はしてないじゃない
15:47してたな
15:48してたな
15:49してたね
15:50してたね
15:51ごめんなさい
15:52よろしくお願いします
15:53失礼します
15:54あ、じゃあこれ預かってもんだよ
15:59うん
16:00疲れ
16:01ちょ、ちょ、ちょっといやつ
16:03あ、大丈夫、ごめんなさい
16:05どうしたの?
16:06ちょ、ちょ、ちょって
16:09なんだよ
16:11あのさ、なんか疲れてる?大丈夫?
16:14全然
16:15あ、全然
16:17あ、ならいいんだけど
16:18あの、昨日も広瀬でなんかいつもと感じが違ったか
16:22あ、あの、それはあの、段部長が一緒だったからじゃないかな
16:26あ、まあ確かに
16:29あ、あの人ちょっと苦手
16:31あ、悪い人じゃないんだけどな
16:34分かりました
16:35検討します
16:36はい
16:37あの、あずささんみたいに仕事バリバリ頑張ろうかな
16:40え、あずささん?なんで突然あずささん?
16:47ん?
16:48あ、あのさ、ゆう
16:50うん
16:51もしかして、あずささんのこと好きなんじゃないの?
16:54は?何言ってんの?冗談だ
16:56え、いつも気にしてるじゃん、それに段部長もお似合いだって
17:01あ、言ってなかったかな
17:03あずささん、兄貴の恋人なんだ
17:06え、副社長の?
17:09うん
17:11この前家族にも紹介して、近いうちに結婚するとか言ってたかな
17:16そうだったんだ
17:19好きとか嫌いとかじゃないだろ、兄貴の恋人なんだから
17:22そ、そうだよね
17:23あの?
17:24ごめんね
17:28うーん
17:32バイバイ
17:36ん?
17:42ゆうさん?
17:44どうされました?
17:46兄貴のことなんですけど、最近どうでした?
17:49え?
17:50いや、あの、何ってわけじゃないんですけど
17:53ただ仕事の様子とかどうだったかなって
17:55何か変わったこととかありませんでした?
17:57いつも通り、精力的に働いてらっしゃいましたよ
18:01そうですか
18:03変わったことといえば、四葉銀行の田島頭取と会うとき、お一人で行かれたことがありました
18:10一人で?
18:11そんなこと、今まで一度もなかったんですけどね
18:14久しぶりだね
18:17久しぶりだね
18:18ごふさたしてます
18:20で、今日は?
18:22あの、先だって兄が訪ねてきたと思うんですが
18:26ああ、バンコクの都市開発の件で追加融資を頼まれたんだよ
18:30お願いできませんでしょうか?
18:31明らかに様子がおかしかった
18:34龍一君らしくなかったよ
18:37残念ながらお断りしたけどね
18:40あ
18:4210億円を融資した後に
18:44さらに追加で100億円と言われて
18:47さすがにそれはと
18:50100億円?
18:52兄貴はその資金繰りに挫折して姿を消したんです
18:56夏田さん
18:58正直もうこれは俺の手に負えるもんじゃないです
19:02社長に相談しようと思います
19:05もう一日だけ
19:10待ってあげられないかな?
19:12え?
19:13龍一さんが自分で解決できるように
19:16お父様に話すともう一日だけ待てない
19:19でも、100億ですよ
19:22いくら兄貴でも
19:24トーにができる金額じゃないですよ
19:25私あの人の気持ちがよく分かるの
19:31龍一さんだって
19:33周りの人に相談できたらどんなに楽だったか
19:37でも彼は絶対にそうしない
19:40誰にも頼らず
19:41自分で判断して自分で解決しろって
19:43お父様に教わってきたから
19:45そう育てられてきたから
19:47姿を消したのは
19:49多分仕事がうまくいかなかったからじゃなくて
19:51お父様に失敗したことが知られたくなかったからなのよ
19:56ねえお願い
19:58もう一日だけ待って
20:01ずっと一人でやってきた人だから
20:03今回も一人で解決できるかもしれない
20:06それができなかったらあの人
20:08二度と立ち直れないかもしれない
20:10私間違ってるかな
20:16私間違ってるかな
20:20いえ
20:22ただ
20:24ただ
20:26羨ましいなと思って
20:30兄貴が
20:40でも
20:442
20:46年
20:50大
20:512
20:52エンディング
20:54猛
20:56モーディング
20:583
20:59ごめんなさいお待たせ
21:07ご紹介します
21:08こちらが婚約者のミスターコウスケ黒沢
21:11シンガポールを拠点に
21:13当日とファンドの仕事をしているの
21:15初めまして
21:17どうぞ
21:19弟の高幸です
21:22その次男の優
21:23長男の優一は仕事で欠席だけど
21:26こちら婚約者の
21:28アジサさんよろしくお願いします
21:31黒沢さん
21:34私は今回の結婚正直
21:37認めているわけではございません
21:39ちょっと
21:40いきなり何言ってるの高幸
21:43申し訳ないが
21:45私はあなたのことを
21:47信用できない
21:48ご承知のように
21:53高田は日本でも有数のデベロッパーです
21:56そして今や
21:57日本だけでなく海外でも事業を展開する国際的なデベロッパーに成長しました
22:04高田家にはその会社を
22:07社員を
22:09さらなる成長へと導いていく使命があります
22:12お二人の意思で結婚するのは構いませんが
22:16それはうちには関係がないことです
22:19お前が
22:19そんな言い方ないんじゃない
22:22高幸
22:23姉さん
22:24正直申し上げると
22:26お二人に高田の成長の邪魔をしてもらいたくないんです
22:30ちょっと
22:31まるで薬病神みたいに
22:34ねえ
22:35成長成長って言ってるけど
22:37韓国の都市開発の件は本当に大丈夫なの?
22:40問題ありません
22:42今劉一が全面的に受け持って計画を推進してます
22:47そう
22:47それならいいんだけど
22:50黒沢さん
22:52姉との結婚はご自由にどうぞ
22:55ただ申し訳ないが
22:57今後何か困ったことがあっても
22:59うちはあなたに協力するつもりはありませんので
23:02うちに資金の提供を求められても
23:07一切
23:07あなたに貸すつもりはありません
23:09社長
23:15そろそろお時間です
23:17では失礼
23:19ごめんなさいね
23:28弟が失礼なことばっかり言っちゃって
23:31気にしてないよ
23:33それに
23:34想像してた通りの人だってしね
23:37本当にもうたかゆきったら
23:40黒沢さん
23:42お願いがあるんです
23:45なんだ
23:47100億円用立ててくれませんか
23:51100億円用立ててくれませんか
24:07お前さ
24:13今の親父の話聞いてたか
24:171ミリも信用されてない男だぞ
24:21まるで詐欺師みたいに言ってたじゃねえか
24:24自分でさえそう思うよ
24:27俺は怪しい男だなって
24:30いきなりやってきて
24:32桃子さんと結婚したいだなんてな
24:34あなたが投資家だろうが詐欺師だろうが
24:37どうでもいいんです
24:38100億円を用立ててくれるなら
24:41俺は今
24:42その人が必要なだけです
24:44大したたまたなお前
24:53初対面の男に
24:55100億円だなんて
24:57分かった
25:06いいだろう
25:07え
25:09ちょっと待って
25:11小介
25:11本気なの
25:13冗談でこんな話はしないよ
25:15何を驚いた顔してんだ
25:17お前が頼んだんだろ
25:19いや
25:20でも
25:21もし俺が
25:21ノーと言ったら
25:24どうするつもりだった
25:26脅してでも
25:29用意してもらうつもりでした
25:30脅す
25:32だって
25:33黒沢さんは100億円を用意できて
25:35初めて自分が
25:36本物の投資家ってことが証明できるじゃないですか
25:39でも逆に
25:40100億円が用意できなかったら
25:42永遠に詐欺師という疑いは張れません
25:45だから
25:46父さんに桃子さんとの結婚を
25:48破綻にされたくなかったら
25:50100億円を用立ててくれと
25:51脅すつもりでした
25:52ちょっと言う
25:54俺は
26:03お前を気に入った
26:05だから投資する
26:07俺は
26:10高田に投資するのではない
26:13君に
26:16100億円投資する
26:18ビジネスで一番大事なのは
26:22いや
26:23生きていく上でと言ってもいい
26:27相手のことをどう思うか
26:29どう感じるかだ
26:32理屈じゃないんだよ
26:35結局は
26:36直感なんだ
26:38直感
26:41驚いた
26:46龍にも
26:49光介にも
26:52ありがとうございます
26:56びっくりしたな
27:10ゆうくんには
27:11ごめんなさい
27:12兄貴が一人で解決するのを待つって約束だったのに
27:16いやだって
27:20兄貴のこと社長に言うなって言うし
27:22だったら
27:23おばさんの婚約者に頼むしかないなって
27:26面白いね
27:28ゆうくん
27:29えっ
27:30人が想像もしないことやっちゃう
27:33それ
27:37昔家出したことがあるんです
27:39その時
27:41兄貴がいろいろ探し回って
27:43俺のこと見つけ出してくれたんです
27:45だから今度は
27:49俺が兄貴のことを助けたいんですよね
27:56失礼します
28:12どう思う
28:22あの男のこと
28:24えっと
28:25どう思うも何も
28:28俺は父さんと違って
28:30人を見る目もないですし
28:32お前
28:33龍一のこと何か知ってるんだろ
28:37えっ
28:38姉さんがバンコクの都市開発の話をした時
28:41お前一瞬顔色を変えたじゃないか
28:45私の思い過ごしだったらと思っていたわ
28:50大変なことになる前に言いなさい
28:55カンクキを目指しているやつほど
29:07もろくて弱い
29:09失礼します
29:13お呼びでしょうか
29:15バンコクから撤退しようと思ってる
29:24本当によろしいんでしょうか
29:28仕方がない
29:30今バンコクから撤退すれば
29:33120億円の損失で済む
29:35これ以上傷を広げずに済む
29:39このことを副社長
29:41これは社長命令だ
30:09私
30:11桃子さんの婚約者の黒沢と言うんですけども
30:16あなたにお話があってきたんですよ
30:21帰っていただけますか
30:27100億円出資させてもらうよ
30:34金に困ってんだな
30:43兄貴と黒沢さん
30:54うまく話進んでるかな
30:56何ですか
31:03何かね
31:07高田の家に生まれるって
31:11想像以上に大変なことなんだなと思って
31:14どうしたんですか急に
31:16私みたいに
31:18普通のサラリーマンの家に生まれて
31:21普通に就職した人間にとっては
31:23ちょっと想像もできない感じ
31:25でも
31:29こんなに大きな会社と
31:33社員の生活を守っていくには
31:36必要なことなんだなとも思う
31:40誰にも頼らずに
31:43自分一人で判断して
31:46解決していくのが
31:49龍一さんの生き方なんだよね
31:50アズサさんは
31:55それでいいですか
31:56え
31:59今回のことも
32:01何の相談もなかったんですよね
32:03そうだけど
32:04この先も
32:06本当にそれでいいですか
32:07だって
32:11龍一さんと結婚するっていうのは
32:14そういうことだから
32:15それを受け入れていくのは
32:19当然のことだと思う
32:21そうかな
32:22誰にも頼らない生き方なんて
32:27おかしいですよ
32:28恋人は夫婦なら直せろ
32:30そんなの
32:33寂しくないですか
32:34アズサさんは
32:38本当にそれで幸せになれますか
32:43だって
32:46しょうがないじゃない
32:49そういう人好きになっちゃったんだから
32:54ありがとね
32:58優君
32:59でも
33:00私大丈夫だから
33:02至急
33:16失礼します
33:18奇跡だ
33:37奇跡だ
33:41副社長
33:56お帰りやすいません
33:57全て解決した
33:58承知しました
33:59社長からは
34:00匿名事項で動いていると
34:01役員に話がありました
34:02そうか
34:03バンコクの追加有志の件は
34:05社長から撤退の指示が出ましたが
34:07出資の振り込みの方が先でした
34:08分かった
34:10副社長
34:14龍一
34:15お待たせしました
34:21全てうまくいきました
34:23皆さんにご報告があります
34:26実はバンコクの都市開発の件
34:30地元のゼネコンである
34:32BDC社が破綻の危機に陥り
34:34かなり深刻な状況にありました
34:36本日までに100億円の資金が必要でしたが
34:40先ほどそれを私が調達し
34:44無事に軌道修正することができました
34:47そうだったんですか
34:49もう何も心配ありません
34:51これで高田の海外事業も万弱です
34:54いやーさすがに副社長だ
34:56黒沢さん本当にありがとうございました
35:08バンコクの準備室にホンダというものがおりますので
35:12改めてご連絡差し上げます
35:15分かった
35:16どうして私にこんな巨額の出資をしてくれたんですか
35:24言ったの
35:25最後はその人間を信頼できるかどうかだって
35:29ビジネスで大切なのはファーストインプレッションだ
35:33データや論理的思考なんかじゃない
35:36重要なのは直感ってことだ
35:41直感
35:43今回はそう感じたから出資を決めた
35:48なるほど
35:52ありがとうございました
35:54では失礼します
35:58社長
36:08この度はご心配をおかけして申し訳ありませんでした
36:17資金繰りに奔走していて連絡もできませんでした
36:22まあいい
36:24解決したなら今回のことは多めに見る
36:28ありがとうございます
36:29100億か
36:34本当にお前が出資を取り付けたのか
36:39もちろんです
36:45そうか
36:48分かった
36:50ご苦労だった
36:51はい
36:52悪かった
36:59心配かけて
37:00これで大きな問題も解決したし
37:07あずた
37:08やっと渡せるよ
37:11俺と結婚してください
37:20必ず幸せにします
37:23はい
37:28いやレストランでちゃんとプロポーズしようと思ってたんだけど
37:46ごめん
37:47どうしても今言いたくて
37:50これからは婚約者として会社でも公表していくつもりだから
37:58それにしても
38:09それにしても今回の仕事は大変だったよ
38:13本当に大丈夫だったの?
38:18奇跡を呼び起こしたんだ
38:27俺は奇跡を呼び起こした
38:28あのタイミングで100億円用意できるなんて俺は持ってるとしか言いようがない
38:35やっぱり俺は選ばれた人間なんだ
38:38多分父さんにだって
38:42いや
38:43創業者の祖父にだってできないことだったかもしれない
38:47でも俺は一人でやってのけだ
38:50一人で?
38:53そう
38:53高田の上に立つ者は
38:56人に頼らず
38:58自分で困難を解決しろと
39:01父から厳しく教わってきた
39:03そうじゃなければ
39:06多くの人を導いていけない
39:08俺の人生は
39:11俺だけのものじゃないんだ
39:14でも
39:21そんなに大変なことなら言ってほしかったな
39:26頼りにならないかもしれないけど
39:29せめて龍一さんの支えになりたかった
39:33いや
39:36これは自分で解決するしかなかったんだ
39:40それに君に相談したら何か変わったか
39:43誰にも頼らない生き方なんておかしいっすよ
39:48あずささんは
39:49本当にそれで幸せになりますか
39:52あずさ
40:00俺は誰かに助けてもらう人間じゃなくて
40:04誰かを助ける人間なんだよ
40:08龍一さんは何も分かってない
40:18何も分かってないのよ
40:25奇跡ですって
40:26そんなこと起こるわけないじゃない
40:29誰かが助けてくれた彼に決まってるでしょ
40:32ってことだ
40:37あなたは今
40:39人に支えられてここにいるの
40:43黒沢さんに出資を決断させた人がいるのよ
40:48誰だ
40:53あなたが最も頼りにしてない人
40:57優君よ
41:03はあなたは
41:06あなたが今
41:22었다が
41:26ん
41:27ん
41:28ん
41:29ん
41:30ん
41:31ん
41:32ああああああああああ
41:34ああああああああ
41:36ああああああああああああ
41:38ん
41:43信頼できる相手がどうかそのジャッジは自分でするし
41:48最後は
41:51自分の直感で見抜くしかない
41:56明日明日
41:58その相手を信頼できるかどうか
42:01結局物事を動かしてるのは人間なんだよ
42:06君のようなエリート育ちには分からないかもしれない
42:11ビジネスで大切なのはファーストインプレッションだ
42:16データや論理的思考なんかじゃない
42:19黒沢さんに出資を決断させた人がいるのよ
42:22重要なのは直感ってことだ
42:26あった
42:28ヤクエンよ
42:45ヤクエン
42:47ミラ!
42:51ハニキュー。
43:17どうして
43:18助けたつもりか
43:23なんで黒沢に出資を頼んだ
43:33影で俺を助けていい気分ってわけか
43:41俺はただ
43:47何か伝えたいけど
44:05言葉じゃ足りなくて
44:10風の中に答えを
44:15一人探していた
44:19冷めた心に
44:24重ねたあの温もり
44:29その一瞬で
44:33と気づく想いが
44:37溢れ出してく
44:39そう
44:41Gimme Love
44:42Gimme Love
44:43この夢の続きはもう見なくてもいい
44:49Gimme Love
44:51Gimme Love
44:52明日の居場所を
44:55僕にくれた君のため
44:58できることがある
45:00できることがある
45:02生むべき道が生える
45:04もう
45:06歩き出せる
45:10朝焼きが咲く方へと向かい
45:15始まりを浴びながら少しずつ
45:20僕は僕を
45:22優という男に出資したの
45:24他に100億作る方法はありましたか
45:26影で俺を助けていい気分ってわけか
45:29プロジェクトのリーダーを務めることになりました
45:31高田優です
45:32この番組は
45:34レナード化粧品
45:35どこも
45:36プロジェクトはお前に任せている
45:38D&G
45:39三菱電機
45:42SAA
45:43サントリーの提供でお送りしました
45:47優にはリーダーとしての資質はない
45:49梓さんという先輩にとにかくいてほしいんです
45:51本当はどっちなんだ
45:52優と一緒にいたいのか