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00:00今夜の初耳磨くは2週連続まるまるサザンウォルサーズ桑竹佑完結編。
00:16昭和歌謡へのリスペクト。桑竹佑が深い胸の内を教えてくれた。
00:46更におそらくテレビ初即興で作詞作曲をして生演奏までしてくれた。
01:23今年3月サザンウォルスターズの最新アルバムがオリコン1位を記録。
01:32なんと本作における音楽ランキング首位獲得数は150貫を突破。
01:41さらに桑竹佑はソロでも。
01:50天使になってそして笑ってもう一度。
01:55薄くない胸に何事が打ち寄せる。
02:01本当に3つの時代もいい曲も使える。
02:08絶対に良いことありますね。
02:115年代で1位を獲得。
02:14記録と記憶に残る名曲を生み出し続けている。
02:18実は林修も大学生だった青春時代はサザンオールスターズを聴いて過ごしてきたそこでまずはこんな素朴な疑問
02:35ご自身がカラオケ行くとどんな曲歌われるんですかいやあんまり行かないけど時々しんばしのスナックみたいなとこでやっぱりしんばしのスナックし似合いのねああなるほどはいはいはいはいはい
02:51私それですごくプライド傷ついたというかね自信を大いになくしたんですけどオークラウディアとか言われてよいおさましがてら歌ったんですけどそこで初めて埋まってました!
03:20やっぱ俺に求められてるものってそっちじゃないんだねっていうか俺はサザンなんだねっていうようなことを酒飲みながらもそんなこと考えなくちゃいけない飲んだ時ぐらいは好きなビートルズで歌わせてるよと思うんだけど払ってますよこんなあからさまに納得いかない顔されてね
04:16メイントロ私も大好きですね原優子が演奏するシンセサイザーのイントロが特徴的な1984年リリースミスブランニューデイあれもともとはシングルカットの予定はなかったんですか?
04:36そうなんですよA面B面って昔シングル版があってAとBがあった場合ひっくり返ったんですので海って曲を当然行こうとA面だろうと当時もそのあれ84年でテクノポップとかそういうちょっとピコピコしたやつがちょっと出始めの頃っていうんですかね
04:46我々もちょっとやってみたんですけどもしかしたらこれいいんじゃないみたいな受けるんじゃないってことで思いついたのはだいたい夜中の2時か3時ぐらいにまた当時の若いマネージャーのとこに電話しましてね
04:56当然寝てまして向こうは寝てましてあのさぁって今度のシングルなんだよさ今海がさA面ってことで進行してるでしょっっつったらはいみたいな
05:04いやみたいなことを思いますね
05:06あああああってあのさぁってあのはあって今度のシングルなんだけどさぁ今海がさAってことA面ってことで進行してるでしょっつったらはいーみたいなことをやってない
05:15笑いとか言えばしっかり困ったのだろうはいーっん
05:16そうだねーっん
05:18あぁーっん
05:19!
05:26I thought it was so funny.
05:28It was 100% and so I figured it out.
05:32I thought it was actually good at the end.
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05:47I looked at it.
05:49I thought it was bad.
05:51I think it was bad.
05:54〈実際に発売されたレコードを見てみると発売予定だった海のジャケット写真をそのまま使用しタイトルだけ変えていた〉
06:14個人的には僕が大学入った年でしてそうしたら東京はファッショナブルな街で今以上例えばセイコちゃんカットで女子がみんな同じ髪型になる町中にたくさんのキッカー工事さん風のジャケットがあってそういう時代でしたよね
06:31そうですね
06:32だから意味のない流行りの言葉と身へのイリュージョンさらには慣れない場所で背の上にないと粋な努力をタダで売るとかなり皮肉で
06:43最後もうとても優しいんですよ桑田さんが割とよくあるタイプの君が僕はお前ら同じ格好しやがってっていうメッセージをくらった気があの時はしましたねだからこそ今でも一番好きな曲です本当にちょっと風刺の効いた曲だなと改めてあとは最新アルバムでも史上最強のモンスターなど現代社会の闇を鋭く切り取る曲やクレイウくん町の2人など大人の世界は最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最
07:13最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最最も最も最最も最最も最最も最最も最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最最
07:43いや普段の雑談とか街で何か鳴ったものが聞こえたものが書くだから何かその歌詞を書くとか歌を歌うっていうのはやっぱり何かまたちょっとずるいかもしれないけど自分とはまた違う人格みたいなものが
08:03世直ししてやろうとか警告するとかね何かを発するとかそういう意識はほとんどないんですよねだから
08:141978年22歳の時学生時代に組んだバンドメンバーでメジャーデビュー社会人経験のほとんどないサザンが47年間活動してこられた裏には叱ってくれる人の存在があった
08:35本当に我々もねよく叱られたんですよね時間とか守らなかったんです私は7時ねって言われたら7時40分くらい行くタイプだよ仕事の現場でもそういうのをやっぱりきちっと叱ってくれたのがビクターのディレクターの高垣さんって方だったりねレコーディングのコンソールありますよねその上にこう
09:03悪く足をこうね乗せてこうやってやってるの見て足を脅しなさいとそういうことをなんか叱ってくれる人がいましたからねライブの作り方とかお客さんに接し方とかお客様を大事にしろと人前で演じるっていう意識は全然なかったですから勝手に死んだことを出したりそういうのをやっぱり22、23の時に叱ってもらったりね
09:33強制してもらったり教えてもらったっていうのはあってよかったなとは思いますけど20代の頃に叩き込まれたお客さんをもてなす心その教えを大切にしているサザンがお客さんを一番笑顔にする場所は
09:53何に入ってんのこれ
09:58楽しそうと迫力のライブお客さんたちとの大合唱で会場が一体となり笑顔の輪が広がっている
10:28最後までパワー落ちないですもんねすごいなと思いましたけど 2時間ずーっともう歌い続けられて喋ってねだから 2時間から2時間半終わって
10:40お疲れ様ですってこうあの 舞台の袖から降りて行って廊下通って楽屋へ行く瞬間っていうのがほんの1分弱でしょうけど
10:52人生の中で一番 幸せっていうかね
10:57出て行くときはなんか怖いですけど
11:01今何怖いと思われるんですか?
11:04なんかねものすごく力が入ってて
11:07でまたねお客さん側にわー出てってわーって言われると
11:11またいろんな武藤圭司に生まれるとか
11:15あっちこっちにこんなことやるでしょ
11:18あれでね結構息止めたりしてるんですよね
11:23でそれをまた3箇所ぐらいでこうやってやるもんですけど
11:27結構あれがしんどくてね最初
11:35とにかくパワフルなサザンオールスターズのライブ
11:38すごい若いスターズも言ってるもんな
11:412008年当時52歳のライブでは
11:46今日長くなるという宣言どおり
11:58イエーイ!
12:00終わりゃ!
12:01愛しくて
12:05恋のままはデンシュー
12:09恋人は君があるためだ
12:13開始2時間経過もどんどん増していく声量
12:35一般的なライブの平均時間2時間を大幅に超えるなんと歌った曲数は驚異の47曲。
12:53子供の頃から母の影響で2008年の3時間半やったあれ30周年の活動休止前のライブなんですけどあれは大盛り上がりで最後の曲があれ確かやややだったんですよでえっと5年後に活動が再開します2013年のマンピのライブなんですよ
13:23その2013年ライブがもう熱すぎて最後の流れがマチルダ・ベイビーからのミスプランニューでからのみんなの歌からのマンピーってもうどうなるんだろうってもう頭がおかしくなるような流れとか最高に楽しかったですよ
13:42のどみなしゃべりにしかしその中心に立って盛り上げ続ける桑田佳祐にはある意外な思いが私なんかそのよくフロントマンとか言われるんですけどあんまりそのフロントに立つタイプではないし私が思い描くフロントマンっていうのは
14:12何となく後ろ目タグフロントマンやってますけどだから一生懸命こう余計なことをするんでしょうねそうご自身で思われてるがゆえにもああいうパフォーマンスとはいだから要するにタイプとしてはって自分で言うのもあれだけどちょっと後ろに2番手とか3番手でこう野球で言えば4番打者じゃないんだろうなっていうかね
14:42人生まっとうに言ってたらそっちだったろうなというかねって気がしてますよね
14:47ショートは一番身体能力高くないとできないポイントですからって言われてるんですけどね
14:51そこはいいねやっぱりもうライトまあ近代野球はライトやっぱり肩強くないですけど野球のたとえはやめますちょっとテンション下がっちゃってるよ
15:05自分はフロントマンには向いていない桑田圭介は書書の中でもこう記しているライブが苦手なのはデビューの頃からずっと憧れていたのはザ・ビートルズがライブをやめてスタジオにこもりレコーディングをしている姿
15:33そのため楽曲作りは徹底して聴く人を大切にするリスナーファースト例えば昨年配信シングルとしてリリースした恋のブギウギナイトすでに世に浸透していたこの曲を最新アルバムにも収録すると決めた後自身のラジオ番組でオンエアしたのだが
16:00リリース前にラジオでオンエアしたものを店舗などに変えるっていうようなことにそれはやっちゃいけないことなんでしょうけどね私自分でラジオやってましてラジオのブースでヘッドホンで聞くとでしかもラジオのオンエアって状況で聞くとやっぱりねビクターのスタジオで聞けない違和感っていうんですかね
16:21ビクターのスタジオではね聞こえないズレとかピッチの悪さとかテンポ感とかあれって思うんですよね
16:31だからそれでまたスタジオに戻ってねあの直したりっていうのはしますね諦めの悪さ踏ん切りの悪さみたいなものがどうしようもなくあったんじゃないかと思うんですよね
16:46だからなんか煮詰まった時はやっぱりミートルズだったらどうしたかなとかねそのきっとここは諦めてないだろうなとかそういうふうに思ったりしますけど
16:58見てる目線が全然ちゃうな妥協しないんですよ
17:04フロントマンは得意ではないと思いつつも桑田圭介はステージに立ち続けている全てはお客さんの笑顔のためにしかしサザンオールスターズは昨年
17:25そういうことで我々ご存じのように夏フェスは最後ということでメンバーの平均年齢は69歳猛暑での野外ライブを続けられるのかという現実と向き合い夏フェスからの卒業を宣言した
17:47そんな最後の夏フェスは
17:51ロッキンジャパンフェスティバル最終日の大鳥を務め
17:57持ち時間はドッキン史上最長となるなんとキャンプたっぷり
18:03その伝説の夏フェスでアンコール1曲目に演奏されたのが
18:172018年の紅白歌合戦でも究極の大鳥として披露されたサザンを代表する名曲の一つだが実はこの曲シングルでは未発売
18:44名曲希望の和田中は実はシングルではなくて桑田さんが監督を務めた映画稲村ジェーンのサントラーアルバムの主力曲だったそうですね映画用に作ってね
19:10あの曲をライブでやるうちに化けるっていうんですかね
19:15やっぱり原曲はもうちょっとゆっくりしてるんですよ
19:18そうなんですね
19:19どんどんどんどんテンポも上がっていってね
19:21ライブやってるうちにどんどん盛り上がる曲になっていった
19:26私のふるさとの茅ヶ崎の発車ベルみたいなものにも
19:32何か着物形使っていただいたりしてね
19:37めっちゃいいやんこれ
19:43地元高校だな
19:48そこはだから本当に
19:51サンキューソーマッチですよ本当に
19:53お母さんには本当に
19:55いいアルバム
19:56素晴らしい
19:58そんなサザンのライブに魅了された一人が
20:05いつの日かこの場所で
20:10芸能界一のサザンファンプライベートでもライブに通う愛子がその魅力をひと言で表現すると
20:24多幸感いろんな生活をしてる方がその会場に集まって一瞬同じ気持ちが重なるというか昔めっちゃ後ろで見た時になんか後ろの時って現実に帰ってしまう瞬間とかあるんですよね
20:45洗濯物って入れるの忘れたっけみたいなそういうのを思い出す瞬間があるんですけどそれがないずっと夢見たいサザンオールスターズが作ってくれた曲を聴けてる幸せとかいろんな幸せが重なるんですよね
21:09ファンですマジでただのまるで人生のサウンドトラックのように多くの人々の記憶と深く結び付くサザンの楽曲たちそれらを生み出す桑田佳祐の曲作りの原点には
21:39先人たちが奏でた昭和歌謡へのリスペクトがあった
21:48先人たちが奏でた昭和歌謡へのリスペクトがあった
21:53自分が通ったはずで歌謡曲の良さみたいなものを何とか自分が歌えるうちに表現できないかなと思って桑田佳祐の曲作りの原点先人たちが奏でた昭和歌謡への思いに林修が迫る
22:142008年からひとり紅白歌合成をライブでされてましたよねあれ一体何曲ぐらい歌われるんですかあれねすごいたくさん最初選んで100何曲選んでね最終的にやった時55、6曲で押し付いたりまあでもあの演奏するバンドの連中は大変だと思うんですけどね私なんか好きでやってるんでねその辺が苦にならないんですよね
22:42我々が青春を送った昭和歌謡みたいなものが今実は手に取って体に入れてみるとうわすげえうまいっていうかね当時は手に取ることすらあまりしなかったんですよ
23:00NHK紅白歌合戦のオマージュライブ一人紅白歌合戦
23:10司会から歌唱まで全て桑田圭介が一人で行うのだがその曲目は昭和44年リリース千秋直美の雨にぬれたぼじょうや
23:19めっちゃ楽しい
23:28千秋なおみの雨にぬれたぼじょうやみそらひばりのあいさんさんでは一生まで再現。
23:58昭和平成を彩った大ヒット歌謡曲を50曲以上なんと3時間半も熱唱しているそもそもどうして始められたんですか?
24:12自分が通ったはずである歌謡曲の良さみたいなものをなんとか自分が歌えるうちに表現できないかなと思って。
24:20流行歌というか当時のヒット曲で今もね3000と輝いて残っている曲が多いですけど、やってみたらなんてすごい歌なんだというかね。
24:32もう痺れるわけですよね。
24:35やればやるほど、特に彼らになりきって歌えば歌うほど、もう歌いながら感動するわけなんですよね。
24:42よく森真一さんのまねなんかをね、そういうのが流行ったことはあったけど、例えばえりむみさき、あれを歌わせていただいたときなんかも、あの方は気が高いんですけど、天才ぶりとかね。
24:58吉田拓郎さんが書かれた曲だけどその曲の偉大さがすごく分かるっていうつまり今さらですけどそういう発見がまた幸せでした。
25:11〈ご本人になりきって歌うという森真一のえりもみさき桑竹佳祐バージョンがこちら〉
25:19楽しそう。
25:39先人の曲に対するリスペクトっていうのは今回のアルバムの中には神様からの贈り物というその曲の歌詞に尾崎洋彦さんのまた会う日まで入ってますけどじゃあその同じ思いがっていうことですかそうですね尾崎洋彦さんは茅ヶ崎の方だったんですけどもまた会う日までタタタラララボーンってみんながよく口でまねしたやつですけどよくできた楽曲のその優れたところと歌詞の方の実力っていうのがねすごく便利だったんですよね
26:09尾崎清彦をはじめ坂本宮やテレビ番組シャボン玉ホリデーなど昭和を彩った芸能へのリスペクトを貸しに込めた最新アルバムの収録曲神様からの贈り物がこちら
26:39演歌や昭和歌謡曲など日本人のルーツとなっている音楽
26:56年齢を重ね改めてその素晴らしさに気づいたことで今の創作活動に大きな影響をもたらしている
27:06そして桑田圭介の歌詞といえば
27:13桑田ならではの独特な言い回しが特徴的だが
27:26年齢を重ねることでその歌詞作りにも変化が現れてきたという
27:34洋楽ばっかり好きで始めた音楽人生だったんですけど
27:41日本語とか恩恵を全然考えずに
27:46ビートルズでいいなっていう風にこっち向いたんです洋楽の方にね
27:50だから歌詞を大事にしてなかったんですよ私は
27:55何言ってるか分かんないってその通りなんですよ
27:58僕何言ってるか分かんなくてもいいんで
28:00ただメロディーだけ聞こえてくれればいいやと思って
28:03洋楽っぽきゃいいじゃんって思って
28:05ツナマジリのシガサキって書いてたんですよね
28:09でもサウンドさえ良きゃいいじゃんと
28:12で歌詞は何ついたっていいじゃんっていう風に思っていたのが恥ずかしいんですけど
28:17それだとお客さんに通じてないってことを
28:21なんか思った時があるんですよね
28:24そんなことをお考えになったことが
28:26いろいろその歌詞みたいなものがやっぱり
28:30我々と私とメンバーとかお客さんを結ぶものだと
28:35そういうことに気づいてから歌詞を作るのが楽しくなってきたんですね
28:40ちょっと歌詞にこだわるようになりました
28:43言葉の広げ方とかいうのはやっぱりものすごく果てしないといいますか
28:50だから今回のそのおねんね母さんも
28:53まさにカタカナで書くウスバカゲロウみたいなのが
28:57明治の文言の方はもしかしたら使ってらしたんじゃないかとか
29:01勝手な解釈なんですけどどうなんでしょうかね
29:17明治の文学っていろんな方いらっしゃいますけど花とか虫とか自然の描写がやっぱり現代人とは全然レベルが違ってよく見てよく書いてるだから難しい植物とか昆虫の名前平気で漢字で書くんですよね
29:31そんな桑田圭介が紡ぐ歌詞の中でサザンオールスターズ最新アルバムを聴き大ファンの愛子は特に耳に残ったフレーズがあるという
29:47それはそうともう一度キスしてというフレーズが最初に聞いた時に耳に残りました
29:56悲しみは武器の彼方にの一節このストレートな歌詞に愛子はえそれはそうともう一度キスしてって小畑さん思うんやと思って普通に
30:26徐々に桑田さんが歳を重ねて言葉が変わっていくんだなっていうのもすごい桑田さんの人生を見てるようでやっぱ最初は桑田さんの曲っていうかサザンオールスターズの曲なんですけどそれが気づいたら自分の人生の曲になってるっていうおこがましいんですけどサザンがいてよかったって元気でいてよかったって思いながら聴いてました
30:54まあでもね楽曲がいつまで色あせないっていう音楽家の岸間さんから見てもどういうふうに感じるんですかそこは音楽のジャンルの引き出しの広さがやっぱりものすごいんですよもうブルースからもポップスロックとかもう存在する音楽のジャンル全てをもう網羅して引き出しで持ってらっしゃるというところが聴いてる人が飽きないしまず全部聴きたいってやっぱなることが一つと
31:24リズムがあるんですけど全部ちょっとだけずれてるんですよそれわざとでそれが桑田さんしかできないあのグルーヴ感それって多分英語の歌詞だったりとか日本語の歌詞に合わせて揺らせて入れてるんですよそれがもう誰にもまねができない桑田さんならではの。
31:43デビューから47年目まぐるしく変化する音楽シーンの中で時代を彩る数々の名曲を生み出してきたしかし90年代後半
32:13桑田圭介の頭に弾き際という言葉がよぎる。
32:23あの時代ちょうどJ-POP自体もね出せば売れてるみたいな時代CDがねCDが売れてる時代だったんです逆にその我々は売り上げがちょっと落ちてたりしましてね。
32:51あの当時小室君とか安室ちゃんとか歌田さんとかいらっしゃいましたけどああいう人たち並みにはささ売れなくなってたと思うんですけどまあまあこれはしょうがないなと思ったんですけどもイエローマンっていう曲が確か交渉8万枚とかそういう感じだったんですよ。
33:12まあいよいよやっぱり我々もあれだな使用時じゃないけどそんなふうにも思ったんですよねへえ。
33:23新たなアーティストたちが次々とミリオンヒットを飛ばす中サザンのシングルの売り上げは当時わずか8万枚しかしサザンオールスターズ桑田圭介はこれでは終わらなかった次のシングルが起死回生の一手にして最大のヒット曲に
33:532000年にリリースした恋愛リアリティ企画未来日記のテーマソングとして生み出され。
34:21日本のロックバンド史上最多の293万枚を売り上げこれは今も破られていない大記録それがなければ恐らく逆に我々は今ここにはいなかっただろうと思うんですよねうん。
34:43サザンオールスターズを救った名曲、津波はどのようにして生まれたのか。
34:51今でもあの曲大好きだった人たくさんいてあの心に届く曲ですよねそうですねもう下り坂だねっていう当然のように思っていたんですけどタイアップを頂いて未来日記はいあの曲もねあの何て言うんでしょうネガティブに落ち込んでそっからこう引っ張り上げてもらったというかねうんだから我々としてはそんなに大好きだったんですよ。
34:53何て言うんですよね。
35:21売れるだろうとかそういう気持ちは全然なくてたまたまできた曲なんですよねピンチだと思った時がやっぱりいい場合はありますよね自分をちょっと鼓舞するっていうかねこのピンチの状況の中でね負けないぞってひそかに思うことがそれがまた音楽のいいところかもしれませんけどそんな時期やってんの?
35:49先週の放送で語っていた愛しのエリーや真夏の果実が当時ネガティブな心情を抱えていた中で生まれたのと同じく
36:05名曲津波も潮時かもしれないとまで思い詰めた辛く切ない気持ちから生まれたものだった
36:23でも膨大な曲を作られて新しいメロディア新しい歌詞を生み出されてきたそれやっぱり大変な作業の繰り返しだったんじゃないですか?
36:41やっぱり我々ここしか生きる道がないというとあれですけどデビューしたのっけからちょっとほら学生バンドのちょっと調子のいいイメージがありましたからねでも変な話ですけどその軽さみたいなものは自分たちにとっては武器じゃないかって逆に思い始めたっていうかね
37:11そういうようなお客さんがそこで盛り上がってくれるってことをいいことにね
37:16本当は軽薄じゃないんだよって言いながら十分軽薄さというかそれを売りにしてるっていうなんかそのちょっとこういうパラドックスあるんですけどね
37:26でもちなみとか愛の言霊とかもそういうしっかり歌い上げる曲歌われてて
37:33まあでもその過去のものになるじゃないですか今を楽しむためにはねやっぱり我々のようなタイプは新しい曲を提示していかないとというかね
37:47かっこいい桑田さんからご覧になって昔の音楽と現代の音楽シーンどういうところが違ってって思われますか?
37:56自分でそういうことを言うようになると思わなかったんだけどうちの親なんかが今の子は何聞いても同じだねって今の子たちはどの子がどの子だか分からない顔と名前が一致しないねってうちの親たち言ってましたけどそんなことあるから全部分かるよって思うけど今同じことを言うようになってそうか夜遊びとかブリンバンバンバンとかいろいろありますけどはいそう
38:26アドとか何で売れてるかってやっぱりいいから売れてるんですけど意味があるから売れてるんですけどでそれをじゃあ今何が売れてるのとそれはスタッフに聞くんですスタッフが教えてくるんです
38:40すごいねこの辺も懐が深いというかすごいなああいうのもなんかやっぱ分かったふうな感じでやっちゃうじゃないですかかっこつけてというか俺らもなんか令和ロマンとか見てて一瞬やばい分かんないみたいな時もはいはいはいみたいな令和ロマンのやり取り早すぎて見えないみたいな時も
39:10気がしてやっぱものすごい音楽オタクなので常にその例えば愛の言霊とかは当時のヒップホップを取り入れたりとか常にニス・ブランニューではシンセ入れるとか常に常に入れるので今も絶対やってるんですよなので聴いてないわけがないような気がするんですよねそこまで分かるの?
39:29今チームの中でね我々のチームの中でみんな70歳近いですからねスタッフはみんな私の子供よりも若い人たちが一生懸命やってくれててねだから若いスタッフの方がアイデアを出されるんですね
39:47根本的に器を作ってくれてるのは若いスタッフですから我々がライブを練習してる最中に設計図が出来上がっていて今回こういうデザインですと言われてここに建てばいいのねっていうのが我々のやり方ですからね
40:07世間がバンドに抱くイメージに違和感を抱いた時期もあったがそれを逆手に受け入れさらに若いスタッフの意見に耳を傾ける時代に対応して新しい作品を生み続けることができるのは軽くしなやかだからこそ
40:31その証拠に最新アルバムには随所に新たな音楽的試みが取り入れられている
40:43メンバーの方とはもう50年以上のお付き合いになるんですかそうですね50年以上の人もいます最近思うんですけど譜面も書けませんし私はだからバンドとかいう形態がないと色々やりたいことがなかなか表現できないんですよねだからそういう自分としてはやっぱりまたこう
41:13生まれ変わったらみたいなあのバンドをまた作るだろうなみたいなじゃあ誰とやるかなって言ったらちょっといい話すぎるかもしれないけどもしかしたらこいつらとやってるなっていう感じしたんですけど最近それぐらい掛けがえのないそうですね気の回る奴とか気遣いがあるとか相手を立てるとかそういうのは得意な奴らじゃなくて言葉数も少ないんですけどみんな一生懸命で
41:42みんな一生懸命一生懸命努力するっていうんですかねどう考えてもまた一緒にやるだろうなっていうような
41:52嫌な予感がしてます
41:54いいですね唯一無二の才能桑田佳祐が輝けるのはその才能を具現化してくれるサザンオールスターズがあるからその進化はまだまだ止まらないそしてここで桑田佳祐にいちかばちかのむちゃぶり何?
42:20今日のトークの感想を蓋で表現していただけないかという要望がこれさすがにもう僕って言いませんこれスタッフからなんですけど
42:29私47年間やってましてそういう要望を受けたことがさすがにその要望はね私もやりましょうか
42:39おそらくテレビ初桑田佳祐が今日の感想を即興で作詞作曲&生演奏
42:41いやちょっと待つわよすいません本当に。
42:48桑田さんにマッキーで欠かせないです。
43:16いやいやこれ質の悪いものができてきて。
43:41何万回の夜を過ごしたって忘れぬような愛が
43:49何万回の夜を過ごしたって忘れぬような愛が
44:01ブロードウェイとか行ったらもっと村社会で村人が勝つようになっておそらくテレビ初桑田佳祐が今日の感想を即興で作詞作曲&生演奏
44:19すてきなお花に囲まれて会いたかった先生とお話できてこんな幸せな番組よありがとう。
44:31いやお母さんのポーズ。
44:43いやお母さんのポーズ。
44:49ただこんな失礼な
44:55いやお母さんのポーズ。
44:57いやお母さんのポーズ。
45:01いやお母さんのポーズ。
45:07いやお母さんのポーズ。
45:10いやお母さんのポーズ。
45:12いやお母さん。
45:13ほんとに。
45:16なんた、いっさい。
45:19今でしょう。
45:22Thank you very much.
45:52初耳磨きはTVerで配信中。お気に入り登録もお願いいたします。