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  • 2 days ago

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00:00君はやっぱりプロモを実現させようとするんだな。
00:06それがいいことかどうか知りませんけど。
00:09そうだな。
00:10雪の下は君の介入を望んではいない。
00:18それでもやるつもりなんだな。
00:21まあ求められないのには慣れてるんで。
00:25悪い。いえ、ちょっと嬉しくてな。
00:33ただ、雪の下も何かを変えようと足掻いている。
00:37それを応援したい気持ちもあるんだ。
00:39だから安易に手を貸すことが正しいのか、それは分からない。
00:43依存云々のことなら、思い違いな気もするんですけどね。
00:47雪の下にとっては大事なことなんだ。
00:50彼女が自分に課した試練のようなものなのかもしれんな。
00:54試練ですか。
00:55うん通過儀礼とも言い換えられるかな。
01:00大げさだと思うかね。
01:02いえそういうのはまああると思うんで。
01:05そう往々にしてある受験や就職あるいは30歳までに一区切りとかなそうやって自分と向き合う時期がいずれ訪れるんだ先生もですか?
01:18ああもちろんやりたいことやなりたい自分がたくさんあったやりたくないこともなりたくない自分もたくさんねその度にちゃんと選んで挑んで失敗して諦めてまた選び直してその繰り返しいまだにそうだよその上で聞くが君はこれから彼女とどう関わるつもりだ?少なくとも関わらないって選択肢はないと思います。
01:46そうか。
01:49そうかってそれだけ?
01:51十分だよ。君を信じている。
01:53それはどうも。
01:55いいか引きがや。
01:57ただ単純にプロモを手伝うことだけが彼女の助けになるわけじゃない。大事なのは関わり方なんだ。それは分かるな。
02:06あなたの力はもう借りない。
02:08結構難しいですね。
02:11まあ簡単ではないかな。
02:13特に君たちの場合は。
02:15ですよね。
02:17今回は意向が完全にバッティングしちゃってるんで。
02:20おいおい。何を言ってるんだ。
02:23君たちは今まで何をしてきたんだ。
02:26古来より互いの正義がぶつかった時は。
02:30今まで自分たちが積み上げてきたものをもうちょっと信じてあげてもいいと私は思うよ。
02:38そうっすね。
02:43方針が決まったなら話は早いな。
02:47雪の下はまだ生徒会室にいるはずだ。
02:49はい。
02:51あ、最後に一つ。
02:53プロムはあくまで自粛なんですよね。
02:56さっきも似たようなこと聞かれたな。
02:59いいんですかこれ。
03:01俺らがやらかしたら先生針のむしろじゃないですかね。
03:04その頃にはもういないしな。
03:06自分がいなくなった後のことなど知らんよ。
03:09おー。今時の若者っぽいセリフ。
03:11ぽいじゃないし。私今時だし若者だし。
03:14何かあれば私の首が飛ぶだけだ。
03:17その時はまあ結婚でもするかな。
03:20相手いないけど。
03:22心配いらないですよ。
03:24え、もらってくれる?
03:26なんでだよもらわねえよ。
03:28俺なんかにもったいないでしょ。
03:29だからほら早く、早く誰かもらってあげて。
03:32俺の気が変わらないうちに。
03:34何事もないように収めるつもりですから。
03:37一応。
03:38頼もしいな。
03:40じゃ。
03:41ああ。
03:43悪かったのは言えなくて。
03:46いや、謝られても。
03:48これで離人じゃなかったらめっちゃカッコ悪いな私。
03:52ほんとですよ。
03:54あっ。
04:09やっぱり来ちゃいましたか。
04:15ああ、雪の下は。
04:18あっ。
04:20ええ、超邪魔。
04:26一応ご用件を伺いませんと。
04:28部外者立ち入り禁止です。
04:30あっ。
04:31手伝いに来た。
04:33あっ。
04:35じゃ、入るな。
04:37ダメです。
04:38ええ。
04:39プロムの状況、聞いてきたんですよね。
04:41もう、もうな。
04:43うん。
04:44うん。
04:48うん。
04:49あっ。
04:50ちょっと。
04:51あっ。
04:52ぶっちゃけ、今先輩が来ると話こじれそうだなと。
05:06まあ、うん。
05:08まあな。
05:09けど、それなら大丈夫だ。
05:11ちゃんと話すつもりだから。
05:13うん。
05:14ええ、ほんとにござるか。
05:16ほんとだっつうの。
05:18話し方は考えてある。
05:20話し方。
05:21うわ、信用できねえ。
05:24ま、信用がないのは仕方ないな。
05:26ご保護だな。
05:28雪の先輩にめっちゃ拒否られますよ。
05:31だよな。
05:33それでもやるんですか。
05:35うん。
05:36うん。
05:37うん。
05:38うん。
05:39うん。
05:40うん。
05:41うん。
05:42あるんだよな。
05:43あ、あ。
05:44なんで。
05:45なんでって言われてもな。
05:47そもそも最初にお前が手伝えつったんだろうが。
05:52あっ。
05:53私のためですか。
05:54なんですか。それ、くどいてるんですか。
05:56特別扱いって悪い気はしませんし、困っているところを助けられるのは嫌いじゃないですが。
06:00それはそれとしていろいろ片付いてからお願いします。ごめんなさい。
06:03あ、そうだな。全然違うけどだいたい合ってるな。
06:06なんですかその反応。違いますかそうですか。
06:10はぁ。
06:12なんでですか。
06:13は?
06:14雪の先輩からは拒否られてるし、春さん先輩からもなんか言われてたじゃないですか。
06:20なんでそこまでするんですか。そんなの普通もう絶対面倒くさくて嫌じゃないですか。
06:25いろいろあるんだよ。
06:28うん。
06:30ちゃんと答えてください。
06:33それをうまく説明できる気がしない。
06:38それでもいいです。
06:40責任がある。
06:45責任ですか。
06:48話がこじれてるのも依存がどうとかそういうのも俺が招いた責任だ。
06:54だからその長尻はちゃんと合わせておきたい。それだけだ。
06:58あぁすいません。
07:04なんか思ってたのと違う答えが来たのでちょっとぼーっとしてました。
07:08いやもともとヨレヨレだったし。
07:11さっきの雪の先輩にちゃんと言うんですか。
07:15うん。
07:17うん。
07:18言うだけならまあ一応な。
07:21伝わるかどうかはまた別問題だ。
07:23めんどくさい人たちだな、ほんと。
07:25あっ。
07:26痛っ。
07:27私としては奉仕部が協力してくれるのが一番面倒がないんです。
07:32なので、ちゃんとしてくださいね。
07:45でもそれで雪の先輩が納得するとは正直思わないです。
07:49だろうな。なにそれ無限ループ?
07:52いやでもそこはほら、イロハスがうまいこと言ってくれたりしないの。
07:56え?絶対嫌なんですけど。
07:58っていうか無理無理。
07:59無理って、ていうか即答だし。
08:01無理ですよ。女の子は自分で決めたことは変えませんから。
08:06まあ他の人に決められたことならあっさり変えちゃったりしますし、都合が悪くなったら忘れたふりはしますけど。
08:12最悪なんだよな。それ、君だけでは?
08:26あら、引きがやく。
08:31もう。
08:32石木さん、休憩にしましょうか。
08:34そうですね。
08:35そうですね。
08:36聞いたの?
08:49ああ、まあ。
08:51ゆいがはまと一緒だったんだな。
08:54そう。
08:56詳しいことは平塚先生に聞いた。
08:59大丈夫なのか?
09:00なんかできることあれば手伝うけど。
09:02特に心配いらないわこっちでも打てる手は考えているからどうするつもりなんだ?
09:25まだ検討中の段階よ。
09:28検討中ね。
09:30向こうから言われてるのはあくまで自粛要請。最悪突っ跳ねることもできなくはないよな。
09:36極力そうしたくはないけれどね。
09:38自粛って現地を逆手に取るのまではいい。でも強行策をちらつかせるだけじゃ向こうは乗ってこないだろ。
09:45それは理解しているわ。その上で話し合うつもり。
09:49無論、雪の下もプロモを強行するつもりなどないのだろう。
09:54それでもこんな自爆技があるとちらつかせることで交渉のテーブルにつかせるカードにはなる。
10:02問題は何をもって交渉材料とするかだ。
10:082人で考えたのか。
10:12というより雪の先輩が出す案を私が潰して私が出す案を雪の先輩がダメ出しして進めるって感じですけど。
10:31でこれどれくらい称賛あるんだそれなりには向こうの要望は組んでいるし実現のためのロードマップも構築している決して低い可能性ではないと思うけれどまあそうか相手の要望ほぼ丸呑みなら通るよな普通ならだが今回は普通じゃない向こうはプロモの企画を潰すために難癖つけた。
11:01ているのだ。 実現するためにより良くするために要望を出しているわけではない。
11:08雪の下ちょっといいか。 逆に言えば俺が介入する余地はここにある。
11:16ああ私ちょっと。 待って。プロムの話でしょ。なら石木さんもいてもらった方がいいわ。
11:23ああそうですかね。
11:28プロム。俺が手伝ってもいいか。
11:35お前の案は実際悪いもんじゃないと思う。けど確実性が高いわけじゃない。だから別のプランも考えるべきだ。否定する以上、対案は俺も考える。
11:49状況が状況だ。別に俺が何かするわけじゃない。あくまでお前の指示のもとで動く。
11:55あんだしの壁役だと思ってもらえればいい。それなら石木や他の連中に指示出すのと変わらないだろう。
12:01そういう場合の方が多かった。それと変わらない。
12:05そうね。きっと今までと変わらない。
12:12だったら。
12:13そして結局、最後はあなたに頼りきりになるの。
12:16だからそれを変えたい。
12:19姉さんが言おうとしていたこと、分かるでしょう。
12:25ああ。けど、その責任も俺は取るべきだと思う。
12:36今までのやり方に問題があったなら、違うやり方とか、違う考え方、違う関わり方を探して。
12:44それで、どういう結果になったとしても、その責任をちゃんと取りたい。
12:49だから、俺はお前を…
12:53助けたいと思ってるありがとうでももういいのそれだけで十分よそうか分かったもう言わないお前を手伝ったりしないえっ?
13:20だが、対立しないとは言ってない。
13:23あ、あ、はい?
13:26俺とお前の間で意見が割れたらどうするかなんて、決まってるだろ。
13:32どちらが人に奉仕できるか勝負だ!
13:36あ、あ、あ、はい。
13:38あ、あ、あ、あ…
13:42I also have to deal with the fact that PROM is not able to do it.
13:47But I'm not sure how to do it.
13:50So you're going to do it yourself.
13:53What are you going to say?
13:54I'm not sure how to do it.
13:56I'm not sure how to do it.
13:59So, I'm not sure how to do it.
14:04It's different.
14:07I'm not sure how to do it.
14:10I'm not sure how to do it.
14:13PROM is not able to do it.
14:16Well, I don't think I'm going to do it.
14:19I'm just going to do it.
14:22I'm not sure how to do it.
14:23I'm not sure how to do it.
14:26I'm not sure how to do it.
14:32This is...
14:34You can say anything.
14:38それでいいのよねああそれでいいえっ何ですかそれ気持ち悪あっおいいやだってちょっと気持ち悪いですし意味分かんないですしっていうか何で先輩どや顔そうね確かに少し気持ち悪いかもえっ?
15:07ですよねー。
15:09あのさ。
15:11冗談よこんなのほとんど告白だそれか自話喧嘩か別れ話そんなの旗で聞かされていた私はなんだかバカみたいだ。まるで無関係なんだって思い知らされたみたいで少し気に入らない。
15:29気持ち悪いだなんて悪態の一つもつきたくなる。ほんとにちゃんと責任とってほしい。
15:38確認するわ。私は私のやり方であなたはあなたのやり方でプロモを実現させる。
15:44おう。
15:45この勝負に勝てば言うことを一つ聞かせる。いいわよね。
15:51何か?
15:52あ、いや、なんていうか乗ってくるのが少し意外だったんだよ。なあ。
15:57知らんわな。
15:59別に不思議なことでもないでしょ。知らない?負けず嫌いなの、私。
16:06まさかこんなにもちゃんときっちりきれいさっぱり話をこじらせていくなんて思わなかった。あんな真剣な顔であんなこと言われたら、ほまる。
16:19本当に本当にちゃんと責任とってほしい。
16:28だいたい今までだって責任とってもらってないのに。
16:32それなのに責任だなんて言い訳みたいに軽々しく言わないでほしい。
16:38先輩も雪野先輩も結衣先輩もめんどくさいけど、私だってそれなりにめんどくさいんだから。
16:45本当にめんどくさい。

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