• anteayer
2月20日、異例の形で提出された公職選挙法の改正案。その背景にあるのは兵庫県知事選をきっかけに問題となったいわゆる『2馬力選挙』です。

20日午前、自民党・立憲民主党など、与野党が共同で提出した法案。

【自民党 逢沢一郎選挙制度調査会長】「特に立憲民主党さんに大変ご努力いただいて。(この時期の協力は)かなり異例なことと理解しています」

予算編成で対立しがちな与野党が、異例の協力に踏み切ったのは、あの問題に対する強い“危機感”の表れでした。


✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

カンテレ「newsランナー」2025年2月20日放送

※著作権の都合上、地上波放送とは一部内容が異なる場合があります。

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

〈カンテレ報道への情報提供・取材依頼〉
https://ktv.dga.jp/runner/12942

〈newsランナー〉月〜金・夕方4時45分から放送
https://www.ktv.jp/runner

〈ザ・ドキュメント〉過去のドキュメンタリーを全編配信中!
https://www.youtube.com/playlist?list=PLaIeKE1_j9N80lCQV3gz46Gy6yEQbgdz4

〈カンテレドーガ〉名作ドラマやバラエティー
https://ktv-smart.jp

〈カンテレアーカイブス〉番組 / 実景映像・写真素材の貸し出し
https://www.ktv.jp/archives

Categoría

🗞
Noticias
Transcripción
00:00きょう異例の形で提出された公職選挙法の改正案、その背景にあるのは兵庫県知事選をきっかけに問題となったいわゆる2馬力選挙です。
00:16きょう午前、自民党、立憲民主党など与野党が共同で提出した法案。
00:23特に立憲さんが大変努力をいただいたということで、これはかなり異例のことと理解をいたしております。
00:31予算の編成で対立しがちな与党と野党が異例の協力に踏み切ったのは、あの問題に対する強い危機感の現れでした。
00:42当選を目的としない選挙に今回は臨ませていただいています。
00:47去年秋の兵庫県知事選挙。
00:51斉藤知事の疑惑が争点となった選挙戦で、NHKから国民を守る党の橘党首が、自身には投票せずに斉藤知事を応援するよう呼びかけるという選挙戦を展開。
01:06いわゆる2馬力選挙と呼ばれ、問題となっています。
01:10今月27日告示の千葉県知事選挙でも、NHK党の橘党首が現職の熊谷俊人知事を応援するため出馬すると公表したのに対し、熊谷知事は拒否。
01:282馬力選挙は現行法で禁止されていないものの、本来の選挙のあり方とは異なると各方面から指摘されています。
01:41一方、選挙で当選した斉藤知事は、2馬力選挙について、
01:47選挙制度自体を揺るがしかねないこの事態に、京都府知事や滋賀県知事は、
01:52自分自身が何ができるかを懸命にさせていただいた。
01:56この状況はおかしいとは感じられなかったのか。
01:59本当に毎日毎日自分が何ができるかを必死でやっていたというのが、告示後の17日間でした。
02:06こう繰り返し答えています。
02:10選挙制度自体を揺るがしかねないこの事態に、京都府知事や滋賀県知事など19人の有志の知事は、
02:19選挙の公平性が損なわれているとして、国に対して対応を求める緊急アピールを実施。
02:27さらに、この人たちも。
02:322馬力の選挙にしても、どう考えてもおかしい。
02:39他人の選挙を当選させるために出馬するのはおかしい。
02:46このような動きを受けて、異例といえる与野党の団結が実現したのです。
02:54ポスターの品保持、昨今の2馬力問題、与野党共通の危機感を持っている。
03:02国民の皆様は大変な心配をしている。
03:07きょう提出された公職選挙法改正案の中身はこうなっています。
03:14選挙ポスターで特定の人物を抽象したり、営利目的の内容を掲載したりすることを規制すること。
03:23さらに、不足には他の候補の当選を目的に立候補する、いわゆる2馬力を念頭にした対策も記載されました。
03:36さらに、午後の国会では兵庫県の選挙管理委員長が参考人として出席。
03:43去年の知事選挙について、有権者から2馬力選挙は法律上問題があるのではないかとの指摘が多く寄せられたと明かした上で、一刻も早い法整備を訴えました。
03:57兵庫県だけの一家制の問題ではないと思う。国の法的な形で何らかの形を決めていただかないと私どもとしてはどうすることもできない。
04:14公職選挙法改正案は来週審議入りする予定です。
04:27まずポスターについてですが改正案、特定の人物への抽象など不適切なポスターを規制する、こういったものが盛り込まれました。
04:36そして、去年の兵庫県知事選挙で見られた斉藤さんを応援する私に投票しないで、他の候補の当選目的で立候補する、いわゆる2馬力選挙について今後必要な措置を講じる、こういった記載がされました。
04:50きょう国会で兵庫県の選管、永田委員長ですけれども、2馬力選挙の規制は県の条例では限界がある、法律的に禁止してほしい、こういう発言がありました。
05:02自分自身の当選を目的としないで、他の候補を応援するという、いわゆるこの2馬力選挙について、斉藤さんはどうお考えでしょうか。
05:11自分が当選するつもりないのに立候補するって、そもそもで言ったらおかしな話だなと思うし、今回のことでも、僕子供をお見送りするときに選挙ポスターでひわいな写真とか、全然関係ないポスターを見てもうちょっとは気分が悪かったんで、それがこういうふうに規制されるというのは本当にありがたいなと思うんですけど、
05:32でもこの2馬力に関して言うと、本当にパワーバランスで言ったら後ろ盾がある人と全く初めてこれから立候補しますという人がいた場合、この2馬力っていう手があったかってちょっと一回思っちゃったのが事実で、今回の件に関してもやっぱりそれで選挙に興味を持った方は少なからずいると思うんですよ。
05:52これが正しい形で本当に思いがある形でこの作戦が使われたとしたらどうなるんやろうっていう想像はしたんですけど、だから法律上とかではこれどうなんでしょうか。
06:06平成の問題でもありますよね。戦艦の委員長なんかはもうこれ法律的に禁止してほしい条例では限界があるというふうに言ってるんですけれども、実際こういう改正案が出て実効性はどうなるのかということですよね。
06:22日本の選挙ってお金のあるなしで差が出ないようにっていうのは一つの配慮の中心的なものなんですよね。だからお金がある人がお金に物を言わせてたくさんの運動員と宣伝カーだっていっぱい突き込んでってこれはダメですと。
06:42運動員になって報酬を払ってちゃんと使える人は例えば1日50人までですよと決まってるわけですよ。ところが2馬力でやっちゃうと私がそういう利口をしていると。
06:54ところがもう一人応援する人がいて選挙カーも2台応援の運動員の人も2倍ということになるとずるいじゃないかそれはおかしいじゃないかという法律の規定を選択するということになっちゃう。やっぱりそれは規制は当然必要なんだろうなというふうに思いますね。
07:12こういった議論がこれから進んでいく背景にあるのは何なんでしょうか。
07:16今回の公職選挙の回線はまずポスター問題ですね。これも何とかせなあかんと。夏には参議院選挙もあるのでそこまでにこの問題解決せなあかんというのはそもそもの出発点だったんですけどそのポスターのことを考えている途中にこの2馬力の話が出てきてこれも規制せなあかんじゃないかという話でこっちはまだ今からどういう法律の立て付けにするか議論をしていってもしかしたらこの国会に間に合うかどうかというスケジュール感はあるんですけどとりあえず何とかせなあかんという思いは国会にもありますね。
07:42今の時代に合わせたルール作りというのがこれから急がれます。

Recomendada