• 11 months ago
各地で非常に厳しい寒さが続いているなか、能登半島地震の被災地では、1万8000人を超える人々が避難生活を送っているという状況です。こうした厳しい寒さのなか、ビニールハウスや車の中で過ごす被災者も多くいます。

■ビニールハウスでの生活・体調不良の声も

 今シーズン最強の寒気が流れ込んだ15日、被災地でも雪が強まりました。石川県穴水町では午前中は日の光が差していましたが、午後になると一変し、先が見通せないほどです。

 志賀町では、ビニールハウスに風と雪が吹き付けます。その中では、家に住めなくなった住民たちが身を寄せ合いながら、今も避難生活を送っています。

ビニールハウスに避難する人
「(Q.雨・雪がかなり降っているが、家の心配は?)ありますけど、しょうがないです。こればっかりは。土台が大体崩れかかっているので、本当、また来たら、土台崩れると思う」

 8日に取材した時にも、雪に見舞われていた住民たち。ストーブを持ち込み、地面の上にはゴザやシートなどを敷いて寒さをしのいでいましたが、今もビニールハウスでの生活を余儀なくされていました。

ビニールハウスに避難する人
「(Q.ビニールハウスでの生活は?)大変でございます。実際にこうしていると、ひどいもんですね」

 長引く避難生活。疲労で不調を訴える人もいました。

ビニールハウスに避難する人
「(Q.疲れたりは?)ちょっとあるね。皆さん疲れています。この2~3日、のどがいたくなって」

 輪島市の小学校の校庭には、十数台の車が止まっています。多くの人が車の中で夜を明かしていました。

車中泊する男性
「最初は市役所に避難していました。市役所が復旧活動の拠点になるということで、他の避難所に移動して下さいというタイミングで車中泊に来ました。どうやって暖を取るか、いつも考えている。きょうまで何とかしのいでいるけど、また寒さが厳しくなってくると、確かに厳しいです」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年1月16日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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