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00:00In the 3rd match, we will win the match for 30 minutes in the 3rd match.
00:07私にとっての裏メインイベントが始まります。
00:32飯塚隆の入場で、飯塚隆の入場テーマ曲が流れない違和感。
00:39鈴木実の入場テーマ曲、風に慣れで飯塚が入場してくるという、極めて不思議な感覚です。
00:51衝撃の裏切りからおよそ3ヶ月、鈴木軍、飯塚隆との初遭遇を迎えます。
00:59そしてその舞台は、西武ドーム。
01:05何かが変わったのか、それとも何も変わらないのか。
01:09飯塚隆は再び放送席を襲うのか、襲わないのか。
01:14飯塚は、野上さん三塁側の観客席から降りてきますね。
01:21飯塚はやはり鈴木とは、同じ花道を歩まないというのか。
01:27飯塚隆はやはり何も変わっていないのか。
01:31私の脳内をめぐる9割のマイナスと、わずか1割のプラス。
01:36コントロールできない。
01:38その私の感情のスパイラル。
01:40久々に感じる緊張感です。
01:44初めての襲撃、2010年からちょうど4年。
01:48冬のオリンピックは、バンクーバーからソチへ移りました。
01:53ワールドカップは、南アフリカからブラジルへ移りました。
01:58鈴木リノルが今、リングに上りました。
02:01飯塚は、依然としてゆっくりゆっくりと。
02:04三塁側、観客席の中を練り歩きながら。
02:08この戦いのリングを目指しています。
02:12シェルトン・エックス・ベンジャーズも今、コールを受けました。
02:17初めての襲撃から4年。
02:19時はうつろい時代は変わり。
02:21シャツ破りに手錠に顔面スプレー。
02:24手を返し、縄を返。
02:25どこから湧き出てきたアイデアなのか。
02:27もう、4年も襲われ続けたんだなぁと。
02:30何とも言えない感情が胸に押し寄せてまいります。
02:34あの時はまだ、鐘の雨も降りませんでした。
02:38ギアーオの大抹消もありませんでした。
02:41エアギターでさえも、今ほど進行していませんでした。
02:45加えて言えば、鈴木軍など存在すらしていませんでした。
02:49さあ、飯塚が、飯塚が放送席に今、最も近い場所にやってきた。
02:55出来た!
02:58鈴木実の入場テーマ曲。
03:00風になれはまもなく終わりを迎えます。
03:02終わりを迎えます。
03:05観客席を荒らしながら、
03:11私のもとにやってくるのか。
03:17イーズカタカシとの緊張感高まる距離の中で、
03:24今、放送席を見ることはありませんでした。
03:275.25、横浜アリーナ。
03:36裏切ったイーズカタ。
03:39裏切られた、矢野透。
03:42セーブドームの大きなスクリーンに、
03:57フィンラムプロデューサーと、その肩書きが描かれました。
04:03吉橋、桜庭、矢野。
04:06鈴木のテーマ曲でイーズカが入場してくれば、
04:13桜庭のテーマ曲で矢野が入場してくる。
04:17これまでの新日本の流れからは、
04:20全く想像もつかなかった、
04:22現実が今ここにあります。
04:26マルジュエアイキューレスラーと、
04:28本物のプロデスアイキューレスラーの合体。
04:32吉橋を含めたアイキュータッグ。
04:36矢野透が中山さんに、
04:38自らのDVD見たのかと。
04:40中山さん、ご覧になったんですか?
04:42この間いただきましたから、
04:43ちゃんとパッケージはしっかり読みました。
04:45なるほど。
04:46まだ中身は見ていないということで、
04:48楽しみにしています。
04:53そういえば矢野透は、
04:54桜庭和志が救出に来た時、
04:57お前が次の次回作のDVDに出るならば、
05:01これはお前と組んでやってもいいと、
05:03言い切った男です。
05:06桜庭和志が鈴木実に1連。
05:11鈴木実と対するというその1連で、
05:14桜庭和志と矢野は同じ思いでいます。
05:16戦いのゴングを前に鈴木が仕掛けました。
05:20今、戦いのゴングが打ち鳴らされました。
05:25鈴木軍、鈴木実、
05:26藤木実、
05:27藤井、
05:28藤井、
05:29藤井、
05:30藤井、
05:31藤井、
05:33藤井、
05:34藤井、
05:35藤井、
05:37柴田さん、まずはじめにですけれども、飯塚は放送席に来ませんでした。
05:45一滅しただけだったですね。
05:48とてつもない緊張感だったんですけれどもね。
05:50これでますます恐怖感が増してしまうかもしれませんね。
05:53来るのか来ないのかという緊張感の、
05:56油断はできませんよ。
05:58そのTシャツは危ないですよね。
06:01中山さんもある意味ドキドキしながら放送席に座っています。
06:04水塚選手が来る、そして僕の隣には野波アナがいる。
06:08非常にヤバい僕は席にいるわけですよね。
06:11大変な状況ですからね、放送席に襲撃されると。
06:14まだまだ安心できますよ。
06:16すぐ目の前にいますんでね。
06:18ちょうど放送席の目の前が青コーナー、鈴木軍のコーナーです。
06:21永遠に集中したいんですけどね。
06:23よくよくフロアディレクターからリングに集中というカンペが出されます。
06:29シェルトンXベンジャミンが吉橋にエルウォーを見舞って詰めていきます。
06:35ラリアットかわしていくところ、ヘッドハンターで捉えていきました吉橋。
06:40依然として飯塚は上が両を突きながら、そうなんです。
06:47今中山さんの目の前を飯塚が通過をしていきました。
06:51柴田さん、中山さん。
06:52あえてリポート席からちょっと入れさせていただきたいんですが、
06:55ここのところの野波さんはですね。
06:57ちょっと待ってください。
06:58鈴木がですね、今タランチラ式の腕引きで指まで決めていきました。
07:02寺川さんどうぞ。
07:03野波さんはもう襲われるという毎回の恐怖よりも襲われるかもしれない。
07:07いつ襲われるかわからないという恐怖で、もう打ち震えるようなそんな日々の実況準備をしているわけなんですよね。
07:14柴田さん。
07:15そうですよね。
07:16飯塚が攻めてますよ。
07:17野波さん。
07:18これはまさに。
07:20飯塚選手というのはタッグパートナーでしたよね。
07:22以前で。
07:23それをこのえげつない攻撃するわけですよね。
07:25いや、飯塚隆の歴史は裏切りの歴史です。
07:27かつては天山ひろよしと友情タッグを組みました。
07:30天山を裏切って、ケイヨスに入ってこの風貌になって、
07:34ようやく見つけた本物のタッグパートナー、矢野徹をも裏切っていったわけです。
07:38何も考えていないというのは本当じゃないでしょうかね。
07:41飯塚の場合はね。
07:42もう目の前にいる敵を潰すことしか考えてませんよね。
07:45考えてないのかもしれません。
07:47それも。
07:48暴れたいだけかもしれませんよね。
07:50飯塚隆はケイヨスに寝返ってから言葉を封印しました。
07:55ですから何を考えているのか、本当に私たちは想像すらすることができません。
08:00飯塚は鈴木君と行動を共にしてませんのでね。
08:03そうですか。
08:04こういう会場、リングサイドでは試合では組んでますけれども、
08:08たまたまケイヨスから鈴木君に移籍したということであって、
08:12飯塚にしてみればあくまで暴れるための手段でしかないのかもしれませんね。
08:17そう考えると、やはり収まることはないのかという、
08:22そうした想像の中でさらに恐怖感が高まってきます。
08:26リング上は吉橋、そしてシェルトンX、ベンジャミンです。
08:29ベンジャミンはG1開幕唯一の4連勝。
08:33しかしそこから5連敗。 最終戦が勝利をものにしたものの。
08:395連敗もありましたけれども、山崎さん。
08:42本当にこのベンジャミンのポテンシャル、身体能力という高さを
08:45まずまずと見せつけた夏になりましたね。
08:47もう前半はね、ぶっと連勝連勝で、このまま思いを負け知らずで
08:53優勝してしまうんじゃないかという勢いでしたもんね。
08:57そのベンジャミンから飯塚にタッチが行われています。
09:00かつて矢野徹と、ちょっと待ってください。危ないですよ。危ないですよ。
09:05プロレスのプロデューサー、篠原プロデューサーの椅子を奪った。
09:10私でもなく、解説陣の皆様でもなく、中山さんの椅子でもなく、プロデューサーの椅子を奪いました。
09:19これはやはりあえて、柴田さん。
09:24私とは距離を置くというメッセージじゃないですか。
09:27そうですかね。
09:28だといいんですけど。
09:29じわりじわりと近づいてますよね。
09:31そうですね。
09:32鳥感縮まってますよね。
09:33じい柴田さんですよ。
09:35順番からいくと。
09:36僕、何度もやられてますので。
09:37プロデューサーの隣は柴田さん。
09:39そう考えていきますと、柴田さん、山崎さん、中山さん、そして私という順番ですから。
09:43最後に。
09:44そう思わせといてかもしれませんしね。
09:47そうですよね。
09:48両端から徐々にいくのかもしれませんから、そしたら次野上選手。
09:51野上選手。
09:52いつダニエルしてくるか分からないのが飯塚ですからね。
09:55大変な緊張感の中でお伝えをしていますが、ここも今タッチロープですね。
10:01いつの間にやらタッチロープ。
10:04このタッチロープを用いて、ちょっと待ってください。
10:07吉橋の表情が青ざめてきました。
10:12タイガー、服部が制止します。
10:14吉橋もG1に出られなかったということで、悔しさを秘めてますよね。
10:18毎日練習していたそうです。
10:21吉橋と岡田は同じ時期に海外から外戦をして、一方の岡田はチャンピオンになって、今日優勝決定戦は戦います。
10:28そういった悔しさも、中山さん当然あるでしょうかね。
10:31あるでしょうかね。
10:32そういう意味でこの試合が非常に重要になってきますよね。
10:36ヘビー相手でも俺はやるんだっていうところをね。
10:39この飯塚との戦い。
10:42左の腕でガリアットを叩き込んでいきました。
10:47吉橋と飯塚は勝って共闘していたケイヨス同士の仲間。
10:54かなり矢野選手もね、呼んでますね。
10:56イライラしてましたからね、この飯塚選手に対して。
11:00そしていきます。
11:011、2、3、4、5秒。
11:04ちょっと時間かかりましたね、今日はね。
11:065秒かかりました。
11:07まあ、それでも十分速いわけですけれども。
11:10もっと速いという記録もね、矢野徹は持っているわけですけれども。
11:142秒台ってなりましたね。
11:16本当ですか。
11:17柴田さんのストップウォッチでは2秒台と。
11:20はい。
11:21ヘビー相手のストップウォッチでは2秒台と。
11:23ここは自らがハイダー。
11:26キャラグむき出しのコーナーに打ちつけられながら。
11:30さあ行くか、出るか、セーブドーム。
11:35矢野徹。
11:36ざわめ消えていく。
11:39これも本間選手のこけしと同じようになりましたね。
11:41完成するとみんなが喜ぶという。
11:43なるほど。
11:45ルーまでなかなかいけないですね。
11:47ここが違うんだ、この野郎。
11:49マンハッタンドロップを打ち抜いていく。
11:51ああ、返していった。
11:54矢野徹が今、頭を行くさせて、ここが違うんだよとアピールをしたもののすぐさま、中山さんにやられ返されましたね。
12:01まあ、あの、飯塚選手もね、非常に派手なね、場外ラントが目立つんですけど。
12:06いやー、ちょっと待ってくださいよ。
12:08いきなり空気が変わったぞ。
12:11鈴木桜庭。
12:14張り手の打ち合い。
12:16うわー。
12:18鈴木は思われましたね。
12:21張ってこいという鈴木。
12:23桜庭が返していきます。
12:24うわー、右の張り手。
12:26強烈な一撃が桜庭の左の方を捉えました。
12:302人とも顔面が真っ赤に染まってますよね。
12:33好調する顔面。
12:35しかし、ここは桜庭が左の腕を取っていきます。
12:38まあ、山崎さん、この2人の因縁というものは、一気に西武ドームが静まり返りましたけれども、本当に緊張感、緊迫感が高まりますね。
12:47こういう打撃もね、サフミッションも、やっぱりこの2人ではなきゃできない試合っていうのがありますよね。
12:54中山さんの空気が変わったっていうのをちょっと肌で感じました。
12:57アキレスの取り合いが早いですよね。
13:00腕の取り合い、ハイレベルの攻防。
13:04すかさず足に転換していった桜庭。
13:071つ張り手を入れてからのアキレス剣固め。
13:12しかし、鈴木が上になります。
13:13今度は、桜庭の首を捕まえて、シューッと回っていったスリーパー。
13:19グラウンドからスタンディングへ。
13:212人とも攻めただけじゃなくて、守備も上手いですからね。
13:24守りもね。
13:25何かこう、守りながら攻めるというか。
13:27ここでカットが入ります。
13:29うわぁ、放送先の目の前です。危ない!危ない!危ない!
13:35今この瞬間、最も飯塚と距離が近づきました。
13:45そして、リング上は腕しぎです。
13:48桜庭和志の腕しぎ十字。
13:51腕しぎ十字が鈴木の右腕を捕らえた。
13:55両方とも関節の使い手ですから、ディフェンスの仕方、逃れ方っていうのを分かってますよね。
14:02入り方もね、逃れ方もよく知ってますからね。
14:05早いですよね、やられた時の対応が。
14:08どう決めれば効くかというのが分かっているわけですね。
14:11腕の角度であったり、あとはポジションですよね。
14:14自分のポジションがどこにあるのかということから、逃げの速さですよね。
14:18桜庭和志が、右の腕しぎ十字から、今度は左のアームロック。
14:26桜庭和志がちょっと頭に来てますかね、山崎さん。
14:33そうですね。
14:34ちょっと待ってください。
14:36鈴木稔のこの表情です。
14:39桜庭和志が苦悶の表情を浮かべている。
14:43セカンドロープとトップロープの間。
14:46何も。
14:47鈴木選手って、ロープを使って相手を動けないようにして、逃げさせないというかね。
14:52そういうところがうまいですよね。
14:54これは山崎さん、あえてこういう攻撃を見ましてるわけですね。
14:57これは、もちろん監督上で。
14:59さあ、レフェリーが要求してますよ。
15:00さあ、レフェリーが要求してますよ。
15:01さあ、ちょっと。
15:02あ、ちょっと。
15:03僕、要求しましたね。反則ですね。
15:04今。
15:05今。
15:06反則です。
15:08レフェリー、引き飛ばしましたからね。
15:09レフェリーですね。
15:10なるほど。
15:11レフェリーが止めにかかったにもかかわらず、鈴木がレフェリーに暴行を働いたということで。
15:17レフェリーストップです。
15:19反則によって、鈴木が敗れるという形になりました。
15:25離しませんね、ミノル。
15:27ちょっと待ってくださいね。
15:28飯塚は放送席には来ませんでした。
15:31最後の最後まで放送席を襲うことはありませんでした。
15:33ただ、これね、反則なんですけど、ロープを使ってこういうことをすることはね、桜庭の頭にはないんですよ。
15:40ええええ。
15:41だから、プロレス頭としてはやっぱりね、鈴木のローが上なんですね。
15:46なるほど。
15:47桜庭にとっては、こうしたロープ攻撃という、ロープを絡めた関節というのは、未知の領域といいますか。
15:54これがないんですよ。
15:58新日の若手がかけられましたけど、即座にリング下で倒れてますからね。
16:04相当のきつさでしょうね。それをずっと桜庭選手かけられてましたから。
16:10新日本プロレスのヤングライオン、小松選手があっという間に落とされました。
16:16それをずっと受け続けた桜庭一史。
16:22試合は9分42秒。
16:25結果的には鈴木軍の反則ということで、矢野桜庭吉橋組の勝利となりましたが、しかしまだ、まだ戦いは終わらない。
16:34ゴングを聴いても、レフェリーストップを迎えても、まだ戦いは終わらない。
16:41鈴木の方から仕掛けていきました。
16:44また維持になってますよ。
16:47これ一方の桜庭もですね、矢野と組んだのは鈴木実が本当にムカつくからと柴田さん、そう言い切りましたよね。
16:53はい、そうでしたね。ただ桜庭君ね、もっとガンガン行ってほしい気がしますね。
16:57そうなんですよ。もっともっとね、これだけやられちゃったんだから。
17:00もっと来いっていうね、鈴木実のメッセージだと思いますよ。
17:05鈴木のメッセージを桜庭はどう受け止めるでしょうか。