will u forgive meh
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00:00DTO作戦の計画書を手に入れて 理事長に訴えようという作戦も失敗に終わり
00:07俺たちは退学を待つだけの身となった
00:11もはや逆らう気力も怒りも そして悲しみさえも感じることなく
00:18みんなの心は完全に折られていた
00:23キヨシ殿!どうせトイレ掃除をするなら 用を達してから掃除をすればまさに一石二鳥でござるぞ!
00:30ただ一人を除いて
00:32何が一石二鳥なの?
00:35いいんだよ
00:36さすが学徒だな 名案だよ
00:38さあ皆の者!用を達すのでござる! 所詮のアイデア今だけ無料でしようけでござる!
00:44あれは心が折れたというより壊れたらしい
00:49彼らは完全に退学を受け入れたようですね
00:53こちらが拍子抜けするほど従順です
00:56あと数日でようやくクズどもを学園から排除できる
01:00スッキリしますわね
01:06はい
01:18はい
01:49はい
01:52はい
01:55はい
01:57はい
02:00はい
02:02はい
02:04はい
02:06はい
02:08はい
02:10はい
02:12はい
02:14はい
02:16はい
02:19はい
02:21はい
02:23はい
02:25はい
02:27はい
02:29はい
02:31はい
02:33はい
02:34はい
02:42男子の給食です
02:44ご苦労
02:48明後日、理事長が認可し貴様らの退学が正式に決定する
02:55かつてアメリカのテキサス州では死刑州に最後の晩餐を選ばせていたという
03:00言ってみれば明後日は貴様らの死刑執行の日
03:04さあ、食いたいものを言え
03:06え、じゃあ僕はハンバーグ
03:09ステーキだ
03:10俺はカツ丼、いつもの通りのメニューだ
03:13クソメガネ、貴様は?
03:15貴様せよ、バッタの掛け上げる天丼が食べたいでござる
03:18無論特上でござるぞ
03:20よかろう、許可する
03:21許可するのか
03:23あの、僕メニュー変更してもいいですか?
03:26なんだ
03:27前菜に副会長様のムチ、メインディッシュにトーキックとストンピングの嵐
03:32最後にデザートとして副会長様の唾をいただきたいのですが
03:35食い物以外は却下する、以上
03:38明後日が最後の日か
03:42千代です、お元気ですか?
03:44って、元気なわけないか
03:46もし返事がかけるならパンを少し残して
03:49その中に手紙を入れておいてください
03:52千代ちゃん、なんていい子なんだ
03:55クソ、彼女ともお別れなんて
03:57見たでござる
03:58皆の中、気をするな女子から手紙をもらっていたでござる
04:02まあいいんじゃね
04:04うん
04:05どうせ、こんなのもう終わりだもんな
04:09終わり?
04:10確かにそうでござるな
04:12これを使えば大学を取り消しにできるでござるからな
04:17見えたでござる、活路が
04:19ガクト、お前、まさかわざとおかしくなったフリをして
04:23大石倉之介みたいじゃ
04:25行かせ
04:27早く教えてよ、その作戦
04:29我々も残魂の中に紛れてここを出るのでござる
04:32上手はスプリン、下手はパンクスに紛れて
04:34さあ、皆の仕事を始めよう
04:36上手はスプリン、下手はパンクスに紛れて
04:38さあ、皆の衆、早く脱出するでござる
04:41この抑圧された世界から
04:44さすがガクトだ、すごいや
04:47ねえ、あんたよ
04:53あと二日か
04:55千代ちゃんありがとう、そしてさようなら
05:00明日、本当に大学になっちゃうのかな、木吉くんたち
05:06はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ
05:13貴様らの最後の晩餐だ
05:15感謝して食せ
05:17こういう味され
05:18やはり小生のが一番うまそうでござるな
05:21ガクト、それ本当に食べる気かよ
05:24冷静になれよ、バッタだぞ
05:26マジでやめといたほうが
05:28お腹壊さない
05:29シャラー、ドンタチマイバッタ
05:32どうか、貴兄たちは正々堂のデリシャスなディナーを奪う気でござるな
05:36かくなれ上は、殺す気でかかってこいやで!
05:39やっかまして!
05:41黙って食え!
05:43ああ、こんな柔らかい肉、初めてだよ
05:46ああ、うめえぜ
05:48好きなもん食えるなんて、最高だよな
05:51また未来のない手紙でござるか
05:54まったく清人はとんどい色ぼけプリズナーでござるな
06:02おい、大丈夫か?
06:04どんだけ破壊力あるんだよ
06:06ひらめいた、でござる
06:09脱出する方法がひらめいたでござる!
06:11バッタ身でも乗って脱出するのか
06:13バカと言ってる場合ではござらん!
06:14さっさと食事を済ませて!
06:19なんてござる、このクソまずい食い物は
06:21何言ってバッタの天丼だろ
06:23バッタ?なんでそんなものを!
06:25ひどい誰かの嫌がらせでござるか!
06:28何言ってんだ、お前が食いたいって言ったんだろ
06:31そんなこと言った思いはないでござる!
06:33お前、まさか正気に戻ったのか?
06:36正気も何も、なぜ生成だけこんな下手者を!
06:40そんなのどうでもいい!
06:41ガクト、何か思いついたんだな
06:43うん、清人が清殿からもらった手紙を見て思いついたでござる
06:48最後の脱出方法を
06:51お仕事中でしたか、理事長
06:53うん、ちょっとした雑務が残っていて、ね
06:57雑務ですか?
06:59雑務
07:00貴様
07:02まあいいですわ
07:03明日はあの学園のクズどもに退学を言い渡す日です
07:07滞りなく業務及び進行の方をお願いします
07:10ああ、わかっている
07:12さあ
07:13それと、その雑務とやらは校内ではやめていただけませんか
07:18汚らわしいので
07:19ん?
07:20失礼します
07:22ブラインドが必要だ
07:24なっ
07:25という作戦でござる
07:27早速明日から動くでござるよ、皆の者
07:31小生のあまりの明暗に驚き、言葉もないようでござるな
07:35いや、そうじゃなくて
07:37ん?
07:38どう考えても無理だぞ、それ
07:40無理を承知でやるのでござる!
07:42だから、明日俺たち退学になるんだよ!
07:44は?
07:45明日、明日、明日、明日、明日、明日、明日、明日、明日、明日、明日、明日、明日、明日、明日、明日
07:50は?
07:52なんと!
07:53そんなに比率が立っておったのでござるか!
07:55どうするでござる!
07:56この作戦にはどう考えてもあと二日は必要!
07:59どうするって俺たちの方が聞きたいぜ
08:02明日の朝に退学となると、この作戦は無理でござる
08:06食事の時間は終わりだ
08:08今から貴様らに書いてもらうものがある
08:11退学願いだ
08:13しかし、貴様らがいなくなると、この学園もまた静かになるな
08:18まさか、俺たちがいなくなると寂しいと
08:22ふん、まぁ、正々堂々
08:29わなわなと震えて、まさか我々がいなくなると寂しいと
08:34副会長殿、涙を拭くでござる
08:36我々も副会長殿との触れ合いの日々を忘れることを
08:39くそっ、食べ物をその血にするんじゃない!
08:44退学願いを書いておけ、クズども
08:48一瞬甘いことを考えたけど、全然違ってた
08:52頭は大丈夫か、学徒
08:54大丈夫なわけないでござる
08:56休んでる時間はない、さっきの作戦、実行に移そう
09:00無理でござる、小生の作戦にはもっと時間が必要なんでござる
09:05何とかする
09:07何とかって、もう移せなんかないぞ
09:10理事長に探願書を書くんだよ
09:13理事長に?
09:14そうだ、退学願いと一緒に探願書を付けるんだ
09:18俺たちが裏生徒会のDTOっていう罠にはめられたと訴えれば
09:22そうか、その調査のために日数を稼げるかもしれないでござるな
09:27執行が延期されれば
09:29その間に、学徒君の作戦でDTOの証拠が手に入るかも
09:34でもよ、望み薄すぎね
09:36思い出せ、慎吾!
09:38俺たちはまだこの河原を去るわけにはいかないんだ
09:41少なくとも夏の濡れTコンテストまでは諦めちゃダメだ
09:46それともお前濡れT越しの乳首を見たくないのか
09:50見たいさ、見たいに決まってるじゃねえか
09:53聞こえねえよ、何が見たいって
09:56乳首が!濡れTシャツ越しのぼっきりした乳首がすげえ見たい!
10:01なら、最後まで希望を捨てるんじゃねえよ
10:06何か忘れてる気がするんだよな
10:11保健室、あの時の
10:14何だろう、なんか取り返しのつかないことがあったような
10:19分け合えたかクズども
10:21はい
10:23何だこれは
10:25探眼書、です
10:27探眼書だ?
10:29無駄だとは分かっていますが
10:31僕たちの反省を理事長に読んでいただきたくて
10:34お願いします、僕たちの最後の気持ちなんです
10:38無駄を承知で哀れなものだな
10:41いいだろう、許可する
10:43ありがとうございます
11:02遅い
11:04朝食どころか誰も来ないとは
11:07所詮たちは本当に今日で退学になるのでござろうか
11:11探眼書を読んで理事長がここに来てくれるかどうかだな
11:15やっぱ無理だったのかな
11:17大丈夫だよ、きっと読んでくれてるよ
11:20じゃあ何で理事長は来ねえんだよ
11:23それは
11:27副会長ってことは
11:30予定通り、貴様らは本日をもって退学となる
11:34全員牢から出ろ
11:36寮に残してある貴様らの荷物を全て運び出すことを命じる
11:41最後の仕事だ、貴様らの痕跡
11:44本校に髪の毛一本、塵一つ残すな
11:49こ、これは
11:51酷いでござるぞ副会長殿
11:54探眼書を破り捨てるのは
11:57酷すぎる!話が違うでござる!
12:00死後は認めん、黙って歩け
12:07あいつら男子も今日で退学か
12:10結局清のバカに仕返しできなかったな
12:13ま、最後に会ったら腹パンでも食らわせて勘弁してやるっ子
12:18なんだろう、昨日も何か思い出しそうになった
12:22なんで
12:27もうちょい
12:41これで全て終わり
12:43あなた達にとってはまさに十三階段ね
12:47何か言い残すことはありますか?
12:51彼らの最後の言葉は
12:54私が聞こう
13:00理事長、何故理事長がここに
13:03探眼書は私が破棄したはず
13:08貴様、何をした
13:10さあ、プリズンに戻りたまえ
13:13君達に話がある
13:15茶を一杯もらえるか
13:18な
13:19あ、はい
13:21何で理事長が来てくれたんだ
13:23わからんでござる
13:25探眼書は副会長が破り捨ててしまったでござる
13:28奴らめ
13:30一体どんな手を使ったのだ
13:33ダミーさ
13:34ダミー?
13:35ああ、俺達が書いたあの探眼書はダミーだった
13:39俺の本命は退学願いだったんだ
13:42探眼書を捨てたからこそ副会長は満身して
13:45退学願いは細かくチェックしないと踏んだんだ
13:49よくわからんが多分そういうことだ
13:51で、退学願いには何て書いたでござる
13:54それは
13:56メッセージは受け取ったよ
13:58だが、はっきり言っておこう
14:00教育者として私は脅迫には屈しない
14:04と
14:05脅迫?
14:06やはりあれは理事長にとって後ろめたいことだったんだな
14:10理事長の言い方は
14:12理事長の言い方は
14:14やはりあれは理事長にとって後ろめたいことだったんだな
14:18理事長を揺り出すには
14:19理事長を揺り出すには
14:20あの時見たことを使うしかなかった
14:22それを切り札に理事長に退学延期の取引をするんだ
14:25くそ、ここからでは聞き取れん
14:34この
14:35奴
14:36清野野郎は
14:38どこー
14:40誤解です
14:41こうでもしないと話を聞いてもらえないと思って
14:44僕ら本当に裏生徒会にはめられたんです
14:47その話ならもう聞いたが
14:49信じるに値する証拠がないのだ
14:52ろ?
14:53それはまだ
14:54でも
14:55あと1週間!
14:56いや、3日あれば証拠を見つけられるでござら!
14:59なるほど
15:00君らはその証拠集めのための時間が欲しい
15:04つまり退学の延期を求めているのだ
15:07ね
15:08では
15:10尻と胸
15:11どちらが好きか
15:13ね?
15:15尻と
15:16胸ですか?
15:17尻と胸
15:19だ
15:20どちらかと言えば小生は
15:23ガクト、みんな
15:24ここは俺に任せてくれないか
15:27清野さん
15:28今理事長は俺たちを試しているんだ
15:31思い出せ
15:32あれは確か
15:34そうだ、あれは
15:37尻が好きです
15:40意見が合う
15:42な
15:44私の人生のモットーを一つ教えよう
15:47尻好きに悪い人間はいない
15:50だ
15:51当たった
15:53それでは退学の延期を認めてくださるのでござるな
15:56いや、まだ認めるわけにはいかん
15:59な
16:00君たちが本当の尻好きかどうかまだ分からないのだから
16:05なぜ尻なのか
16:07な
16:08本物の尻好きなら答えられるはず
16:11なぜ胸ではなく尻なのか
16:14この答え一つで
16:16俺たちの人生が決まるのか
16:19これはまるで
16:21スピンクスの謎かけでござる
16:23朝は四本足
16:24昼は二本足
16:25夜は三本足になるもの
16:27なーにって
16:28あれ
16:29そう
16:30そしてその問題に正解できなかったものは
16:33スピンクスに食い殺されたという伝説でござるよ
16:36この答え次第で俺たちも
16:38退学ってことか
16:40だが逆に言えば
16:41この問題を乗り切れば
16:43俺たちは生き残れるってことだ
16:45ああ
16:46清の言う通りだぜ
16:48俺もそう思ってたところだ
16:50五人の知恵を合わせれば何とかなるかも
16:52だめ
16:53だ
16:54相談は不要
16:56己の思考を語るときに公約数的な答えなど何の意味もない
17:02内よりは聞いてる欲求の理由
17:05私はそれが聞きたい
17:07妙だ
17:08清君
17:09君が好きだと言ったのと君が答えたの
17:13ええ
17:14落ち着け花
17:16どいて
17:17中にいるんでしょ馬鹿清は
17:19待て
17:20その物騒なものを捨てろ
17:21一体何があったのだ
17:23何がですって
17:24何だそりゃ
17:25あの
17:26あれが
17:27あたしの
17:28あの
17:29あそ
17:30殺してやる
17:31やつを殺してあたしも死ぬがや
17:34まずい花をこのままにしておいては我々浦西都会の立場まで危うい
17:44許せ花よ
17:46さて
17:48だめだ
17:50何も思いつかない
17:51だって俺は本当はお尻よりおっぱいの方が好きなんだから
17:56おっぱいの良さならいくらでも言えるぞ
17:58乳首がある
17:59落ちしが出る
18:00お尻より断然柔らかい
18:02だめだ
18:03どう考えてもお尻がおっぱいより良いところなんて思いつかない
18:07スフィンクスの謎かけに英雄オイディプスが出した答え
18:11それは人間
18:13生まれた直後はハイハイする赤ん坊
18:15成長して二本足で自立し
18:17老後は杖を突くから三本足
18:20清殿
18:21なってみせるでござる英雄オイディプスに
18:23ガクト
18:24悪いけど少し黙っててくれないか
18:27今そんなうんちく聞いてる余裕ないんだ
18:29すまんでござる
18:30待てよ
18:31考えすぎてはダメなのか
18:33そうだ
18:34好きに理由なんてない
18:35なぜ山に登るのかと問われた登山家が
18:38そこに山があるからと答えたように
18:40そこに尻があるからでいいじゃないか
18:42少しヒントのようなものを出してあげよう
18:45か
18:46かつて私は様々な地でこの質問を繰り返し
18:49そして様々な人間に失望してきた
18:53好きに理由なんてないという答え
18:56に
18:57ノーリズム
18:58ネオ理由
18:59はたまたジョージマロリーよろしく
19:01そこに尻があるからとも
19:03だが尻が好きだと口にした以上理由がないなど
19:07ただの逃げ工場
19:08時間は十分に与えた
19:10そろそろ君の答えを聞かせてくれるか
19:13な
19:14ダメだ
19:15もう何も思いつかない
19:24お尻
19:25なぜ窓からお尻が
19:28いや違う
19:29あれは
19:32おっぱいだ
19:33副会長のケツのようなおっぱいだ
19:36いったい中で何の話をしているんだ
19:39似ている
19:40人間の成長
19:41人類の進化
19:43似ている
19:45お尻とおっぱい
19:46そうだ
19:47おっぱい
19:48おっぱい
19:51人類が
19:53四足歩行の頃
19:55目の前にあるのは
19:58尻だった
20:00そして
20:01人類が二足歩行を始めた時から
20:03尻は人の目の前に突き出されることはなくなり
20:06その代わりに
20:08僕らの目の前に現れたのは
20:10おっぱい
20:11女性はお尻の代わりとして
20:13胸を大きく膨らませたんだ
20:15本来の生命の源は
20:16お尻
20:17おっぱいはその代用品なんだ
20:19所詮おっぱいなど
20:20お尻の前物に過ぎないのです
20:22コピーかオリジナルか
20:23どちらかを取れと言われれば
20:24当然僕はオリジナルを取ります
20:26進化の過程で
20:27前面に張り出たおっぱいによって
20:29奥へ後ろへとお尻は隠された
20:31だがしかし
20:32そこにその奥いかしさに
20:33お尻のエロ
20:36君が本物の尻づきだということは
20:39十分伝わった
20:40グレートな答えだ
20:42同行の死
20:43いや
20:46それはつまり
20:47言ったはずだ
20:49尻づきに悪い人間はいないと
20:52大学は延期
20:53だ
20:57なんだと
20:58ただし
20:59君たちに与えられる猶予は
21:00一日だけ
21:02だ
21:03それは短すぎるでござる
21:04せめて三日は
21:05男が本気になれば
21:07一日でも何かを成すことは可能
21:10だ
21:13大学の延期とはどういうことですか理事長
21:16彼らの大学が適当なものか
21:18一向の余地があると判断したの
21:21だよ
21:22彼らの大学は当然です
21:24今さら何を
21:25会長
21:26それは学生の君ではなく
21:27私の判断すること
21:29それとも
21:30たった一日の延期で困ることでもあるのかね
21:35では失礼する
21:37よ
21:39あの
21:40ありがとうございました
21:42おかげで助かりましたよ
21:44副会長
21:47何とか助かったでござるが
21:49たった一日だけとは
21:51落ち込んでる場合じゃない
21:53俺たちはさっきまで
21:55死刑執行寸前だったんだ
21:57でもその闇の中で
21:59今ほんの少しだけど
22:00巧妙が見えた
22:02すごく細い雲の糸かもしれないけど
22:04脱出への取っ掛かりを手繰り寄せたんだ
22:07気がしたの
22:08その通りだね
22:10分かってるさ
22:11巧妙の先にあるのは
22:13俺たちの未来
22:14そして
22:15ヌーティーコンテストだ
22:17落ち込んでる場合じゃない
22:19うん
22:20さあ皆の衆
22:22俺たちの考えた作戦
22:23何としても今宵結婚しろえ
22:25成功させるでござる
22:27おーい
22:28なぜ延期になったのです
22:30あなたはなぜ囚人に礼を言われるのです
22:33分かりません
22:34分からない
22:35あなたはプリズンでの会話を聞いていたのでしょう
22:38それが
22:39理事長と奴らの会話のほとんどが
22:42その
22:43尻の話でして
22:45とにかく
22:47たった一日だろうが
22:49彼らには何もさせません
22:51その最後の一日
22:53この私にお任せください
22:55あのクズどもに
22:57何もさせません
23:15誰かを好きになることは
23:18遺伝子に仕組まれた罠
23:21欲望はすでに始まっているのさ
23:28いろいろあります日常
23:31ウェロウェロあります純情
23:35ガップリ大津で胸を締め付けるよ
23:41触るんじゃない
23:42触らせろ
23:43ハート
23:45こじ開けて
23:46こなしめて
23:47ハート
23:48全神経が従順にフォーリングダウン
23:55あなたが欲しい
23:58全てを知りたい
24:02俺たちの夢
24:04溶かしてよ
24:09愛などいらない
24:12やっぱりください
24:15思春期にかける手錠はないのさ