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新型ロケット H3 ~苦難のエンジン開発 燃焼の記録~

日本が30年ぶりに新規開発を進めている大型ロケットH3。2回の打ち上げ延期を経て、いよいよ本番が近づいている。開発の過程に密着し、エンジニアたちの苦闘に迫った。

開発で最も困難だったのは、世界で初めて採用するメインエンジンのシステム。ロケットビジネスの国際競争が激しくなる中、コストダウンと高い打ち上げ成功率を維持するために考え出されたものだった。エンジンの振動を制御し、一点の曇りのないロケットを作り出すため、エンジニアたちは燃焼試験を繰り返す。そして2022年11月、最終の試験を無事終え、本番に挑むことになった。

【語り】小田切千,【声】金光宣明

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