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映画『スパイの妻』予告編
主演 蒼井優 × 名匠 黒沢清『スパイの妻』。愛と正義の行方は、幸福か陰謀かー!?ヴェネチア金獅子賞を狙う超一級ミステリーエンタテインメント、90秒予告編が完成!!2020年10月16日より新宿ピカデリー他にて全国公開。

太平洋戦争前夜。時代の嵐が、二人の運命を変えていくー。
1940年。満州で偶然、恐ろしい国家機密を知ってしまった優作は、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡子は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく…。

国家機密を知った優作(高橋一生)とその妻・聡子(蒼井優)。二人に疑いの視線を向ける憲兵・泰治(東出昌大)。信じるべきは一体誰なのか!?予告編が解禁!

国家機密を知った優作と、愛する夫を信じる聡子だったが、やがて自らもその機密を追うことに…。そこに現れる女の死体。泰治が二人の動向に疑いの目を向けはじめる。そして、怪しげに画面に浮かび上がる「満州から連れ帰った女」「油紙に包まれたノート」「金庫にフィルム」の文字…正義、欺瞞、裏切り、信頼、嫉妬、幸福が入り混じり、物語は疑心暗鬼に渦巻いていく。そしてついにスパイ疑惑で連行される優作。「誰が通報した?」の優作の問いに「あなたもよくご存じの方だ」とゆっくりと答える泰治。一体誰が通報したのか?果たして夫婦は愛を貫けるのか、それとも…。日本映画界の第一線で活躍する役者陣の鬼気迫る演技に目を見張り、一筋縄でいかない物語に手に汗握る。さらに本作で初めて映画音楽を手がける長岡亮介の壮大な旋律が、映画をより一層盛り上げる。この秋、最も注目する超一級のミステリーエンタテインメントに、期待が高まる予告編となっている。

日本を代表する映画監督であり、世界中にファンを持つ黒沢清の最新作『スパイの妻』。脚本を手掛けたのは、黒沢自身と濱口竜介(『寝ても覚めても』)、野原位(『ハッピーアワー』脚本)の3人。また、「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、浮雲名義で「東京事変」のギタリストとしても活動している長岡亮介が、映画音楽を初めて手掛け、映画世界の奥行きをさらに広げている。

主演は数々の受賞歴を誇る、実力派女優・蒼井優。儚げでいて芯の強さを持ち、夫を愛し抜く聡子を圧倒的な存在感で演じている。『ロマンスドール』に続いて蒼井と夫婦を演じるのは高橋一生。正義の遂行のために手段を選ばぬ純粋な優作を魅力的に体現した。夫婦を取り巻く役者も日本映画界を代表する俳優たちが集結している。理不尽な歴史の前に、ささやかな幸せが揺らいでいく…。混乱を経た今の日本が刮目して観るべき傑作が誕生した。

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