• 4 年前
映画『いざなぎ暮れた。』予告編
注目の若手俳優・毎熊克哉と武田梨奈がダブル主演する映画『いざなぎ暮れた。』。“神様に一番近い港町”で弾丸ドライブ!スリルとブラックな笑いに満ちた破天荒なロードムービー。

“神様に一番近い港町”を、崖っぷちの男と女が弾丸のように駆け巡るというストーリー。太古から2680年以上続くとも言われる神聖な祭り事・諸手船神事(もろたぶねしんじ)が行われる町・島根県松江市美保関町は、“神様に一番近い港町”と呼ばれている。その神話が息づく港町の詩情の中で、実の親戚にオレオレ詐欺をするという、ブラックでスリリングな話が描かれる。

本作の主人公・ノボル役を演じる毎熊克哉は、2016年、映画初主演作『ケンとカズ』で第71回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞などを受賞。さらに、映画『北の桜守』(18)やNHK連続テレビ小説「まんぷく」(18~19)、ドラマ「恋は続くよどこまでも」に出演するなど引く手数多の人気俳優。

同じく主人公・ノリコ役を演じる武田梨奈は空手黒帯の腕前からデビュー後、映画『ハイキック・ガール!』(09)の主演に抜擢。アクションのみならず、シリーズ4期に渡って放送された人気ドラマ「ワカコ酒」(15~19)でも抜群の存在感を示している。また、二人と敵対する地元若人役でネルソンズの青山フォール勝ちが映画に新鮮な彩りを与えている。

この作品はもともと島根県美保関町を舞台にした15分の短編映画として着手されたが、美保関町民と松江市現地職員の烈々たる応援によって最終的に“ご当地PR映画”感ゼロ、ブラックユーモア満載の骨太な長編ロードムービーに姿を変えることとなった。第11回沖縄国際映画祭を発端に、海外映画祭への入選が相次いで、2020年1月20日時点でモナコ国際映画祭・セントラルミシガン国際映画祭・ブルーリッジ映画祭など12ヶ国25以上の映画祭に入選を確定し、すでにベスト作品賞2つを含む10タイトル以上を受賞。
2020年2月21島根県・東宝5で先行上映、3月20日東京・テアトル新宿にて公開