• 4 年前
映画『霧の中の少女』予告編
迷宮入りする少女失踪事件。カリスマ警部が辿り着く、想像を絶する結末とはー。イタリアの作家ドナート・カリシの同名ベストセラー小説をカリシ自身が映画化し、トニ・セルヴィッロとジャン・レノの初共演が実現したミステリー映画『霧の中の少女』。

【霧が立ち込める夜 少女が忽然と消えた】
「娘のアンナは身長160cm 赤毛の長い髪です」妖しい霧が立ち込める田舎町、クリスマス前夜の12月23 日。教会に向かった娘は、そのまま家には帰ってこなく失踪した。突然、娘の姿が消えてしまい、悲痛に 訴える両親。都会からやってきたヴォーゲル警部が、この少女失踪事件の捜査の指揮を執ることに。

【容疑者として浮かび上がった教師】:アレッシオ・ボーニ
捜査線上に浮かび上がったのは、アンナが通う高校の教師マルティーニ。「悪こそ物語の原動力」と意味 深な発言を繰り返すマルティーニに対して、アンナの同級生も疑いの目を向ける。

【真相究明に乗り出すカリスマ警部】:トニ・セルヴィッロ
ヴォーゲルは巧妙にメディアを操って藪の中の犯罪者をあぶり出す型破りな捜査官。アンナの両親にテ レビ向けの会見を行わせ、ヘリコプターや山岳救助隊を駆り出して大規模な捜索を開始。さらには顔なじ みのニュース・レポーターを利用して、この事件をイタリア全土の注目を集めるよう仕向けていく。

【捜査に協力する精神科医】:ジャン・レノ
ところが今回の事件はヴォーゲルを嘲笑うかのように異様な展開を見せ、謎はどんどん深まっていく。そこ で、警察から捜査協力を要請された引退間近の精神科医フローレスは、ヴォーゲルに事件について助言 するが…。

閉塞感のある村人たちは、犯人はよそ者に違いないと思っているが、心の底では、悪は近くに潜んでいる と思っている。そして、ヴォーゲルには正体不明の連続誘拐魔“霧の男”に関する情報がもたらされ、彼の “完璧なる捜査”は根底から覆されていくのだった…。

ごく普通の人間の“心の闇”に切り込む、深遠なるミステリーが期待できる予告編に仕上がっている。
2020年2月28日公開

お勧め